【 2019 年度 授業概要】
科   目 機械工作法 ( Manufacturing Technology )
担当教員 斉藤 茂 教授
対象学年等 機械工学科・2年B組・前期・必修・1単位 ( 学修単位I )
学習・教育
目標
A4-M4(100%)
授業の概要
と方針
「ものづくり」には材料と加工と設計の知識が必要である.それを達成するためには,より高い加工技術が必要である.そのために機械工作の基礎となる加工方法を全般にわたり講義する.



1 【A4-M4】 金属の基本的な加工法が理解できる.
2 【A4-M4】 鋳造方法,非破壊検査方法について理解できる.
3 【A4-M4】 塑性加工方法について理解できる.
4 【A4-M4】 溶接法について理解できる.
5 【A4-M4】 切削加工方法について理解できる.
6 【A4-M4】 研削加工方法について理解できる.
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1 金属の基本的な加工法が理解できているか中間試験,レポートで評価する.
2 鋳造方法,非破壊検査方法について理解できているか中間試験,レポートで評価する.
3 塑性加工方法について理解できているか中間試験,レポートで評価する.
4 溶接法について理解できているか定期試験,レポートで評価する.
5 切削加工方法について理解できているか定期試験,レポートで評価する.
6 研削加工方法について理解できているか定期試験,レポートで評価する.
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成績は,試験80% レポート20% として評価する.なお,試験成績は,中間試験と定期試験の平均点とする.100点満点で60点以上を合格とする.
テキスト 「機械系教科書シリーズ3機械工作法」:平井三友,和田任弘,塚本晃久共著(コロナ社)
参考書 「機械工作要論」:大西久治著(理工学社)
「最新機械製作」:機械製作法研究会編(養賢堂)
関連科目 機械実習
履修上の
注意事項
1年生の機械実習の内容をよく理解していること.

【授業計画( 機械工作法 )】
上段:テーマ/下段:内容(目標、準備など)
1 機械工作法について
金属の加工性と機械工作法の分類,機械製作の順序について説明する.
2 鋳造
鋳造の概要,模型と模型用材料,鋳型の種類について説明する.
3 鋳造
溶解炉と鋳込み,鋳物の欠陥,非破壊検査法について説明する.
4 鋳造
鋳造用金属材料,特殊鋳造法について説明する.
5 塑性加工
塑性加工の概要
6 塑性加工
鍛造,圧延について説明する.
7 塑性加工
プレス加工,その他の塑性加工法について説明する.
8 中間試験
これまでの内容の理解度を中間試験で確認する.
9 中間試験の返却および解説
中間試験の返却および解説を行う.
10 溶接
ガス溶接,抵抗溶接,その他の溶接について説明する.
11 溶接
溶接部の性質,各種材料の溶接について説明する.
12 切削加工
切削加工の概要,切削理論について説明する.
13 切削加工
各種工作機械について説明する.
14 研削加工
研削加工の概要,研削理論,研削砥石,各種研削法について説明する.
15 定期試験の解答および解説
定期試験の解答および解説を行う.


前期中間試験および前期定期試験を実施する.前期中間試験および前期定期試験を実施する.