2010 年度保健・体育シラバス

【 2010 年度授業概要】
科　　　目			保健・体育 ( Health and Physical Education )
担当教員			(前期)小森田敏准教授 (後期)春名桂准教授
対象学年等			電気工学科・2年・通年・必修・2単位 ( 学修単位I )
学習・教育目標			C3(100%)
授業の概要と方針			各種の運動を自主的に行わせることによって，積極的に運動を実施する習慣を育て，生涯体育につながる能力を養う．また，健全な社会生活を営む能力や態度を養い，健康，スポーツに関する基礎知識や体力の養成を目的としている．（前期種目：バドミントン，テニス，水泳）（後期種目：サッカー，バスケットボール）
到達目標		1	【C3】テニスの特性を理解し，基本動作であるラケット操作や，ストロークやサーブなどの基本技能を修得する．また，ルールや審判法，スコアのつけ方等を学び，簡易ゲームができるようにする．
		2	【C3】バドミントンの特性を理解し，基本動作であるラケット操作や，ストロークやサーブなどの基本技能を修得する．また，ルールや審判法，スコアのつけ方等を学び，簡易ゲームができるようにする．
		3	【C3】水の特性や泳ぎのメカニズムを理解し，基本泳法を学ぶ．また，水中での自己防衛技術として，総合的な水泳能力の向上を図る．
		4	【C3】サッカーの特性を理解し，シュート・ドリブル・パス・トラップなどのボールを扱った基本技能や，連係を活かした対人技能を修得する．また，ルールや審判法，スコアのつけ方等を学び，簡易ゲームができるようにする．
		5	【C3】バスケットボールの特性を理解し，シュート・ドリブル・パスなどのボールを扱った基本技能や，連係を活かした対人技能を修得する．また，ルールや審判法，スコアのつけ方等を学び，簡易ゲームができるようにする．
		6	【C3】新体力テストを実施することにより，各自の体力を評価し，その結果を分析して，不足している能力の向上を図る．
		7	【C3】毎時間ストレッチやサーキットトレーニングを行うことにより，継続的な体力増進・傷害予防に関する知識と技能を修得する．また，各種目の練習方法を学び，段階的な技能習熟を図る．
		8
		9
		10
評価方法と基準	到達目標毎	1	テニスの特性の理解・ルール・審判法・ボールコントロール・ゲームの進め方などを理解し，習得しているか評価する．
		2	バドミントンの特性の理解・ルール・審判法・ボールコントロール・ゲームの進め方などを理解し，習得しているか評価する．
		3	水の特性や泳ぎのメカニズム・泳法能力・自己防衛技術・救急法などを理解し，習得しているか評価する．
		4	サッカーの特性の理解・ルール・審判法・ボールコントロール・ゲームの進め方などを理解し，習得しているか評価する．
		5	バスケットボールの特性の理解・ルール・審判法・ボールコントロール・ゲームの進め方などを理解し，習得しているか評価する．
		6	新体力テストの得点を，評価する．
		7	健康増進・傷害予防・技能習熟に関して，毎時間の習熟度を（関心・意欲・思考・技能・知識）を評価する．
		8
		9
		10
	総合評価		前期は1のテニスを20%，2のバドミントンを20%，3の水泳を20%，7を40%の割合で評価する．後期は，4のサッカーを25%，5のバスケットボールを25%，6の新体力テストを10%，7を40%の割合で評価する．100点満点で60点以上を合格とする．
テキスト			MY SPORTS：大修館書店増補版「保健体育概論」：近畿地区高等専門学校体育研究会編晃洋書房
参考書
関連科目			なし
履修上の注意事項

【授業計画（保健・体育）】
週	上段：テーマ／下段：内容（目標、準備など）
1	バドミントン1
1	体育科ガイダンス（体力増進・傷害予防に関する知識学習）・安全に留意し，正しい用具（シャトル・支柱の運び方・ネットの張り方・ラケット）の使い方を覚える．対人パスを通して，様々なパス技能（オーバーハンド・アンダーハンド）の方法を学ぶ．また，ラリーが続くような簡易ゲームを学ぶ．
2	テニス1
2	安全に留意し，正しい用具（ボール・ラケット・ネットの張り方）の使い方を覚える．壁打ちや対人ボレーを通して，様々なラケットコントロールの方法を学ぶ．また，ラリーが続くような簡易ゲームを学ぶ．
3	バドミントン2
3	対人ラリーを通して，前回の学習内容を定着させる．また，シングルスのリーグ戦を通して，ルールや運営方法を学ぶ．
4	テニス2
4	対人パスを通して，前回の学習内容を定着させる．また，ストローク練習やサーブ練習を通して，ラリーか続くようにする．また，簡易ゲームを通して，ルールや運営方法を学ぶ．
5	バドミントン3
5	自由練習を通して，前回の学習内容を定着させる．また，ダブルスのリーグ戦を通して，ルールや運営方法を学ぶ．
6	テニス3
6	自由練習を通して，前回の学習内容を定着させる．また，ダブルスのリーグ戦を通して，ルールや運営方法を学ぶ．
7	バドミントン4
7	自由練習を通して，前回の学習内容を定着させる．また，ダブルスのリーグ戦を通して，ルールや運営方法を学ぶ．
8	テニス4
8	自由練習を通して，前回の学習内容を定着させる．また，ダブルスのリーグ戦を通して，ルールや運営方法を学ぶ．
9	バドミントン5
9	正式ゲームを通して，ルールや運営方法を学ぶ．また，学習内容をスキルテストで評価する．
10	テニス5
10	正式ゲームを通して，ルールや運営方法を学ぶ．また，学習内容をスキルテストで評価する．
11	水泳1
11	水の特性を理解し，浮き方・沈み方などを学ぶ．また，泳ぎのメカニズム（ストリームライン・ローリング・息継ぎ・ストローク）を学び，基本泳法にチャレンジし，個人の能力に応じて，泳力を高める．
12	水泳2
12	水の特性を理解し，浮き方・沈み方などを学ぶ．また，泳ぎのメカニズム（ストリームライン・ローリング・息継ぎ・ストローク）を学び，基本泳法にチャレンジし，個人の能力に応じて，泳力を高める．
13	水泳3
13	水に関する事故とその原因を知り，自己防衛方法を着衣水泳や浮き身を通して学ぶ．様々なリレー種目を行い，泳ぐことだけでなく，競い合う楽しみを味わう．
14	水泳4
14	学習内容をスキルテストで評価する．
15	水泳5
15	学習内容をスキルテストで評価する．
16	サッカー1
16	体育科ガイダンス（体力増進・傷害予防に関する知識学習）・安全に留意し，正しい用具（ボール・ゴールの持ち運び）の使い方を覚える．対人パスを通して，様々なパス技能（インサイド・アウトサイド・ヘディング）及びトラッピングの方法を学ぶ．また，簡易ゲームを通して，個人の技能を高める．
17	バスケットボール1
17	安全に留意し，正しい用具（ボール・ゼッケン・タイマー）の使い方を覚える．ハンドリングを通して，様々なボールコントロール技能（キャッチング・ドリブル）の方法を学ぶ．また，簡易ゲームを通して，個人の技能を高める．
18	サッカー2
18	対人練習を通して，前回の学習内容を定着させる．また，簡易ゲームを通して，連係プレーやルール，運営方法を学ぶ．
19	新体力テスト
19	反復横とび・20mシャトルラン・立ち幅跳び・上体起こし・長座体前屈・ハンドボール投げ・50m走を測定する．身長・体重・座高・体脂肪・握力を測定する．
20	バスケットボール2
20	対人練習を通して，前回の学習内容を定着させる．また，簡易ゲームを通して，連係プレーやルール，運営方法を学ぶ．
21	サッカー3
21	対人練習を通して，前回の学習内容を定着させる．また，簡易ゲームを通して，連係プレーやルール，運営方法を学ぶ．
22	バスケットボール3
22	対人練習や集団練習を通して，前回の学習内容を定着させる．また，簡易ゲームを通して，連係プレーやルール，運営方法を学ぶ．
23	サッカー4
23	対人練習や集団練習を通して，前回の学習内容を定着させる．また，正式コートを使ってのリーグ戦を通して，より高度な連係プレーやルール，運営方法を学ぶ．
24	バスケットボール4
24	対人練習や集団練習を通して，前回の学習内容を定着させる．また，正式コートを使ってのリーグ戦を通して，より高度な連係プレーやルール，運営方法を学ぶ．
25	サッカー5
25	対人練習や集団練習を通して，前回の学習内容を定着させる．また，正式コートを使ってのリーグ戦を通して，より高度な連係プレーやルール，運営方法を学ぶ．
26	バスケットボール5
26	対人練習や集団練習を通して，前回の学習内容を定着させる．また，正式コートを使ってのリーグ戦を通して，より高度な連係プレーやルール，運営方法を学ぶ．
27	サッカー6
27	正式ゲームを通して，ルールや運営方法を学ぶ．また，学習内容をスキルテストで評価する．
28	バスケットボール6
28	正式ゲームを通して，ルールや運営方法を学ぶ．また，学習内容をスキルテストで評価する．
29	サッカー7
29	正式ゲームを通して，ルールや運営方法を学ぶ．
30	バスケットボール7
30	正式ゲームを通して，ルールや運営方法を学ぶ．
備考	中間試験および定期試験は実施しない．(1)授業の導入や雨天時などを利用して，増補版「保健体育概論」の内容を学習する．(2)スキルテストについては，定期試験中には行わず，授業内で行う．