【 2011 年度 授業概要】
科   目 保健・体育 ( Health and Physical Education )
担当教員 (前期)小森田 敏 准教授 (後期)中川 一穂 教授
対象学年等 電子工学科・1年・通年・必修・2単位 ( 学修単位I )
学習・教育
目標
C3(100%)
授業の概要
と方針
各種の運動を自主的に行わせることによって,積極的に運動を実施する習慣を育て,生涯体育につながる能力を養う.また,健全な社会生活を営む能力や態度を養い,健康,スポーツに関する基礎知識や体力の養成を目的としている.(前期種目:ソフトボール,バレーボール,水泳)(後期種目:剣道,卓球)



1 【C3】 ソフトボールの特性を理解し,打つ・守る・走る・投げる等の基本技能を習得する.また,ルールや審判法,スコアのつけ方等を学び,簡易ゲームができるようにする.
2 【C3】 バレーボールの特性を理解し,レシーブ・パス・スパイク・サービス等の基本技能を習得する.また,ルールや審判法,スコアのつけ方等を学び,簡易ゲームができるようにする.
3 【C3】 水の特性や泳ぎのメカニズムを理解し,基本泳法を学ぶ.また,水中での自己防衛技術として,総合的な水泳能力の向上を図る.
4 【C3】 剣道の基本理念を学び,基本動作を習得し,打突・引き技・応じ技・得意技を身につけ,対人技能の基本を身につけ,試合のできる技能・態度を身につける.
5 【C3】 卓球の基本ストローク,球の回転の理解と習得.シングルス,ダブルスの試合の理解と実践.
6 【C3】 毎時間ストレッチとサーキットトレーニングを行うことにより,継続的な体力増進・傷害予防に関する知識と技能を習得する.また,各種目の練習方法を学び,段階的な技能習得を図る.
7 【C3】 新体力テストを実施する事により,各自の体力を評価し,その結果を分析して,不足している能力の向上を図る.
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1 ソフトボールの特性の理解・ルール・審判法・ボールスキル・ゲームの進め方などを理解し,習得しているか評価する.
2 バレーボールの特性の理解・ルール・審判法・ボールスキル・ゲームの進め方などを理解し,習得しているか評価する.
3 水の特性や泳ぎのメカニズム・泳法能力・自己防衛技術・救急法などを理解し,習得しているか評価する.
4 剣道の基本理念を学び,基本動作を習得し,打突・引き技・応じ技・得意技を身につけ,対人技能の基本を評価する.剣道の応用技能を身につけ相互試合により試合技能・態度を評価する.
5 卓球の基本ストローク・球の回転の理解度を対人でラリーすることにより評価する.
6 健康増進・傷害予防・技能習得に関して毎時間ごとの習熟度(関心・意欲・思考・技能・知識)を評価する.
7 新体力テストの得点を,評価する.
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前期は到達目標毎1のソフトボールを20%,2のバレーボールを20%,3の水泳を20%,6を40%の割合で評価する.後期は,到達目標毎4の剣道を40%,5の卓球を10%,7の新体力テストを10%,6を40%の割合で評価する.100点満点で60点以上を合格とする.
テキスト スイミングQ&A教室:ベースボールマガジン社(バタフライ編・背泳ぎ編・平泳ぎ編・自由形編)
スイミングイーブンファースター
参考書 MY SPORTS:大修館書店
増補版「保健体育概論」:近畿地区高等専門学校体育研究会編 晃洋書房
関連科目 なし
履修上の
注意事項
 

【授業計画( 保健・体育 )】
上段:テーマ/下段:内容(目標、準備など)
1 ソフトボール1
体育科ガイダンス(体力増進・傷害予防に関する知識学習)・安全に留意し,正しい用具(バット・グローブ・ベース・ソフトボール・マスク)の使い方を覚える.キャッチボールを通して,様々なスローイング(ピッチングを含む)の方法を学ぶ.トスバッティングを通して,バットコントロール・ミート・捕球の方法を理解する.
2 バレーボール1
安全に留意し,正しい用具(バレーボール・支柱の運び方・ネットの張り方)の使い方を覚える.対人パスを通して,様々なパス技能(オーバーハンド・アンダーハンド)の方法を学ぶ.また,ラリーが続くような簡易ゲームを学ぶ.
3 ソフトボール2
キャッチボール・トスバッティング・シートノックを通して,前回の学習内容を定着させる.また,簡易ゲームを通して,ルールや運営方法を学ぶ.
4 バレーボール2
対人パスを通して,前回の学習内容を定着させる.また,スパイク練習やサーブ練習を通して,攻撃の方法を学ぶ.また,簡易ゲームを通して,ルールや運営方法を学ぶ.
5 ソフトボール3
キャッチボール・トスバッティング・シートノックを通して,前回の学習内容を定着させる.また,簡易ゲームを通して,ルールや運営方法を学ぶ.
6 バレーボール3
対人パスやスパイク練習を通して,前回の学習内容を定着させる.また,簡易ゲームを通して,三段攻撃やルール,運営方法を学ぶ.
7 ソフトボール4
キャッチボール・トスバッティング・シートノックを通して,前回の学習内容を定着させる.また,正式ゲームを通して,ルールや運営方法を学ぶ.
8 バレーボール4
対人パスやスパイク練習を通して,前回の学習内容を定着させる.また,ローテーションを取り入れた正式ゲーム(6人制)を通して,ルールや運営方法を学ぶ.
9 ソフトボール5
正式ゲームを通して,ルールや運営方法を学ぶ.また,学習内容をスキルテストで評価する.
10 バレーボール5
正式ゲームを通して,ルールや運営方法を学ぶ.また,学習内容をスキルテストで評価する.
11 水泳1
水の特性を理解し,浮き方・沈み方・抵抗などを学ぶ.また,泳ぎのメカニズム(ストリームライン・ローリング・息継ぎ・ストローク)を学び,基本泳法にチャレンジし,個人の能力に応じて,泳力を高める.
12 水泳2
水の特性を理解し,浮き方・沈み方・抵抗などを学ぶ.また,泳ぎのメカニズム(ストリームライン・ローリング・息継ぎ・ストローク)を学び,基本泳法にチャレンジし,個人の能力に応じて,泳力を高める.
13 水泳3
水に関する事故とその原因を知り,自己防衛方法を着衣水泳や浮き身を通して学ぶ.様々なリレー種目を行い,泳ぐことだけでなく,競い合う楽しみを味わう.
14 水泳4
学習内容をスキルテストで評価する.
15 水泳5
学習内容をスキルテストで評価する.
16 剣道1
体育科ガイダンス(体力増進・傷害予防に関する知識学習)・剣道の基本理念・基本姿勢・構えなどを学ぶ.
17 剣道2
基本技能,足裁き・基本打突などを行う.
18 剣道3
基本技能,踏み込み足動作での連続面打ち・左右面打ちなどを行う.
19 新体力テスト
反復横とび・20mシャトルラン・立ち幅跳び・上体起こし・長座体前屈・ハンドボール投げ・50m走を測定する.身長・体重・座高・体脂肪・握力を測定する.
20 剣道4
基本技能,垂,小手,胴を着けて面,胴,小手を打突する.
21 剣道5
基本技能,垂,小手,胴を着けて打ち込み稽古を行う.
22 剣道6
応用技能,剣道具を着けて仕掛け技の稽古を行う.
23 剣道7
応用技能,剣道具を着けて応じ技の稽古を行う.
24 剣道8
互角稽古,試合練習を行う.
25 剣道9
基本・応用動作の試験を行う.
26 剣道10
剣道抜き勝負による試合の評価を行う.
27 卓球1
卓球の基本ストローク,球の回転の理解をする.
28 卓球2
フォアハンド・バックハンドの個人技能の練習を行う.
29 卓球3
フォアハンド・バックハンドの個人技能の練習を行う.
30 卓球4
シングルス・ダブルスのゲームを理解し,それらを評価する.


中間試験および定期試験は実施しない.(1)授業の導入や雨天時などを利用して,増補版「保健体育概論」の内容を学習する.(2)スキルテストについては,定期試験中には行わず,授業内で行う.