【 2015 年度 授業概要】
科   目 成形加工学 ( Material Processing )
担当教員 尾崎 純一 教授
対象学年等 機械システム工学専攻・2年・前期・選択・2単位
学習・
教育目標
A4-AM4(100%)
JABEE
基準1(1)
(d)1,(d)2-a,(d)2-d,(g)
授業の概要
と方針
本授業は,プラスチック材料およびプラスチック基複合材料について基本的な材料特性および成形加工法について解説する.授業では映像,実製品,簡単な実験を通して理解を深める.また,最近の技術動向やプラスチック材料に関わる環境問題などについても考えたい.



1 【A4-AM4】 プラスチックの基本的な性質や特性,金属材料との違いを理解する.
2 【A4-AM4】 材料の機械的特性や加工特性に関わる基本事項およびプラスチックの基本特性について理解する.
3 【A4-AM4】 プラスチックおよびプラスチック基複合材の主な種類と成形加工法について理解する.
4 【A4-AM4】 プラスチック材料に起因する環境問題や取り組み,最新の技術動向について理解する.
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1 プラスチックの基本的な性質や特性,金属材料との違いを理解できたか試験で評価する.
2 材料の機械的特性や加工特性に関わる基本事項およびプラスチックの基本特性について理解できたか試験で評価する.
3 プラスチックおよびプラスチック基複合材の主な種類と成形加工法について理解できたか試験および課題で評価する.
4 プラスチックにかかわる環境問題や取り組み,最新の技術動向について理解できたか課題および試験で評価する.
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成績は,試験85% 課題15% として評価する.100点満点で60点以上を合格とする.
テキスト 配布プリント
参考書 「はじめてのプラスチック成形」:保坂範夫著(森北出版)
「プラスチック成形加工 基礎と実務 」:有方広洋著(日刊工業新聞社)
「先端成形加工技術 I 」:プラスチック成形加工学会 編 (プラスチックス・エージ)
「図解 プラスチック成形材料」: 鞠谷雄士・竹村憲二著,プラスチック成形加工学会編(森北出版)
「プラスチック成形加工」:松岡信一著(コロナ社)
関連科目 材料工学,加工工学,材料力学
履修上の
注意事項
 

【授業計画( 成形加工学 )】
上段:テーマ/下段:内容(目標、準備など)
1 概論
各種工業材料の分類と特徴
2 プラスチック材料の種類と特徴
汎用プラスチックとエンジニアリングプラスチック
3 プラスチック材料特性
材料特性値の基本事項,プラスチックの機械的特性
4 プラスチック材料の特性
プラスチックの機械的特性および熱的特性
5 プラスチック材料の特性
身近なプラスチック材料,プラスチック材料の特性
6 プラスチックの成形加工法
プラスチックの各種加工法
7 プラスチックの成形加工法
プラスチックの各種加工法
8 プラスチックの成形加工法
プラスチック成形加工法の実際
9 演習
身近な製品に用いられるプラスチック材料および成形加工法
10 演習
身近な工業製品の使用材料および成形加工法
11 複合材料
複合材料の種類と特徴,適用例
12 FRPの成形加工法
プラスチック基複合材料の成形加工法の種類およびその特徴
13 プラスチックと環境問題
プラスチック材料やプラスチック基複合材料が環境に及ぼす影響や問題点について
14 エコマテリアル
近年開発が進んでいる生分解性プラスチックなど環境に優しいエコマテリアルに関する最近の技術動向やトピックス
15 総括
これからのプラスチック材料や複合材料はどうあるべきか


本科目の修得には,30 時間の授業の受講と 60 時間の自己学習が必要である. 前期定期試験を実施する.