【 2020 年度 授業概要】
科   目 情報数値解析 ( Numerical Analysis of Information )
担当教員 高科 豊 准教授
対象学年等 都市工学科・4年・後期・必修・1単位 ( 学修単位I )
学習・
教育目標
A3(100%)
JABEE
基準1(1)
(c),(d)
授業の概要
と方針
表計算ソフトを用いて,工学的問題について数値解析を通して処理することを学ぶ.



1 【A3】 表計算ソフトを用いて,基礎的な物理数学の解を求めることができる.
2 【A3】 表計算ソフトのグラフィカル機能を使うことができる.
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1 表計算ソフトを用いて,基礎的な物理数学の問題を解法できるかを課題レポ−トで評価する.
2 表計算ソフトを用いて,解をグラフィカルに問題解決できるかを課題レポ−トで評価する.
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成績は,レポート100% として評価する.100点満点で60点以上を合格とする.
テキスト 課題関連プリント
参考書 Excelではじめる数値解析 伊津野和行・酒井和久共著 森北出版
演習グラフィカル物理数学 松本亮介・山口智実著 電気書院
てっとり早く確実にマスタ−できるExcel VBAの教科書 大村あつし著 技術評論社
しっかり学ぶExcel VBA標準テキスト 近田順一朗 技術評論社
関連科目 数学I,数学II,物理,確率統計
履修上の
注意事項
私語をしない等しっかりとした受講姿勢等で学ぶこと.指定課題の提出は原則必要不可欠とする.

【授業計画( 情報数値解析 )】
上段:テーマ/下段:内容(目標、準備など)
1 ガイダンス及び数値微分
接線の傾きと微分係数,関数の概形について学習する.
2 関数の近似
テイラ−(Taylor)展開・差分による関数近似 マクロ−リン(maclaurin)展開について学習する.
3 積分の計算
定積分と面積の計算,回転体の体積の計算について学習する.
4 偏微分の計算
多変数関数における偏微分について学習する.
5 非線形方程式の解法
ニュ−トンラプソン法(Newton Raphson)による非線形方程式の解法について学習する.
6 常微分方程式
振動シミュレ−ションについて学習する.
7 偏微分方程式
熱伝導シミュレ−ションについて学習する.
8 連立方程式と逆行列
ヤコビ法について学習する.
9 ベクトル演算(内積・外積)
ベクトル演算(内積・外積)について学習する.
10 回転行列による3次元空間表現の利用
回転行列による3次元空間表現の利用について学習する.
11 非線形連立方程式
非線形連立方程式の解法について学習する.
12 最小二乗法と回帰直線・相関係数
最小二乗法と回帰直線・相関係数について学習する.
13 確率密度関数による力学的評価
確率密度関数による力学的評価について学習する.
14 フ−リエ(Fourier)級数,フ−リエ変換・スペクトル解析の意味,ノコギリ波の作成
フ−リエ(Fourier)級数,フ−リエ変換・スペクトル解析について学習する.
15 都市工学における数値解析例
都市工学における数値解析例について学習する.


中間試験および定期試験は実施しない.