【 2018 年度 授業概要】
科   目 社会科学特講 ( Comprehensive Social Studies )
担当教員 八百 俊介 教授
対象学年等 全学科・5年・通年・選択・2単位 ( 学修単位I )
学習・
教育目標
C3(80%), D2(20%)
JABEE
基準1(1)
(a),(b)
授業の概要
と方針
前期は,諸外国における貧困・異文化共生・資源獲得などの政治的・社会的問題の発生原因について地誌的視点を交えて学習する.後期は途上国の経済発展,世界規模での経済問題を学習し,日本と途上国の関わりについて検討する.



1 【C3】 貧困層をめぐる問題が社会的・経済的構造から理解できる
2 【D2】 異文化との軋轢の発生要因と対応が理解できる
3 【C3】 国際紛争・連携の要因としての資源問題が理解できる
4 【C3】 世界レベルでの経済活動の拡大過程と途上国の発展問題が理解できる
5 【C3】 途上国の発展に対する日本の取りうる援助方法を提示できる
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1 貧困層の発生原因,影響を歴史的過程,国内の社会的・経済的構造から理解できているか定期試験で評価する
2 異文化との軋轢の発生要因と対応が理解できているか定期試験で評価する
3 国際紛争・連携の背景に資源確保・争奪が存在することが理解できているか定期試験で評価する
4 経済活動が拡大する過程や途上国の経済発展方法について理解できているか定期試験で評価する
5 途上国の発展に対する日本の取りうる援助方法が提示できるか定期試験で評価する
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成績は,試験100% として評価する.100点満点とし,60点以上を合格とする
テキスト ノート講義
参考書 授業時に提示
関連科目 地理
履修上の
注意事項
 

【授業計画( 社会科学特講 )】
上段:テーマ/下段:内容(目標、準備など)
1 国際社会に対する視点
現在の国際社会が抱える問題について概観する
2 貧困問題1
先進国・途上国それぞれにおける貧困問題を社会的・経済的要因から学習する.貧困の定義と現状
3 貧困問題2
貧困の原因と影響
4 外国人との共生1
国内の外国人増加の原因と迫害問題の原因について学習する.外国人流入の原因
5 外国人との共生2
外国人受け入れの理由
6 外国人との共生3
外国人増加による諸問題
7 外国人との共生4
日本の課題
8 演習
第1週目から第7週目の範囲での演習を行う
9 民族・文化対立1
民族・文化を原因とする対立構造について学習する.少数民族の発生原因
10 民族・文化対立2
少数民族を取り巻く問題
11 資源確保と諸問題1
資源確保に関連する諸問題を考察する.資源確保をめぐる問題
12 資源確保と諸問題2
鉱産資源確保をめぐる動き
13 資源確保と諸問題3
食料確保をめぐる問題
14 資源確保と諸問題4
水資源問題
15 まとめ
演習形式でのまとめ
16 経済の世界的枠組み1
国家間の経済活動の原初形態を学習する.経済力比較の方法
17 経済の世界的枠組み2
経済の世界的枠組みの変化
18 世界経済の拡大1
経済活動の拡大原因と影響を学習する.物資をめぐる動き
19 世界経済の拡大2
人材をめぐる動き
20 世界経済の拡大3
直接投資
21 世界経済の拡大4
間接投資
22 世界経済の拡大5
第19週目に同じ
23 演習
第16週目から第22週目の範囲での演習を行う
24 途上国の経済発展1
新興国の発展原因について学習する.発展の定義
25 途上国の経済発展2
発展の前例(工業分野)
26 途上国の経済発展3
発展の前例(非工業分野)
27 途上国の経済発展4
今後の発展と課題
28 途上国の発展と援助1
途上国の発展に際し日本が取りうる援助策を検討する
29 途上国の発展と援助2
途上国の発展に際し日本が取りうる援助策を検討する
30 まとめ
演習形式でのまとめ


前期定期試験および後期定期試験を実施する.