2023 年度経済学II シラバス

【 2023 年度授業概要】
科　　　目			経済学II ( Economics II )
担当教員			藤野夏海非常勤講師
対象学年等			全学科・5年・後期・選択・1単位【講義】 ( 学修単位I )
学習・教育目標			C3(80%), D2(20%)
授業の概要と方針			本科目では，マクロ経済学の基本的な理論（GDP，マクロ経済政策，IS-LMモデル等）を学び，最新の経済問題を理解するための知識を身につける．また，技術者として社会で活躍するための見方・考え方を養う．
到達目標		1	【C3】マクロ経済指数について理解する．
		2	【C3】 GDPと総需要の理論について理解する．
		3	【C3】金融市場について理解する．
		4	【C3】マクロ経済政策について理解する．
		5	【D2】 IS-LMモデル・分析について理解する．
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評価方法と基準	到達目標毎	1	マクロ経済指数について，理解度を定期テストにより評価する．
		2	GDPと総需要について，理解度を定期テストにより評価する．
		3	金融市場について，理解度を定期テストにより評価する．
		4	マクロ経済政策について，理解度を定期テストにより評価する．
		5	IS-LMモデル・分析について，理解度を定期テストにより評価する．
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	総合評価		成績は，試験100%　として評価する．成績は，定期テスト100%として評価する．定期テストは100点満点で60点以上を合格とする．
テキスト			『マクロ経済学の基礎（第2版）』：家森信善（中央経済社）
参考書			『入門マクロ経済学』：井堀利宏（新世社）『入門経済学』：伊藤元重（日本評論社）『経済学入門』中村保・大内田康徳（ミネルヴァ書房）『ALLマクロ経済学』：ダロン・アセモグル/デヴィッド・レイブソン/ジョン・リスト（東洋経済新報社）
関連科目			政治・経済（3年），経済学I（5年）
履修上の注意事項

【授業計画（経済学II ）】
週	上段：テーマ／下段：内容（目標、準備など）
1	授業オリエンテーション
1	授業の進め方や成績の評価方法について説明する．
2	マクロ経済学で学ぶこと
2	マクロ経済学とはどのような学問なのか解説する．
3	マクロ経済学と日本経済
3	マクロ経済指標について最新のトピックスを交えながら解説する．
4	GDP（国内総生産）
4	GDPについて最新のトピックスを交えながら解説する．
5	消費と貯蓄
5	消費関数と貯蓄率について最新のトピックスを交えながら解説する．
6	企業の投資
6	投資関数と実質金利について最新のトピックスを交えながら解説する．
7	政府の支出
7	財政の機能について最新のトピックスを交えながら解説する．
8	総需要の経済学
8	総需要について最新のトピックスを交えながら解説する．
9	金融市場の分析
9	金融市場の理論について最新のトピックスを交えながら解説する．
10	ISーLMモデル
10	ISーLMモデルの基礎を解説する．
11	ISーLMモデルを使った分析
11	ISーLMモデルを用いて，労働市場について最新のトピックスを交えながら解説する．
12	物価の分析
12	ISーLMモデルを用いて，物価と貨幣供給の関係について最新のトピックスを交えながら解説する．
13	国際版ISーLM分析
13	国際版ISーLMモデルの基礎を解説する．
14	日本のISーLM分析曲線
14	現実のデータを用いた，ISーLM分析を解説する．
15	マクロ経済学にかかわる最新トピックス
15	これまでの講義を踏まえ，マクロ経済学の最新トピックスを紹介する．
備考	後期定期試験を実施する．