【 2016 年度 授業概要】

科　　　目			専攻科ゼミナールII ( Advanced Course Seminar II )
担当教員			根津 豊彦 教授，渡辺 昭敬 教授，根本 忠将 准教授，下村 憲司朗 准教授，増田 興司 講師
対象学年等			応用化学専攻・2年・前期・必修・2単位
学習・教育 目標			B4(40%), C2(60%)
授業の概要 と方針			専門工学に関連する外国語文献を輪読する．担当部分について，その内容を説明し考察を述べるとともに討論を ゼミナール形式で行う．幅広い工学分野の新しい学識を得るとともに，関連する文献を調査することにより最新 技術や研究の手法について実践的に学ぶ．
到 達 目 標		1	【B4】 分析化学，高分子化学，生物，物理化学および化学工学の各分野の基本的文献を読み，それをまとめることができる.
		2	【C2】 分析化学，高分子化学，生物，物理化学および化学工学の各専門分野の講読した論文の課題等を的確に把握し，それを解決する手法を理解できる.
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評 価 方 法 と 基 準	到 達 目 標 毎	1	各担当教官が輪読のとき英語が正しく訳され，その大筋を把握出来ているかをプレゼンテーションにより評価するとともに，最後にレポートを提出させ授業内容の理解度を評価する.
		2	各担当教官がレポートを提出させ，これまで学習した工学基礎や専門分野がいかされ，応用されているかを確認する.
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	総 合 評 価		成績は，レポート50%　プレゼンテーション50%　として評価する．各担当の評価を平均する．成績は100点満点とし，60点以上を合格とする．
テキスト			各分野の担当者が選択した文献
参考書			「化学英語の活用辞典」 : 足立吟也他(化学同人) 「化学・英和用語集」: 橋爪・原 編(化学同人) 「Basic 英和和英有機化学用語集」: 平尾俊一 編(化学同人)
関連科目			化学英語，分析化学，高分子化学，生物，物理化学および化学工学の分野の諸科目
履修上の 注意事項			高分子化学，分析化学，生物，物理化学および化学工学の基本的知識が必要である．加えて，本科の卒業研究で英文講読の基礎となる読解力およびまとめ方の技術を習得しておくことが必要である．

【授業計画（ 専攻科ゼミナールII ）】

週	上段：テーマ／下段：内容（目標、準備など）
1	分析化学に関する論文の講読 (1)
	US.EPA発行の大気粒子状物質中の無機化合物（金属類）分析公定法を輪読する．
2	分析化学に関する論文の講読 (2)
	US.EPA発行の大気粒子状物質中の無機化合物（金属類）分析公定法を輪読する．
3	分析化学に関する論文の講読 (3)
	US.EPA発行の大気粒子状物質中の無機化合物（金属類）分析公定法を輪読する．
4	高分子化学に関する論文の講読 (1)
	高分子化学の代表的教科書(Charles E. Carraher， Jr.， Introduction to Polymer Chemistry. 3rd ed.)を輪読する．
5	高分子化学に関する論文の講読 (2)
	高分子化学の代表的教科書(Charles E. Carraher， Jr.， Introduction to Polymer Chemistry. 3rd ed.)を輪読する．
6	高分子化学に関する論文の講読 (3)
	高分子化学の代表的教科書(Charles E. Carraher， Jr.， Introduction to Polymer Chemistry. 3rd ed.)を輪読する．
7	生物学に関する論文の講読 (1)
	分子生物学の代表的教科書 (B. Alberts et al.， Essential cell biology) を輪読する.
8	生物学に関する論文の講読 (2)
	分子生物学の代表的教科書 (B. Alberts et al.， Essential cell biology) を輪読する.
9	生物学に関する論文の講読 (3)
	分子生物学の代表的教科書 (B. Alberts et al.， Essential cell biology) を輪読する.
10	物理化学に関する論文の講読 (1)
	アトキンス物理化学要論問題の解き方（第5版/英語版）を輪読する．
11	物理化学に関する論文の講読 (2)
	アトキンス物理化学要論問題の解き方（第5版/英語版）を輪読する．
12	物理化学に関する論文の講読 (3)
	アトキンス物理化学要論問題の解き方（第5版/英語版）を輪読する．
13	化学工学に関する論文の講読 (1)
	化学工学の教科書（Chemical Reaction Engineering. 3rd ed.）を輪読する．
14	化学工学に関する論文の講読 (2)
	化学工学の教科書（Chemical Reaction Engineering. 3rd ed.）を輪読する．
15	化学工学に関する論文の講読 (3)
	化学工学の教科書（Chemical Reaction Engineering. 3rd ed.）を輪読する．
備 考	本科目の修得には，60 時間の授業の受講と 30 時間の自己学習が必要である． 中間試験および定期試験は実施しない．各回あたり180分の授業.