【 2013 年度 授業概要】

科　　　目			デザイン工学 ( Design Engineering )
担当教員			亀屋 恵三子 准教授
対象学年等			都市工学科・5年・前期・必修・1単位 ( 学修単位I )
学習・ 教育目標			A4-S1(100%)
JABEE 基準1(1)			(d)1,(d)2-a,(d)2-d,(g)
授業の概要 と方針			土木と共に環境を形成する建築分野の空間デザインを，様々な角度から学び理解を深める．基本的な課題を実際に体験することにより，総合的な環境プランナーとして必要な空間デザインへの興味と基礎的素養を養うことを目的とする．
到 達 目 標		1	【A4-S1】 空間デザインの計画や寸法，人と環境との関わりを理解できる
		2	【A4-S1】 空間を構成する要素を理解し，空間のデザインのコンセプトを組み立てることができる．
		3	【A4-S1】 空間デザインを創造し，わかりやすく発表・説明・討議できる．
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評 価 方 法 と 基 準	到 達 目 標 毎	1	空間寸法の計測や人と環境に関する空間表現手法について理解ができているか，授業内で行うレポートで評価する．
		2	自分で作成した空間デザインのコンセプトが形やプレゼンテーションにいかされているか，パワーポイントの発表により評価する．
		3	作品のプレゼンテーションや発表能力，討議時の質疑応答の内容により評価する．
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	総 合 評 価		成績は，レポート30%　プレゼンテーション60%　プレゼンテーション時の討議・コメント作成10%　として評価する．100点満点とし60点以上を合格とする．空間デザインの技法を身につけることが重要であるため，試験は行わない．
テキスト			なし（随時プリントを配布する）
参考書			「空間デザインの原点」，岡田光正（理工学社） 「住まいを読む―現代日本住居論」，鈴木成文（建築資料研究社）
関連科目			特になし
履修上の 注意事項

【授業計画（ デザイン工学 ）】

回	上段：テーマ／下段：内容（目標、準備など）
1	デザインとは何か
	デザインするときに考えなければならない検討事項について，実例を挙げつつ説明する
2	空間デザインと人体寸法
	人間の動作寸法と空間構成に対して理解を深めると共に，各自の人体寸法を理解する．
3	住まいと空間デザイン
	空間の意義・住まいの歴史などを含めて，広く生活環境について理解する．また，住生活に関わる家族形態の変化についても触れていく
4	空間デザインと人・公共性
	様々な人にとって使いやすいデザインや公共の場のデザインについて学ぶ．
5	空間デザインと文化
	人と空間の距離に代表されるパーソナルスペースなど，人と人との関係と場との関係性を学び，デザイン手法について理解する
6	空間デザインの表現方法
	空間を創造するための描画手法について，実際に作成しながら学ぶ
7	空間デザインの実践1
	6回まで行ってきた授業の内容を課題に反映し，コンセプトをまとめる
8	空間デザインと実践2
	コンセプトに基づいて空間の構成手法について理解して，課題への反映を行う．
9	空間デザインと実践3
	作成した設計図をもとに，模型を製作してボリューム感を理解する．
10	空間デザインと表現1
	図面や模型作成したものを整理し，プレゼンテーションに向けての技術を習得する
11	空間デザインと表現2
	10回目と同じ
12	空間デザインと表現3
	出来上がった作品を写真撮影し，プレゼンテーションの準備を行う．
13	空間デザインと評価1
	課題の発表として3〜5分程度のプレゼンテーションを行い，各自のデザインについての説明を行う．他者が行ったプレゼンテーション内容についての理解を深めるため，コンセプトに対する批評を行うことによって，多様なデザイン手法やコンセプトの設定に対して理解を深める．
14	空間デザインと評価2
	13回目と同じ
15	空間デザインの評価3
	13回目と同じ
備 考	中間試験および定期試験は実施しない．課題（作品，レポート）の提出とプレゼンテーション内容，質疑等によって評価する．