【 2015 年度 授業概要】
科   目 保健・体育 ( Health and Physical Education )
担当教員 中川 一穂 教授, 小森田 敏 教授 、春名桂 准教授
対象学年等 都市工学科・1年・通年・必修・2単位 ( 学修単位I )
学習・教育
目標
C3(100%)
授業の概要
と方針
各種の運動を自主的に行わせることによって,積極的に運動を実施する習慣を育て,生涯体育につながる能力を養う.また,健全な社会生活を営む能力や態度を養い,健康,スポーツに関する基礎知識や体力の養成を目的としている.(前期種目:剣道,水泳)(後期種目:テニス,バドミントン,卓球)



1 【C3】 剣道の基本理念を学び,基本動作を習得し,打突・引き技・応じ技・得意技を身につけ,対人技能の基本を身につけ,試合のできる技能・態度を身につける.
2 【C3】 水の特性や泳ぎのメカニズムを理解し,基本泳法を学ぶ.また,水中での自己防衛技術として,総合的な水泳能力の向上を図る.
3 【C3】 テニスの特性を理解し,基本動作であるラケット操作や,ストロークやサーブなどの基本技能を修得する.また,ルールや審判法,スコアのつけ方等を学び,簡易ゲームができるようにする.
4 【C3】 バドミントンの特性を理解し,基本動作であるラケット操作や,ストロークやサーブなどの基本技能を修得する.また,ルールや審判法,スコアのつけ方等を学び,簡易ゲームができるようにする.
5 【C3】 卓球の基本ストローク,球の回転の理解と習得.シングルス,ダブルスの試合の理解と実践.
6 【C3】 毎時間ストレッチとサーキットトレーニングを行うことにより,継続的な体力増進・傷害予防に関する知識と技能を習得する.また,各種目の練習方法を学び,段階的な技能習得を図る.
7 【C3】 新体力テストを実施する事により,各自の体力を評価し,その結果を分析して,不足している能力の向上を図る.
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1 剣道の基本理念を学び,基本動作を習得し,打突・引き技・応じ技・得意技を身につけ,対人技能の基本を評価する.剣道の応用技能を身につけ相互試合により試合技能・態度を評価する.
2 水の特性や泳ぎのメカニズム・泳法能力・自己防衛技術・救急法などを理解し,習得しているか評価する.
3 テニスの特性の理解・ルール・審判法・ボールコントロール・ゲームの進め方などを理解し,習得しているか評価する.
4 バドミントンの特性の理解・ルール・審判法・ボールコントロール・ゲームの進め方などを理解し,習得しているか評価する.
5 卓球の基本ストロークなどの習得を目指し評価は行わない.
6 健康増進・傷害予防・技能習得に関して毎時間ごとの習熟度(関心・意欲・思考・技能・知識)を評価する.
7 新体力テストの得点を評価する.
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前期は到達目標毎1=40%,2=20%,6=40%の割合で評価する.後期は,到達目標毎3=25%,4=25%,5=は評価無し,6=40%,7=10%の割合で評価し,前期と後期をそれぞれ50点ずつとし,100点満点で60点以上を合格とする.
テキスト ステップアップ高校スポーツ:大修館書店
改定増補版「保健体育概論」:近畿地区高等専門学校体育研究会編 晃洋書房
参考書 目でみる動きの解剖学:大修館書店
最新体育・スポーツ科学研究法:大修館書店
スポーツマンなら誰でも知っておきたい「からだ」のこと:大修館書店
トレーニング指導者テキスト理論編:ベースボールマガジン社
トレーニング指導者テキスト実践編:ベースボールマガジン社
関連科目 なし
履修上の
注意事項
 

【授業計画( 保健・体育 )】
上段:テーマ/下段:内容(目標、準備など)
1 ガイダンス・知識学習
前期授業の内容説明および改訂増補版を利用し,p3~22「人間とスポーツ」に関する知識学習を行う.
2 剣道1
剣道の基本理念・基本姿勢・構えなどを学ぶ.
3 剣道2
基本技能,足裁き・基本打突などを行う.
4 剣道3
基本技能,踏み込み足動作での連続面打ち・左右面打ちなどを行う.
5 剣道4
基本技能,垂,小手,胴を着けて面,胴,小手を打突する.
6 剣道5
基本技能,垂,小手,胴を着けて打ち込み稽古を行う.
7 剣道6 
応用技能,剣道具を着けて仕掛け技の稽古を行う.
8 剣道7
応用技能,剣道具を着けて応じ技の稽古を行う.
9 剣道8
互角稽古,試合練習を行う.
10 剣道9
基本・応用動作の試験を行う.
11 剣道10
剣道抜き勝負による試合の評価を行う.
12 水泳1
水の特性を理解し,浮き方・沈み方・抵抗などを学ぶ.また,泳ぎのメカニズム(ストリームライン・ローリング・息継ぎ・ストローク)を学び,基本泳法にチャレンジし,個人の能力に応じて,泳力を高める.
13 水泳2
水の特性を理解し,浮き方・沈み方・抵抗などを学ぶ.また,泳ぎのメカニズム(ストリームライン・ローリング・息継ぎ・ストローク)を学び,基本泳法にチャレンジし,個人の能力に応じて,泳力を高める.
14 水泳3
水に関する事故とその原因を知り,自己防衛方法を着衣水泳や浮き身を通して学ぶ.様々なリレー種目を行い,泳ぐことだけでなく,競い合う楽しみを味わう.
15 水泳4
学習内容をスキルテストで評価する.
16 ガイダンス・知識学習
後期授業の内容説明および改訂増補版を利用し,p131~144「からだとこころ」に関する知識学習を行う.
17 テニス1
安全に留意し,正しい用具(ボール・ラケット・ネットの張り方)の使い方を覚える.壁打ちや対人ボレーを通して,様々なラケットコントロールの方法を学ぶ.また,ラリーが続くような簡易ゲームを学ぶ.
18 バドミントン1
安全に留意し,正しい用具(シャトル・支柱の運び方・ネットの張り方・ラケット)の使い方を覚える.対人パスを通して,様々なパス技能(オーバーハンド・アンダーハンド)の方法を学ぶ.また,ラリーが続くような簡易ゲームを学ぶ.
19 新体力テスト
反復横とび・20mシャトルラン・立ち幅跳び・上体起こし・長座体前屈・ハンドボール投げ・50m走を測定する.身長・体重・座高・体脂肪・握力を測定する.
20 テニス2
対人パスを通して,前回の学習内容を定着させる.また,ストローク練習やサーブ練習を通して,ラリーか続くようにする.また,簡易ゲームを通して,ルールや運営方法を学ぶ.
21 バドミントン2
対人ラリーを通して,前回の学習内容を定着させる.また,シングルスのリーグ戦を通して,ルールや運営方法を学ぶ.
22 テニス3
自由練習を通して,前回の学習内容を定着させる.また,ダブルスのリーグ戦を通して,ルールや運営方法を学ぶ.
23 バドミントン3
自由練習を通して,前回の学習内容を定着させる.また,ダブルスのリーグ戦を通して,ルールや運営方法を学ぶ.
24 テニス4
自由練習を通して,前回の学習内容を定着させる.また,ダブルスのリーグ戦を通して,ルールや運営方法を学ぶ.
25 バドミントン4
自由練習を通して,前回の学習内容を定着させる.また,ダブルスのリーグ戦を通して,ルールや運営方法を学ぶ.
26 テニス5
自由練習を通して,前回の学習内容を定着させる.また,ダブルスのリーグ戦を通して,ルールや運営方法を学ぶ.
27 バドミントン5
自由練習を通して,前回の学習内容を定着させる.また,ダブルスのリーグ戦を通して,ルールや運営方法を学ぶ.
28 テニス6
正式ゲームを通して,ルールや運営方法を学ぶ.また,学習内容をスキルテストで評価する.
29 バドミントン6
正式ゲームを通して,ルールや運営方法を学ぶ.また,学習内容をスキルテストで評価する.
30 卓球1
卓球の基本ストローク,球の回転の理解をする.シングルス・ダブルスのゲームを理解する.


中間試験および定期試験は実施しない.(1)授業の導入や雨天時などを利用して,改訂増補版「保健体育概論」の内容を学習する.(2)スキルテストについては,定期試験中には行わず,授業内で行う.