【 2020 年度 授業概要】
科   目 社会科学特講 ( Comprehensive Social Studies )
担当教員 八百 俊介 教授
対象学年等 全学科・5年・通年・選択・2単位 ( 学修単位I )
学習・
教育目標
C3(80%), D2(20%)
JABEE
基準1(1)
(a),(b)
授業の概要
と方針
前期は交通と地域の関係を学習したのち,交通の発生要因である人間の知覚と行動の成り立ちならびに都市・商業などの立地パターンとその形成要因を学習する.後期は,国内における異文化との共生について学習したうえで,各種資源をめぐる諸問題を把握し,過去の事例を参考にしながら発展途上国の成長策について検討する.



1 【C3】 交通現象の計量的把握,人間の知覚と行動の成り立ちが理解できる
2 【C3】 都市ならびに施設・産業の立地パターンが理解できる
3 【D2】 国内における外国人問題・少数民族問題が理解できる
4 【C3】 各種資源をめぐる問題が理解できる
5 【C3】 途上国の経済的発展方法が理解できる
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1 交通現象の計量的把握,人間の知覚と行動の成り立ちが理解できるか定期試験・レポートでで評価する
2 都市ならびに施設・産業の立地パターンが理解できるか定期試験で評価する
3 国内における外国人問題・少数民族問題が理解できるか定期試験・レポートで評価する
4 各種資源をめぐる問題が理解できるか定期試験・レポートで評価する
5 途上国の経済的発展方法が理解できるか定期試験で評価する
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成績は,試験90% レポート10% として評価する.100点満点とし,60点以上を合格とする
テキスト ノート講義
参考書 授業時に提示
関連科目 1年「地理」
履修上の
注意事項
 

【授業計画( 社会科学特講 )】
上段:テーマ/下段:内容(目標、準備など)
1 交通と地域1
交通と地域の相互関係
2 交通と地域2
交通路の計量的分析
3 交通と地域3
交通現象を指標とした地域分析
4 知覚と行動1
知覚の成り立ち
5 知覚と行動2
空間認識と図式化
6 知覚と行動3
行動の成り立ち
7 知覚と行動4
個人行動分析と地域計画
8 演習
第1週から第7週の範囲の演習
9 都市の立地と都市システム1
都市の立地と商圏
10 都市の立地と都市システム2
都市システムと中心地論
11 施設と産業の立地1
工業の立地(古典的立地論)
12 施設と産業の立地2
工業の立地(新しい視点)
13 施設と産業の立地3
公共施設の立地
14 施設と産業の立地4
物流拠点の立地
15 文化の伝播ならびに定期試験の解答・解説
定期試験の返却・解答の解説を行うとともに人間活動と文化の伝播を考察する
16 異文化との混住1
国内における外国人居住者・少数民族の発生原因
17 異文化との混住2
国内における外国人居住者・少数民族をめぐる問題とその対応
18 異文化との混住3
国内における外国人居住者・少数民族をめぐる問題の拡大
19 異文化との混住4
日本における外国人居住者をめぐる現状と今後
20 鉱産資源問題
鉱産資源確保をめぐる問題
21 食料問題
食料確保をめぐる諸問題
22 水資源問題
水資源確保をめぐる諸問題
23 演習
第16週から第22週の範囲での演習
24 途上国の経済的状況1
最貧国・債務超過など途上国の抱える経済的問題の原因
25 途上国の経済的状況2
途上国における工業化の現状
26 途上国の経済発展1
新興国における発展の要因
27 途上国における経済発展2
工業化による途上国の発展と問題
28 途上国経済の展望1
今後の途上国発展の方策
29 途上国経済の展望2
今後の途上国発展の方策
30 日本の国際貢献ならびに定期試験の解答・解説
定期試験の返却・解答の解説を行うとともに今後日本が国際社会で果たす役割を考察する


前期定期試験および後期定期試験を実施する.学年末に再試験を行うことがある