【 2011 年度 授業概要】
科   目 都市環境工学II ( Civil and Environmental Engineering II )
担当教員 中村 豊 非常勤講師
対象学年等 都市工学科・5年・前期・必修・1単位 ( 学修単位I )
学習・
教育目標
A4-S1(50%) A4-S4(50%)
JABEE
基準1(1)
(d)1,(d)2-a,(d)2-d,(g)
授業の概要
と方針
本講義は,上下水道の歴史と仕組みの基礎的な知識を学習し,地球環境問題の根本および今後のあり方を考える.



1 【A4-S1】 環境問題の根本的原因を理解し将来にむけてのあるべき姿を考えることが出来る.
2 【A4-S4】 上水道の目的および計画について理解し説明できる.
3 【A4-S1】 浄水施設について理解し説明できる.
4 【A4-S4】 下水道の役割および計画について理解し説明できる.
5 【A4-S1】 下水処理技術について理解し,説明できる.
6 【A4-S4】 環境マネージメントシステムおよび廃棄物問題を含めた問題を理解し今後のあり方を考えることができる.
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1 環境問題の根本的原因を理解し将来にむけてのあるべき姿を考えることができているか,中間試験及びレポートで評価する.
2 上水道の目的および計画について理解し説明できるかどうか,中間試験で評価する.
3 浄水施設について理解し説明できるかどうか,中間試験で評価する.
4 下水道の役割および計画について理解し説明できるかどうか,定期試験及びレポートで評価する.
5 下水処理技術について理解し,説明できるかどうか,定期試験で評価する.
6 環境マネージメントシステムおよび廃棄物問題を含めた問題を理解し今後のあり方を考えることができるかどうか,定期試験及びレポートで評価する.
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成績は,試験70% レポート30% として評価する.試験成績は中間試験と定期試験の平均とする.合格点は100点満点で60点以上とする.
テキスト 「環境衛生工学」:奥村充司・大久保孝樹(コロナ社)
参考書 「衛生工学演習 上水道と下水道」:海老江邦雄・芦立徳厚(森北出版)
「衛生工学入門」−上下水道・廃棄物処理ー 末石冨太郎監修・中島重旗著(朝倉書店)
「新版 環境工学−持続可能な社会とその創造のために−」住友恒ほか(理工図書)
関連科目 環境基礎化学,環境水工学I
履修上の
注意事項
特になし.

【授業計画( 都市環境工学II )】
上段:テーマ/下段:内容(目標、準備など)
1 講義方針の確認と合意形成,環境問題の基礎
プリント配布(講義方針,評価方法,レポートの書き方,その他)
2 上水道の目的および計画
上水道の種類,計画について解説する.
3 浄水施設(1)
一般的な浄水施設の処理フローについて解説する.
4 浄水施設(2)
沈殿,ろ過などについて解説する.
5 浄水施設(3)
高度処理について解説する.
6 下水道の役割および排除方式
下水道の役割と計画の基本について解説する.
7 下水処理施設(1)
一般的下水処理方式について解説する.
8 中間試験
これまでの講義内容から出題する
9 下水処理施設(2)
下水処理施設の設計法について解説する.
10 下水処理施設(3)
下水の高度処理方式について解説する.
11 水環境と環境基準
水域の環境基準,排水の放流基準などについて解説する.
12 廃棄物問題
3R,各種リサイクル法について解説する.
13 循環型社会
持続可能な社会の構築に向けた動きについて解説する.
14 環境マネージメントシステム
ISO14000シリーズやエコアクションなどについて解説する.
15 総括
講義の内容や進め方について学生と意見交換を行う.


前期中間試験および前期定期試験を実施する.