科 目 | ドイツ語 ( German ) | |||
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担当教員 | 本田 敏雄 教授 | |||
対象学年等 | 電気工学科・4年・通年・選択・2単位 ( 学修単位I ) | |||
学習・ 教育目標 |
D2(100%) | |||
JABEE 基準1(1) |
(a) | |||
授業の概要 と方針 |
テキスト『新版アクティブ・ドイツ語』を利用し,日常生活で必要な表現を学ぶことを通してドイツ語文法の初歩的知識を身につける.また補助教材として『新よくわかるドイツ語』を併用することにより,文法事項の確認をする.全員が初めて第二外国語としてドイツ語を学ぶのであるから,アルファベートから始め,ゆっくりと時間をかけて進むことにする | |||
到 達 目 標 |
1 | 【D2】 ヨーロッパ諸言語の成立についての基礎知識を持つ. | 2 | 【D2】 言語を文化として理解する. | 3 | 【D2】 ドイツ語文法に関する基礎知識を持つ. | 4 | 【D2】 簡単な挨拶がドイツ語でできるようになる. | 5 | 【D2】 ドイツ語の学習を通して日本語,英語を相対化して見ることができるようになる. | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
評 価 方 法 と 基 準 |
到 達 目 標 毎 |
1 | 年度末にレポートで確認する. | |
2 | 年度末にレポートで確認する. | |||
3 | 中間試験に代わる口頭試問(+暗唱)と定期試験で評価する. | |||
4 | 基礎レベルの日常会話を聞き取り,淀みなく話せるかどうかを,口頭試問と暗唱により評価する. | |||
5 | 年度末にレポートで確認する. | |||
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10 | ||||
総 合 評 価 |
成績は,試験85% レポート15% として評価する.なお,試験成績は,中間試験と定期試験の平均点とする.100点満点で60点以上を合格とする. | |||
テキスト | 「新版アクティヴ・ドイツ語」清水薫(同学社) 「新わかるドイツ語基礎編」常木実(三省堂) |
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参考書 | 「日本語の21世紀のために」丸谷才一 山崎正和(文春新書) 「ことばと文化」 鈴木孝夫 (岩波新書) 「日本人はなぜ英語ができないか」 鈴木孝夫 (岩波新書) 「日本・日本語・日本人」 大野晋他 (新潮選書) |
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関連科目 | なし | |||
履修上の 注意事項 |
回 | 上段:テーマ/下段:内容(目標、準備など) |
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1 | アルファベートと発音(1) 語学学習について |
短母音,複母音,重母音の発音外国語学習の意義(1) | |
2 | アルファベートと発音(2) |
子音の発音 英語と違い,原則として綴り通りに発音することへの注意をを徹底する外国語学習の意義(2)日本語ですら,相対化して見ることができるように | |
3 | 挨拶 表現練習,基数詞 |
導入として,簡単な挨拶表現を覚え,使ってみる数詞の紹介,以降随時取り上げ,覚える | |
4 | 名前,住所,出身地 |
まず文章に触れて,抵抗なくしゃべれるようにする名前,出身地を自分のものに置き換えて伝える動詞の一人称,二人称形 | |
5 | 規則動詞の現在人称変化(1) |
規則変化動詞の変化を覚える | |
6 | 年齢,趣味,職業,家族 |
自己紹介からの発展として,自分以外の家族の紹介を練習する動詞の三人称形を利用する | |
7 | Muendliche Pruefung(1) |
会話の形での試験をする.ここまでの文法事項の整理ができており,基本的な挨拶文を話す事ができるかどうか一人一人口頭試問の形で試験する | |
8 | Muendliche Pruefung(2) |
会話の形での試験をする.ここまでの文法事項の整理ができており,基本的な挨拶文を話す事ができるかどうか一人一人口頭試問の形で試験する | |
9 | sein,haben,werdenの現在人称変化 |
ここまでの文法事項の整理大切な不規則動詞の変化を覚える | |
10 | 買い物(1) |
名詞の性と格(1格/4格)不定冠詞,定冠詞の変化一覧表を練習する | |
11 | 聞き取り練習 |
ここまでのまとめの聞き取り練習をする | |
12 | 持ち物,所有の表現 |
名詞の性と格(2格/3格)3格支配の動詞 | |
13 | 好みの表現 |
誰が,どこで,何をという疑問詞を学ぶ名詞の性に馴染む | |
14 | 不規則動詞,定冠詞類 |
定冠詞類の導入 | |
15 | 不定冠詞類 |
不定冠詞類の一覧の導入 | |
16 | 名詞の複数形,人称代名詞 |
名詞複数形の総まとめ人称代名詞の導入 | |
17 | プレゼントの表現(1) |
前置詞句の入った多様な表現の紹介前置詞の格支配の導入 | |
18 | プレゼントの表現(2) |
前置詞の格支配の学習と前置詞句の入った多様な表現の練習 | |
19 | 外出の表現 |
どこで,どこへを伴う表現と応答 | |
20 | 前置詞 |
前置詞の総まとめをする | |
21 | 希望,可能,許可,意志の表現(1) |
話法の助動詞の導入 | |
22 | Muendliche Pruefung(口頭試問) |
第1週から第21回までの内容で口頭試問の形で一人一人試験する. | |
23 | Muendliche Pruefung(口頭試問) |
第1週から第21回までの内容で口頭試問の形で一人一人試験する. | |
24 | 色,月日 |
付加語的に使われる形容詞の導入年月日の表現と記法 | |
25 | 形容詞の格変化(1) |
形容詞の弱変化 | |
26 | 形容詞の格変化(2) |
形容詞の混合変化,強変化 | |
27 | 比較表現,比較変化 |
形容詞の比較表現および変化を学ぶ | |
28 | 非人称代名詞・不定代名詞 |
多様な非人称表現の紹介 | |
29 | 復習,総括(1) |
ここまでの総まとめ(ドイツ語の基礎の導入部をやったにすぎない)ドイツ語の特徴のまとめ | |
30 | 復習,総括(2) |
ここまでの学習を踏まえ外国語学習の意義を確認しておきたい | |
備 考 |
前期定期試験および後期定期試験を実施する.中間試験に代えて,口頭試問の形で,授業時間内と放課後に一人一人に実施する.達成度の低い者には,暗唱を課する. |