【 2016 年度 授業概要】
科   目 芸術 ( Art )
担当教員 水田 純子 非常勤講師
対象学年等 機械工学科・1年B組・前期・必修・1単位 ( 学修単位I )
学習・教育
目標
C3(100%)
授業の概要
と方針
鉛筆デッサンでは対象を深く見つめ,形や明暗から立体的な表現力を養う.透視図法を使った立体的な表現や混色や配色を使った色彩表現では,視覚的効果を工夫し表現する創造力を養う.立体作品では,素材,目的,機能,美しさ等を考えてデザインし,平面から立体を生み出す造形力を養う.



1 【C3】 対象の形や明暗を正確にとらえて立体的に表現する
2 【C3】 アイデアをもとに完成まで計画的に丁寧に制作する
3 【C3】 自己の表現したい意図を大切にし,創意工夫して作品を完成させる
4 【C3】 制作に必要な用具の準備・使用等が適切に行える
5  
6  
7  
8  
9  
10  












1 鉛筆デッサンの作品において多様な視点から対象をみつめ,立体的に表現しているかを評価する
2 全ての作品の制作過程を通して,指導内容に沿って丁寧に作業を進めているか評価する
3 全ての完成作品から独創的に主題が表現されているかを評価する
4 授業時において,各自が用具の準備や使用を適切に行えているかを評価する
5  
6  
7  
8  
9  
10  




成績は,作品90% 用具の準備10% として評価する.それぞれを合算して60点以上を合格とする.
テキスト 「 高校美術 」 (日本文教出版)
参考書 なし
関連科目 なし
履修上の
注意事項
作品は最後まで熱心に取り組み完成させて提出する.

【授業計画( 芸術 )】
上段:テーマ/下段:内容(目標、準備など)
1 鉛筆デッサン
有名画家の作品を鑑賞し,線と明暗を使って立体的に「手」を鉛筆デッサンする
2 色彩表現1
色彩の機能を生かした平面構成を考えアイデアを下書きする
3 色彩表現2
下書きをテーマに合った色彩で丁寧に着彩し完成させる
4 構想画1
等角投影法の図法を使って,立体的な建造物群の構成を考え下書きする
5 構想画2
立体的に見える色彩構成を工夫し,計画的に着彩する
6 構想画3
立体的に見える色彩構成を工夫し,計画的に着彩する
7 構想画4
立体的に見える色彩構成を工夫し,計画的に着彩する
8 構想画5
細部の手直しを行い完成させる
9 ペーパークラフト (ランプシェード)1
紙を折ることで立体ができることを知り,素材の特性を生かした試作をを作る
10 ペーパークラフト (ランプシェード)2
試作をもとにトレーシングペーパー(2枚)に図案を写す
11 ペーパークラフト (ランプシェード)3
トレーシングペーパー(2枚)の図案線にニードルや定規を使って折り癖をつける
12 ペーパークラフト (ランプシェード)4
図案線通りにトレーシングペーパーを丁寧に折る
13 ペーパークラフト (ランプシェード)5
図案線通りにトレーシングペーパーを丁寧に折る
14 ペーパークラフト (ランプシェード)6
図案線通りにトレーシングペーパーを丁寧に折る
15 ペーパークラフト (ランプシェード)7
2枚のトレーシングペーパーをつなぎ,上部に糸を通し,完成させる


中間試験および定期試験は実施しない.作品中心で試験は実施せず.