| 科 目 | 構造力学W ( Structural Mechanics IV ) | |||
|---|---|---|---|---|
| 担当教員 | 上中 宏二郎 教授 | |||
| 対象学年等 | 都市工学科・5年・後期・必修・1単位【講義】 ( 学修単位I ) | |||
| 学習・ 教育目標 |
A4-S2(100%) | |||
| JABEE 基準1(1) |
(d),(g) | |||
| 授業の概要 と方針 |
2〜4年生までに学習した構造力学の総括を行うとともに,高次不静定構造物の解法である変位法を学習する.さらに,マトリックス構造解析について学ぶ. | |||
| 到 達 目 標 |
1 | 【A4-S2】 節点変位が無いラーメンの曲げモーメント図が描ける. | 2 | 【A4-S2】 節点変位が有るラーメンの曲げモーメント図が描ける. | 3 | 【A4-S2】 バネ系の剛性方程式や断面力を求めることができる. | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
| 評 価 方 法 と 基 準 |
到 達 目 標 毎 |
1 | 節点変位が無いラーメンの曲げモーメント図を理解しているかをレポートおよび中間試験により確認する. | |
| 2 | 節点変位が有るラーメンの曲げモーメント図を理解しているかをレポートおよび定期試験により確認する. | |||
| 3 | バネ系の剛性方程式や断面力を求められるかをレポートおよび定期試験により確認する. | |||
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| 総 合 評 価 |
成績は,試験70% レポート30% として評価する.100点満点中60点以上を合格とする.試験70%の内訳は,中間試験35%,定期試験35%とする. | |||
| テキスト | 「構造力学下(不静定編)」,崎元達郎,森北出版 | |||
| 参考書 | 「構造力学徹底演習」,鈴木基行,森北出版 「構造力学II」,岡村宏一,鹿島出版会 「詳解構造力学演習」,彦坂煕,崎山毅,大塚久哲,共立出版 |
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| 関連科目 | 数学,物理,構造力学(2〜4年生で学習した内容) | |||
| 履修上の 注意事項 |
1)受講にあたり,2〜4年生までに学習した構造力学を復習しておくこと.2)授業内容の理解には手を動かして演習することが大事.3)配布プリントや返却課題は1つのファイルに綴じて整理し,いつでも参照できるようにしておくこと.4)授業進行の妨げになる迷惑行為をした場合,退場してもらうことがある.5)教科書を持参しないと受講を遠慮してもらう場合がある.6)授業開始5分前には受講準備を整えること. | |||
| 回 | 上段:テーマ/下段:内容(目標、準備など) |
|---|---|
| 1 | たわみ角法概要説明 |
| 材端モーメント,接線角,部材角,たわみ角について概説する. | |
| 2 | 荷重項(1) |
| 荷重項の算定について学習する. | |
| 3 | 荷重項(2) |
| 荷重項の算定について学習する. | |
| 4 | 節点変位が無いラーメンの解法(1) |
| 節点変位が無いラーメンについて学習する. | |
| 5 | 節点変位が無いラーメンの解法(2) |
| 節点変位が無いラーメンについて学習する. | |
| 6 | 節点変位が有るラーメンの解法(1) |
| 節点変位が有るラーメンについて学習する. | |
| 7 | 節点変位が有るラーメンの解法(2) |
| 層方程式を学び節点変位が有るラーメンについて学習する. | |
| 8 | 中間試験 |
| 1〜7回目の内容の中間試験を行う. | |
| 9 | 中間試験の解説,節点変位が有るラーメンの解法(3) |
| 中間試験の解答を示し,解説するとともに,温度変化によるラーメンの曲げモーメントの解法について学習する. | |
| 10 | 節点変位が有るラーメンの解法(4) |
| 地盤の不当沈下など支点が移動した場合のラーメンの曲げモーメントを求める. | |
| 11 | マトリックス構造解析(1) |
| マトリックス構造解析について概説する. | |
| 12 | マトリックス構造解析(2) |
| 軸力部材の剛性マトリックスの解法を学習する. | |
| 13 | マトリックス構造解析(3) |
| 軸力部材の剛性マトリックスの解法を学習する. | |
| 14 | マトリックス構造解析(4) |
| 任意方向を向く軸力部材の剛性マトリックスについて学習する. | |
| 15 | 定期試験の解答および構造力学のまとめ |
| 定期試験の解答,解説を行う.また4年間の構造力学全般についてまとめる. | |
| 備 考 |
後期中間試験および後期定期試験を実施する. |