【 2018 年度 授業概要】
科   目 保健・体育 ( Health and Physical Education )
担当教員 小森田 敏 教授、寺田 雅裕 教授
対象学年等 機械工学科・2年B組・通年・必修・2単位 ( 学修単位I )
学習・教育
目標
C3(100%)
授業の概要
と方針
各種の運動を自主的に行わせることによって,積極的に運動を実施する習慣を育て,生涯体育につながる能力を養う.また,健全な社会生活を営む能力や態度を養い,健康・スポーツに関する基礎知識や体力の養成を目的とする.種目選択制で行う.【前期種目:ソフトボール,バレーボール,水泳】【後期種目:サッカー,バスケット,卓球】



1 【C3】 ソフトボールの特性を理解し,打つ・守る・走る・投げる等の基本技能を習得する.また,ルールや審判法,スコアのつけ方等を学び,簡易ゲームができるようにする.
2 【C3】 バレーボールの特性を理解し,レシーブ・パス・スパイク・サービス等の基本技能を習得する.また,ルールや審判法,スコアのつけ方等を学び,簡易ゲームができるようにする.
3 【C3】 水の特性や泳ぎのメカニズムを理解し,基本泳法を学ぶ.また,水中での自己防衛技術として,総合的な水泳能力の向上を図る.
4 【C3】 サッカーの特性を理解し,シュート・ドリブル・パス・トラップなどのボールを扱った基本技能や,連係を活かした対人技能を修得する.また,ルールや審判法,スコアのつけ方等を学び,簡易ゲームができるようにする.
5 【C3】 バスケットボールの特性を理解し,シュート・ドリブル・パスなどのボールを扱った基本技能や,連係を活かした対人技能を修得する.また,ルールや審判法,スコアのつけ方等を学び,簡易ゲームができるようにする.
6 【C3】 卓球の特性及び,基本ストロークや球の回転を理解し,習得する.また,ルールや審判法,スコアのつけ方等を学び,シングルスやダブルスができるようにする.
7 【C3】 毎時間ストレッチやサーキットトレーニングを行うことにより,継続的な体力増進・傷害予防に関する知識と技能を修得する.また,各種目の練習方法を学び,段階的な技能習熟を図る.
8 【C3】 新体力テストを実施することにより,各自の体力を評価し,その結果を分析して,不足している能力の向上を図る.
9  
10  












1 ソフトボールの特性の理解・ルール・審判法・ボールスキル・ゲームの進め方などを理解し,習得しているか評価する.
2 バレーボールの特性の理解・ルール・審判法・ボールスキル・ゲームの進め方などを理解し,習得しているか評価する.
3 水の特性や泳ぎのメカニズム・泳法能力・自己防衛技術・救急法などを理解し,習得しているか評価する.
4 サッカーの特性の理解・ルール・審判法・ボールコントロール・ゲームの進め方などを理解し,習得しているか評価する.
5 バスケットボールの特性の理解・ルール・審判法・ボールコントロール・ゲームの進め方などを理解し,習得しているか評価する.
6 卓球の基本ストロークなどの習得を目指し評価は行わない.
7 健康増進・傷害予防・技能習熟に関して,毎時間の習熟度を(関心・意欲・思考・技能・知識)を評価する.
8 新体力テストの得点を評価する.
9  
10  




前期は到達目標毎1〜3=20%ずつ,到達目標毎7=40%の割合で評価し,後期は到達目標毎4〜5=25%ずつ,到達目標毎7=40%,到達目標毎8=10%の割合で評価する.前期と後期をそれぞれ50点ずつとし,100点満点で60点以上を合格とする.
テキスト ステップアップ高校スポーツ:大修館書店
改訂増補版「保健体育概論」:近畿地区高等専門学校体育研究会編 晃洋書房
参考書 目でみる動きの解剖学:大修館書店
最新体育・スポーツ科学研究法:大修館書店
スポーツマンなら誰でも知っておきたい「からだ」のこと:大修館書店
トレーニング指導者テキスト理論編:ベースボールマガジン社
トレーニング指導者テキスト実践編:ベースボールマガジン社
関連科目 なし
履修上の
注意事項
卓球は評価しない.

【授業計画( 保健・体育 )】
上段:テーマ/下段:内容(目標、準備など)
1 ガイダンス・知識学習
前期授業の内容説明および注意点,改訂増補版を利用しp23〜40の運動の分析に関する知識学習を行う.
2 バレーボール1
安全に留意し,正しい用具(バレーボール・支柱の運び方・ネットの張り方)の使い方を覚える.対人パスを通して,様々なパス技能(オーバーハンド・アンダーハンド)の方法を学ぶ.また,ラリーが続くような簡易ゲームを学ぶ.
3 ソフトボール1
安全に留意し,正しい用具(バット・グローブ・ベース・ソフトボール・マスク)の使い方を覚える.キャッチボールを通して,様々なスローイング(ピッチングを含む)の方法を学ぶ.トスバッティングを通して,バットコントロール・ミート・捕球の方法を理解する.
4 バレーボール2
対人パスを通して,前回の学習内容を定着させる.また,スパイク練習やサーブ練習を通して,攻撃の方法を学ぶ.また,簡易ゲームを通して,ルールや運営方法を学ぶ.
5 ソフトボール2
キャッチボール・トスバッティング・シートノックを通して,前回の学習内容を定着させる.また,簡易ゲームを通して,ルールや運営方法を学ぶ.
6 バレーボール3
対人パスやスパイク練習を通して,前回の学習内容を定着させる.また,簡易ゲームを通して,三段攻撃やルール,運営方法を学ぶ.
7 ソフトボール3
キャッチボール・トスバッティング・シートノックを通して,前回の学習内容を定着させる.また,簡易ゲームを通して,ルールや運営方法を学ぶ.
8 バレーボール4
対人パスやスパイク練習を通して,前回の学習内容を定着させる.また,ローテーションを取り入れた正式ゲーム(6人制)を通して,ルールや運営方法を学ぶ.
9 ソフトボール4
キャッチボール・トスバッティング・シートノックを通して,前回の学習内容を定着させる.また,正式ゲームを通して,ルールや運営方法を学ぶ.
10 バレーボール5
正式ゲームを通して,ルールや運営方法を学ぶ.また,学習内容をスキルテストで評価する.
11 ソフトボール5
正式ゲームを通して,ルールや運営方法を学ぶ.また,学習内容をスキルテストで評価する.
12 水泳1
水の特性を理解し,浮き方・沈み方などを学ぶ.また,泳ぎのメカニズム(ストリームライン・ローリング・息継ぎ・ストローク)を学び,基本泳法にチャレンジし,個人の能力に応じて,泳力を高める.
13 水泳2
水の特性を理解し,浮き方・沈み方などを学ぶ.また,泳ぎのメカニズム(ストリームライン・ローリング・息継ぎ・ストローク)を学び,基本泳法にチャレンジし,個人の能力に応じて,泳力を高める.
14 水泳3
水に関する事故とその原因を知り,自己防衛方法を着衣水泳や浮き身を通して学ぶ.様々なリレー種目を行い,泳ぐことだけでなく,競い合う楽しみを味わう.
15 水泳4
学習内容をスキルテストで評価する.
16 ガイダンス・知識学習
後期授業の内容説明および注意点,増補版を利用しp145〜170心と健康に関する知識学習を行う.
17 バスケットボール1
安全に留意し,正しい用具(ボール・ゼッケン・タイマー)の使い方を覚える.ハンドリングを通して,様々なボールコントロール技能(キャッチング・ドリブル)の方法を学ぶ.また,簡易ゲームを通して,個人の技能を高める.
18 サッカー1
安全に留意し,正しい用具(ボール・ゴールの持ち運び)の使い方を覚える.対人パスを通して,様々なパス技能(インサイド・アウトサイド・ヘディング)及びトラッピングの方法を学ぶ.
19 新体力テスト
反復横とび・20mシャトルラン・立ち幅跳び・上体起こし・長座体前屈・ハンドボール投げ・50m走を測定する.身長・体重・座高・体脂肪・握力を測定する.
20 バスケットボール2
対人練習を通して,前回の学習内容を定着させる.また,簡易ゲームを通して,連係プレーやルール,運営方法を学ぶ.
21 サッカー2
対人パスを通して,前回の学習内容を定着させる.また,簡易ゲームを通して,ルールや運営方法を学ぶ.
22 バスケットボール3
対人練習や集団練習を通して,前回の学習内容を定着させる.また,簡易ゲームを通して,連係プレーやルール,運営方法を学ぶ.
23 サッカー3
対人パスを通して,前回の学習内容を定着させる.また,簡易ゲームを通して,対人技能及びルールや運営方法を学ぶ.
24 バスケットボール4
対人練習や集団練習を通して,前回の学習内容を定着させる.また,正式コートを使ってのリーグ戦を通して,より高度な連係プレーやルール,運営方法を学ぶ.
25 サッカー4
対人練習や集団練習を通して,前回の学習内容を定着させる.また,正式コートを使ってのリーグ戦を通して,より高度な連係プレーやルール,運営方法を学ぶ.
26 バスケットボール5
対人練習や集団練習を通して,前回の学習内容を定着させる.また,正式コートを使ってのリーグ戦を通して,より高度な連係プレーやルール,運営方法を学ぶ.
27 サッカ5
対人練習や集団練習を通して,前回の学習内容を定着させる.また,正式コートを使ってのリーグ戦を通して,より高度な連係プレーやルール,運営方法を学ぶ.
28 バスケットボール6
正式ゲームを通して,ルールや運営方法を学ぶ.また,学習内容をスキルテストで評価する.
29 サッカー6
正式ゲームを通して,ルールや運営方法を学ぶ.また,学習内容をスキルテストで評価する.
30 卓球1
卓球の基本ストローク,球の回転の理解をする.シングルス・ダブルスのゲームを理解する.


中間試験および定期試験は実施しない.(1)授業の導入や雨天時などを利用して,改訂増補版「保健体育概論」の内容を学習する.(2)スキルテストについては,定期試験中には行わず,授業内で行う.