【 2015 年度 授業概要】
科   目 応用CAD ( Applied CAD )
担当教員 田島 喜美恵 助教
対象学年等 都市工学科・4年・後期・選択・1単位 ( 学修単位I )
学習・
教育目標
A4-S1(100%)
JABEE
基準1(1)
(d)1,(d)2-a,(d)2-d,(g)
授業の概要
と方針
本講義では,3年で習得したCAD基礎の知識を基に,2次元CADソフト(Auto CAD LT)のコマンドの基本操作方法や描画法を習得する.また,創造教育演習として戸建住宅を例に,CADによる製図(平面図,立面図もしくは断面図の図面)を実践する.



1 【A4-S1】 AUTO-CADのすべてのコマンドを操作できる.
2 【A4-S1】 AUTO-CADを用いた製図ができるようになる.
3 【A4-S1】 習得したCADによる操作を応用することができる
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1 到達度を課題提出物の図面巧拙により評価する.
2 到達度を課題提出物の図面巧拙により評価する.
3 設計条件の範囲内で,平面図に加えてインテリアや立面図なども表現できているか,提出図面により評価する
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成績は,基礎図面(演習1,2)30% 平面図及び立面図もしくは断面図(設計課題)70% として評価する.100点満点とし60点以上を合格とする.
テキスト プリント
参考書 「図解 AutoCAD LT2002 スタートアップガイド」:村上 良一 著 (翔泳社)
「AutoCAD LT 2000 2000i 2002 建設編」:PDS CADセンター著(北樹出版)
関連科目 CAD基礎,土木・建築設計製図I・II
履修上の
注意事項
本教科の関連科目は設計製図およびCAD基礎であり,将来CADを使用する可能性が考えられ,CADを幅広く活用できる技術者を目指す学生に対する科目であり,クラスの1/2程度の受講を見込んでいる.

【授業計画( 応用CAD )】
上段:テーマ/下段:内容(目標、準備など)
1 オリエンテーションおよびAuto CAD LTの概要・初期設定
講義内容,課題,評価方法など教科内容を説明し,Auto CAD LT 2002の概要についても説明する.オブジェクトのプロパティ,画層プロパティ管理,画面操作のためのマウスの使用法,画面の縮小拡大などについて,プロジェクタを用いてAuto CADの操作を説明する.
2 Auto CAD LT の基本的なコマンドの説明
分解,ポリライン,円の書き方などのコマンド説明を行う.
3 Auto CAD LT の基本的なコマンド説明
連続複写,鏡像,ストレッチ,トリムなどのコマンド説明を行う.
4 演習1(コマンドを用いた図面の描画)
これまで学習したコマンドを使用し,課題図面を作成する.
5 演習1(コマンドを用いた図面の描画)
引き続き図面を描画する.課題図面のファイルを提出する.
6 演習2(平面図と建具の描画)
レイヤーの意味を理解し,レイヤー毎に建具,文字,躯体などを描き,平屋住宅を完成させる.
7 演習2(平面図と建具の描画)
引き続き平屋住宅の平面図と建具を作成し,提出する.
8 設計課題(戸建住宅)の平面図描画
AutoCADにより建築家の戸建住宅の平面図を描画する.
9 設計課題(戸建住宅)の平面図描画
引き続き,建築家による戸建住宅の平面図を描画する.
10 設計課題(戸建住宅)の平面図描画
引き続き,建築家による戸建住宅の平面図を描画する.
11 設計課題(戸建住宅)の平面図描画
引き続き,建築家による戸建住宅の平面図を描画する.
12 設計課題(戸建住宅)の平面図描画
引き続き,建築家による戸建住宅の平面図を描画する.
13 設計課題(戸建住宅)の立面または断面図描画
戸建住宅の立面/断面図を描画する.
14 設計課題(戸建住宅)の立面または断面図描画
引き続き,戸建住宅の立面/断面図を描画する.
15 設計課題(戸建住宅)の立面または断面図描画
引き続き,戸建住宅の立面/断面図を描画し,提出図画を完成させ,ファイルにて提出する.


中間試験および定期試験は実施しない.提出された図面データで評価する