【 2010 年度 授業概要】
科   目 英語講読 ( English Reading )
担当教員 西山 正秋 教授,佐藤 絹子 非常勤講師
対象学年等 全専攻・1年・前期・選択・2単位
学習・
教育目標
B3(100%)
JABEE
基準1(1)
(f)
授業の概要
と方針
1回〜8回(佐藤担当):(1)環境と生物 (2)食と医療 (3)政治とメディア に関するエッセイを素材にし,基礎的な読み方を学習する.重要文法事項・表現もあわせて解説する.また, DVD用い, 内容理解の深化と語彙強化を図る.9回〜15回(西山担当):英語論文のアブストラクト及び本文を読み,文献の検索方法について学ぶ.又,各自の研究に関する論文や他の分野の論文を英語で読む.そして,社会的・学問的に広い視野から,研究についての考え方を学ぶ.



1 【B3】 科学(自然科学・社会科学)のエッセイを読み,基礎的な読み方を習得する.
2 【B3】 読解に必要な文法事項や表現方法を理解する.
3 【B3】 科学(自然科学・社会科学)分野で,語彙を増やすことができる.
4 【B3】 英文のアブストラクトを読んで,論文の概要をつかむ力をつける.
5 【B3】 各種文献を読むことによって,専門分野に限らず幅広い視野をもてるようになる.
6 【B3】 英語文献の検索を効率的に行えるようになる.
7 【B3】 各自の研究を社会との関連でとらえられるようになる.
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1 科学(自然科学・社会科学)のエッセイを読み,基礎的な読み方ができているかどうか, 中間試験によって評価する.
2 読解に必要な文法事項や表現方法を理解しているかどうか, レポート・中間試験によって評価する.
3 科学(自然科学・社会科学)分野で,語彙を増やすことができたかどうか, 小テスト・中間試験によって評価する.
4 英文のアブストラクトを読んで,論文の概要をつかむ力がついたか,定期試験で評価する.
5 各種文献を読むことによって,専門分野に限らず幅広い視野をもてるようになったか,定期試験で評価する.
6 英語文献の検索を効率的に行えるようになったか,レポートで評価する.
7 各自の研究を社会との関連でとらえられるようになったか,小テストで評価する.
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成績は,試験80% レポート10% 小テスト10% として評価する.なお,試験成績は,中間試験と定期試験の平均点とする.100点満点で60点以上を合格とする.
テキスト プリント
参考書 「はじめての科学英語論文」:Robert A. Day 著・美宅成樹 訳 (丸善出版部)
関連科目 本科目は,5年次英語演習,及び専攻科1年次後期の時事英語と関連する.
履修上の
注意事項
 

【授業計画( 英語講読 )】
上段:テーマ/下段:内容(目標、準備など)
1 前半のイントロダクション
講義内容の説明
2 環境と生物(1)
環境と生物に関するエッセイの理解.関連DVD(英語)による内容理解の深化と語彙強化
3 環境と生物(2)
第2週の続き
4 食と医療(1)
食と環境に関するエッセイの理解.関連DVD(英語)による内容理解の深化と語彙強化
5 食と医療(2)
第4週の続き
6 政治とメディア(1)
政治とメディアに関するエッセイの理解.関連DVD(英語)による内容理解の深化と語彙強化
7 政治とメディア(2)
第6週の続き
8 中間試験
これまでに学習した内容の理解度を確認する.
9 英文のアブストラクトについて
LLBA(Linguistics and Language Behavior Abstracts)などから選んだAbstractを例として,英文アブストラクトについて説明をする.
10 論文講読(1)
心理学関係の英語論文を用いて,アブストラクト・本文・引用文献について説明をする.
11 論文講読(2)
工学関係の英語論文を用いて,アブストラクト・本文・引用文献について説明をする.
12 文献検索の方法について
文献検索の方法について説明した後,各自の研究と関連のある文献をインターネットなどで検索する.
13 インターネット上の論文講読
インターネットで得られる学会発表のproceedings等を用いて,最新の論文を読む.
14 論文講読(3)
人文科学系の英語論文を読むことによって,各自の研究を幅広い視野から考えるようにする.
15 論文講読(4)
社会科学系の英語論文を用いて,研究と社会について考えるようにする.


本科目の修得には,30 時間の授業の受講と 60 時間の自己学習が必要である. 前期中間試験および前期定期試験を実施する.