【 2010 年度 授業概要】
科   目 機械工学概論 ( Introduction to Mechanical Engineering )
担当教員 西本 武雄 非常勤講師
対象学年等 応用化学科・5年・前期・必修・1単位 ( 学修単位I )
学習・
教育目標
A2(100%)
JABEE
基準1(1)
(c),(d)1
授業の概要
と方針
機械工学の機礎知識を理解して,設備計画,保守管理等に対応できる基礎能力を学習する.



1 【A2】 機械工学の役目について理解する.
2 【A2】 機械を構成する要素の種々機構について理解する.
3 【A2】 材料と材料力学について学習する.
4 【A2】 機械工学科に関する流体力学について学習する.
5 【A2】 エンジンを例に取り,燃焼と熱力学について学習する.
6 【A2】 機械を構成する部品の各種工作方法を理解する.
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1 機械工学の役目についての理解度を試験により評価する.
2 機械要素の機構について理解しているかを試験により評価する.
3 材料と材料力学について理解できているか試験により評価する.
4 流体力学について理解できているか試験により評価する.
5 燃焼と熱について理解できているか試験により評価する.
6 機械部品の工作法について理解できているか試験により評価する.
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成績は,試験85% レポート15% として評価する.100点満点で60点以上を合格とする.
テキスト 初めて学ぶ「機械工学」:宮本武明・山本恭二監修(日刊工業新聞社)
参考書 「化学装置便覧」:化学工学協会編 (丸善)
「機械工学のやさしい知識」:小町弘・吉田裕亮 (オ−ム社)
関連科目 図学・製図
履修上の
注意事項
化学工業装置の設備計画や保守管理をする時,機械構造の原理・機構・材料を理解することが必要となる.このため機械工学の基礎的知識を習得しておく必要がある.

【授業計画( 機械工学概論 )】
上段:テーマ/下段:内容(目標、準備など)
1 機械工学とは
機械工学の役目について解説する.
2 力と運動
運動の法則を機械に結び付けて理解する.
3 機構
機械の種々のしくみについて学習する.
4 機械に用いる材料
機械に使用される材料について学習する.
5 機械材料の強さの表現方法
機械的強度の表記について学習する.
6 材料力学(1)
せん断応力,曲げ応力,ねじり応力について学習する.
7 材料力学(2)
座屈について理解する.前半の復習をする.
8 中間試験
学習した内容について理解度を試験する.
9 中間試験の解説
テストを返却し解説する.
10 流体力学(1)
静止している流体について学習する.
11 流体力学(2)
流れている流体について学習する.
12 燃焼と熱(1)
エンジンの仕組みを解説する.
13 燃焼と熱(2)
熱と仕事について理解する.
14 機械加工(1)
色々な加工方法について学習する.
15 機械加工(2)
切削加工について学習する.後半の復習をする.


前期中間試験および前期定期試験を実施する.