【 2016 年度 授業概要】
科   目 機械工学演習 ( Practice of Mechanical Engineering )
担当教員 和田 明浩 教授
対象学年等 機械工学科・1年B組・通年・必修・1単位 ( 学修単位I )
学習・教育
目標
A2(100%)
授業の概要
と方針
機械工学を学ぶ上で基礎となる力学分野に焦点を絞り,演習を通して計算力・思考力を養う.力のつり合い,速度・加速度などについて演習し,関連する数学的知識の定着を図る.また,学習内容が実社会でどのように利用されているかを解説する.



1 【A2】 力のつり合い条件を理解し,活用できる.
2 【A2】 モーメントのつり合い条件を理解し,活用できる.
3 【A2】 工学分野で利用される単位を理解し,単位換算ができる.
4 【A2】 直線運動における速度・加速度の概念を理解し,活用できる.
5 【A2】 平面運動における速度・加速度の概念を理解し,活用できる.
6 【A2】 運動の法則(第1,第2,第3法則)を理解し,活用できる.
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1 力のつり合い条件の理解度を,前期中間試験・前期定期試験,後期中間試験,後期定期試験およびレポート課題で評価する.
2 モーメントのつり合い条件の理解度を,前期中間試験・前期定期試験,後期中間試験,後期定期試験およびレポート課題で評価する.
3 工学分野で利用される単位の理解度を,前期定期試験,後期中間試験,後期定期試験およびレポート課題で評価する.
4 直線運動における速度・加速度の概念の理解度を,前期定期試験,後期中間試験,後期定期試験およびレポート課題で評価する.
5 平面運動における速度・加速度の概念の理解度を,後期中間試験,後期定期試験およびレポート課題で評価する.
6 運動の法則(第1,第2,第3法則)の理解度を,後期中間試験,後期定期試験およびレポート課題で評価する.
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成績は,試験70% レポート30% として評価する.レポートの30%には,小テストの評価も含む.100点満点で60点以上を合格とする.
テキスト プリント配布
参考書 「高専の物理[第5版]」和達三樹監修(森北出版)
「エクセル物理I+II 三訂版」(実教出版)
関連科目 数学I,数学II,物理
履修上の
注意事項
数学,物理との関係が深いため,これらの科目で学習した内容をしっかり理解しておくこと.

【授業計画( 機械工学演習 )】
上段:テーマ/下段:内容(目標、準備など)
1 ガイダンス
授業概要,成績評価法について説明するとともに,生活実態調査アンケートを行い入学生の現状を把握する.また,機械工学科の進路状況などのデータを紹介して今後の学生生活について考えさせる.
2 力のつり合い,モーメントのつり合いに関する演習(1)
力のつり合い,モーメントのつり合いに関する演習を行う.キーワード:作用反作用の法則,力の合成と分解,力のつり合い,モーメントのつり合い
3 力のつり合い,モーメントのつり合いに関する演習(2)
力のつり合い,モーメントのつり合いに関する演習を行う.キーワード:作用反作用の法則,力の合成と分解,力のつり合い,モーメントのつり合い
4 力のつり合い,モーメントのつり合いに関する演習(3)
力のつり合い,モーメントのつり合いに関する演習を行う.キーワード:作用反作用の法則,力の合成と分解,力のつり合い,モーメントのつり合い
5 力のつり合い,モーメントのつり合いに関する演習(4)
力のつり合い,モーメントのつり合いに関する演習を行う.キーワード:作用反作用の法則,力の合成と分解,力のつり合い,モーメントのつり合い
6 力のつり合い,モーメントのつり合いに関する演習(5)
力のつり合い,モーメントのつり合いに関する演習を行う.キーワード:作用反作用の法則,力の合成と分解,力のつり合い,モーメントのつり合い
7 総合演習
学習内容のまとめとして総合演習を行う.
8 中間試験
力のつり合い,モーメントのつり合いの理解度を評価する.
9 中間試験の解説
中間試験内容について解説するとともに,機械工学科関連のトピックスについて紹介する.
10 直線運動に関する演習(1)
直線運動に関する演習を行う.キーワード:速度,加速度
11 直線運動に関する演習(2)
直線運動に関する演習を行う.キーワード:速度,加速度
12 重力場の運動に関する演習(1)
直線運動に関する演習を行う.キーワード:速度,加速度,自由落下,鉛直投げ上げ
13 重力場の運動に関する演習(2)
直線運動に関する演習を行う.キーワード:速度,加速度,自由落下,鉛直投げ上げ
14 重力場の運動に関する演習(3)
直線運動に関する演習を行う.キーワード:速度,加速度,自由落下,鉛直投げ上げ
15 総合演習
学習内容のまとめとして総合演習を行う.
16 単位の解説
工学で使用されている様々な単位について解説する.基本単位と組立単位の違い,単位につける接頭辞(キロ,メガ,ミリ,マイクロなど)について解説し,単位換算の演習を行う.
17 運動量と力積に関する演習(1)
直線運動に関する演習を行う.キーワード:運動量,力積,衝突,反発係数
18 運動量と力積に関する演習(2)
直線運動に関する演習を行う.キーワード:運動量,力積,衝突,反発係数
19 運動量と力積に関する演習(3)
直線運動に関する演習を行う.キーワード:運動量,力積,衝突,反発係数
20 運動量と力積に関する演習(4)
直線運動に関する演習を行う.キーワード:運動量,力積,衝突,反発係数
21 運動量と力積に関する演習(5)
直線運動に関する演習を行う.キーワード:運動量,力積,衝突,反発係数
22 総合演習
学習内容のまとめとして総合演習を行う.
23 中間試験
力のつり合い,モーメントのつり合い,等加速度直線運動,自由落下,鉛直投げ上げ,運動量と力積に関数する理解度を評価する.
24 中間試験の解説
中間試験内容について解説するとともに,機械工学科関連のトピックスについて紹介する.
25 平面運動に関する演習(1)
平面運動に関する演習を行う.キーワード:水平投射,斜方投射,運動の法則
26 平面運動に関する演習(2)
平面運動に関する演習を行う.キーワード:水平投射,斜方投射,運動の法則
27 平面運動に関する演習(3)
平面運動に関する演習を行う.キーワード:水平投射,斜方投射,運動の法則
28 平面運動に関する演習(4)
平面運動に関する演習を行う.キーワード:水平投射,斜方投射,運動の法則
29 平面運動に関する演習(5)
平面運動に関する演習を行う.キーワード:水平投射,斜方投射,運動の法則
30 総合演習
学習内容のまとめとして総合演習を行う.


前期,後期ともに中間試験および定期試験を実施する.