【 2011 年度 授業概要】
科   目 数学II ( Mathematics II )
担当教員 末次 武明 教授
対象学年等 機械工学科・1年A組・通年・必修・2単位 ( 学修単位I )
学習・教育
目標
A1(100%)
授業の概要
と方針
前期は,場合の数と確率の基本事項を学習し,後期は,指数関数と対数関数の基本事項を学習する.



1 【A1】 集合の概念を理解し応用できる.
2 【A1】 順列と組合せを使って場合の数の計算ができる.
3 【A1】 二項定理が使える.
4 【A1】 さまざまな確率の計算ができる.
5 【A1】 指数法則,指数関数を理解し,計算および応用ができる.
6 【A1】 対数の定義,対数関数を理解し,計算および応用ができる.
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1 集合の概念を理解し応用できることを試験および演習・レポートで評価する.
2 順列と組合せを使って場合の数の計算ができることを試験および演習・レポートで評価する.
3 二項定理が使えることを試験および演習・レポートで評価する.
4 さまざまな確率の計算ができることを試験および演習・レポートで評価する.
5 指数法則,指数関数を理解し,計算および応用ができることを試験および演習・レポートで評価する.
6 対数の定義,対数関数を理解し,計算および応用ができることを試験および演習・レポートで評価する.
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成績は,試験70% 演習・レポート30% として評価する.試験成績は中間試験と定期試験の平均点とする.100点満点で60点以上を合格とする.
テキスト 「新編 高専の数学1 (第2版・新装版)」: 田代 嘉宏/難波 完爾 編 (森北出版)
「改訂版チャート式 基礎と演習 数学I+A」: (数研出版)
「改訂版チャート式 基礎と演習 数学II+B」: (数研出版)
参考書 「新訂 基礎数学」: 斎藤 斉 他 著 (大日本図書)
「新訂 基礎数学」: 岡本 和夫 他 著 (実教出版)
「新編 高専の数学1 問題集 (第2版)」: 田代 嘉宏 編 (森北出版)
「新訂 基礎数学問題集」: (大日本図書)
関連科目 1年の数学I,2年の数学I・数学II
履修上の
注意事項
・内容によっては発展的な話題を扱うこともある.・参考書に挙げた書籍は全部揃える必要はない.・確率についてはプリントを配布する.・レポートは,夏季休業前,冬季休業前などに適宜課す.

【授業計画( 数学II )】
上段:テーマ/下段:内容(目標、準備など)
1 集合
集合の概念について学習する.
2 集合の要素の個数
集合の要素の個数とその計算について学習する.
3 場合の数
和の法則,積の法則について学習する.
4 順列
順列の計算とその応用について学習する.
5 組合せ
組合せの計算とその応用について学習する.
6 いろいろな順列
重複順列や同じものを含む順列について学習する.
7 演習
順列と組合せに関する総合的な演習を行う.
8 中間試験
1〜7週の範囲で中間試験を行う.
9 二項定理
二項定理と二項展開について学習する.
10 事象と確率
事象と確率の概念について学習する.
11 確率の基本性質
和事象・積事象・余事象の概念と確率の関連について学習する.また,確率の計算について学習する.
12 独立な試行と確率
独立な試行の確率の計算とその応用について学習する.
13 反復試行の確率
反復試行の確率の計算とその応用について学習する.
14 期待値
期待値の計算とその応用について学習する.
15 演習
確率に関する総合的な演習を行う.
16 累乗根
累乗根とその性質について学習する.
17 指数の拡張(1)
指数の整数への拡張と指数法則について学習する.
18 指数の拡張(2)
指数の有理数への拡張と指数法則について学習する.
19 演習
累乗根と指数の拡張に関する総合的な演習を行う.
20 指数関数
指数関数とそのグラフについて学習する.
21 指数方程式・不等式
指数方程式・不等式について学習する.
22 演習
指数関数および指数方程式・不等式に関する総合的な演習を行う.
23 中間試験
16〜22週の範囲で中間試験を行う.
24 対数(1)
対数の定義・性質について学習する.
25 対数(2)
底の変換公式について学習する.
26 演習
対数に関する総合的な演習を行う.
27 対数関数
対数関数とそのグラフについて学習する.
28 対数方程式・不等式
対数方程式・不等式について学習する.
29 常用対数
常用対数とその応用について学習する.
30 演習
対数関数,対数方程式・不等式,常用対数に関する総合的な演習を行う.


前期,後期ともに中間試験および定期試験を実施する.