【 2011 年度 授業概要】
科   目 機械工学概論 ( Introduction to Mechanical Engineering )
担当教員 熊野 智之 講師,東 義隆 助教
対象学年等 応用化学科・5年・前期・必修・1単位 ( 学修単位I )
学習・
教育目標
A2(100%)
JABEE
基準1(1)
(c),(d)1
授業の概要
と方針
機械工学の機礎知識を理解して,設備計画,保守管理等に対応できる基礎能力を学習する.



1 【A2】 機械工学の役目について理解する.
2 【A2】 オートメーションの対象となる生産システムを理解する.
3 【A2】 機械要素と工作機械による機械加工を理解する.
4 【A2】 材料と材料力学について学習する.
5 【A2】 流体力学と熱力学について学習する.
6  
7  
8  
9  
10  












1 機械工学の役目についての理解度をレポートにより評価する.
2 生産システムと産業用ロボットについての理解度を試験で評価する.
3 機械要素と機械加工の種類についての理解度を試験で評価する.
4 材料と材料力学についての理解度を試験により評価する.
5 流体の性質および燃焼と熱についての理解度を試験により評価する.
6  
7  
8  
9  
10  




成績は,試験80% レポート20% として評価する.100点満点で60点以上を合格とする.
テキスト 「機械工学のやさしい知識」:小町弘・吉田裕亮 (オ−ム社)
参考書 「化学装置便覧」:化学工学協会編 (丸善)
「よくわかる最新機械工学の基本」:小峯龍男(秀和システム)
関連科目 図学・製図
履修上の
注意事項
化学工業装置の設備計画や保守管理をする時,機械構造の原理・機構・材料を理解することが必要となる.このため機械工学の基礎的知識を習得しておく必要がある.

【授業計画( 機械工学概論 )】
上段:テーマ/下段:内容(目標、準備など)
1 ガイダンス,技術者とは
授業の進め方について説明する.また,機械系技術者が担う仕事内容について学習する.
2 機械工学とものづくり
競技用ロボットの設計製作を例に,ものづくりの概要について学習する.
3 生産システム
生産活動における生産システムについて学習する.
4 機械要素
オートメーションシステムで使われる機械要素について学習する.
5 機械加工
機械加工の種類について学習する.
6 産業用ロボット
各種の生産プロセスなどに使われるロボットについて学習する.
7 演習と解説
演習問題で前半の復習をする.
8 中間試験
実施しない.
9 機械工学とは
機械工学の役目と他工学分野との関連について学習する.
10 材料学,材料力学(1)
材料の種類と特性を学習する.
11 材料学,材料力学(2)
材料の使われ方や強度について学習する.
12 燃焼と熱(1)
エンジンの仕組みを解説する.
13 燃焼と熱(2)
熱と仕事について学習する.
14 流体力学
流体の基本的な性質について学習する.
15 総合演習
今まで学習した内容をまとめ,復習をすることにより機械工学への理解を深める.


前期定期試験を実施する.