【 2009 年度 授業概要】
科   目 保健・体育 ( Health and Physical Education )
担当教員 (前期)中川 一穂 教授 (後期)春名 桂 准教授
対象学年等 都市工学科・1年・通年・必修・2単位 ( 学修単位I )
学習・教育
目標
C3(100%)
授業の概要
と方針
各種の運動を自主的に行わせることによって,積極的に運動を実施する習慣を育て,生涯体育につながる能力を養う.また,健全な社会生活を営む能力や態度を養い,健康,スポーツに関する基礎知識や体力の養成を目的としている.(前期種目:剣道,水泳)(後期種目:テニス・バスケットボール)



1 【C3】  剣道の基本理念を学び,基本動作を習得し,打突・引き技・応じ技・得意技を身につけ,対人技能の基本を身につけ,試合のできる技能・態度を身につける.
2 【C3】  水の特性や泳ぎのメカニズムを理解し,基本泳法を学ぶ.また,水中での自己防衛技術として,総合的な水泳能力の向上を図る.
3 【C3】  テニスの基本動作であるラケット操作や,ストロークやサーブなどの基本技能を修得する.また,ルールや審判法,スコアのつけ方等を学び,簡易ゲームができるようにする.
4 【C3】  バスケットボールのシュート・ドリブル・パスなどのボールを扱った基本技能や連係を活かした対人技能を修得する.また,ルールや審判法,スコアのつけ方等を学び,簡易ゲームができるようにする.
5 【C3】  毎時間ストレッチとサーキットトレーニングを行うことにより,継続的な体力増進・傷害予防に関する知識と技能を習得する.また,各種目の練習方法を学び,段階的な技能習得を図る.
6 【C3】  新体力テストを実施することにより,各自の体力を評価し,その結果を分析して,不足している能力の向上を図る.
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1 剣道の基本理念を学び,基本動作を習得し,打突・引き技・応じ技・得意技を身につけ,対人技能の基本を評価する.剣道の応用技能を身につけ相互試合により試合技能・態度を評価する.
2 水の特性や泳ぎのメカニズム・泳法能力・自己防衛技術・救急法などを理解し,習得しているか評価する.
3 テニスの特性の理解・ルール・審判法・ボールコントロール・ゲームの進め方などを理解し,習得しているか評価する.
4 バスケットボールの特性の理解・ルール・審判法・ボールコントロール・ゲームの進め方などを理解し,習得しているか評価する.
5 健康増進・傷害予防・技能習得に関して毎時間の習熟度(関心・意欲・思考・技能・知識)を評価する.
6 新体力テストについては,特に評価は行わない.
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前期は到達目標毎1の剣道を40%,到達目標毎の2の水泳を20%,到達目標毎の5を40%の割合で評価する.後期は到達目標毎3のテニスを30%,到達目標毎4のバスケットボールを30%,到達目標毎5を40%の割合で評価する.100点満点で60点以上を合格とする.
テキスト スイミングQ&A教室:ベースボールマガジン社(バタフライ編・背泳ぎ編・平泳ぎ編・自由形編)
スイミングイーブンファースター
参考書 MY SPORTS:大修館書店
増補版「保健体育概論」:近畿地区高等専門学校体育研究会編 晃洋書房
関連科目 無し
履修上の
注意事項
新体力テストは,評価に含まない.

【授業計画( 保健・体育 )】
上段:テーマ/下段:内容(目標、準備など)
1 剣道1
体育科ガイダンス(体力増進・傷害予防に関する知識学習)・剣道の基本理念・基本姿勢・構え
2 剣道2
基本技能,足裁き・基本打突
3 剣道3
基本技能,踏み込み足動作での連続面打ち・左右面打ち
4 剣道4
基本技能,垂,小手,胴を着けて面,胴,小手を打突する
5 剣道5
基本技能,垂,小手,胴を着けて打ち込み稽古
6 剣道6
応用技能,剣道具を着けて仕掛け技の稽古
7 剣道7
応用技能,剣道具を着けて応じ技の稽古
8 剣道8
互角稽古,試合練習
9 剣道9
基本・応用動作の試験
10 剣道10
剣道抜き勝負による試合の評価
11 水泳1
水の特性を理解し,浮き方・沈み方・抵抗などを学ぶ.また,泳ぎのメカニズム(ストリームライン・ローリング・息継ぎ・ストローク)を学び,基本泳法にチャレンジし,個人の能力に応じて,泳力を高める.
12 水泳2
水の特性を理解し,浮き方・沈み方・抵抗などを学ぶ.また,泳ぎのメカニズム(ストリームライン・ローリング・息継ぎ・ストローク)を学び,基本泳法にチャレンジし,個人の能力に応じて,泳力を高める.
13 水泳3
水に関する事故とその原因を知り,自己防衛方法を着衣水泳や浮き身を通して学ぶ.様々なリレー種目を行い,泳ぐことだけでなく,競い合う楽しみを味わう.
14 水泳4
学習内容をスキルテストで評価する.
15 水泳5
学習内容をスキルテストで評価する.
16 テニス1
体育科ガイダンス(体力増進・傷害予防に関する知識学習)・安全に留意し,正しい用具(ボール・ラケット・ネットの張り方)の使い方を覚える.壁打ちや対人ボレーを通して,様々なラケットコントロールの方法を学ぶ.また,ラリーが続くような簡易ゲームを学ぶ.
17 バスケット1
安全に留意し,正しい用具(ボール・ゼッケン・タイマー)の使い方を覚える.ハンドリングを通して,様々なボールコントロール技能(キャッチング・ドリブル)の方法を学ぶ.また,簡易ゲームを通して,個人の技能を高める.
18 テニス2
対人パスを通して,前回の学習内容を定着させる.また,ストローク練習やサーブ練習を通して,ラリーが続くようにする.また,簡易ゲームを通して,ルールや運営方法を学ぶ.
19 新体力テスト
反復横とび・20mシャトルラン・立ち幅跳び・上体起こし・長座体前屈・50m走・ハンドボール投げを測定する.身長・体重・座高・体脂肪・握力を測定する.
20 バスケット2
対人練習を通して,前回の学習内容を定着させる.また,簡易ゲームを通して,連係プレーやルール,運営方法を学ぶ.
21 テニス3
対人パスを通して,学習内容を定着させる.サーブやトスボレー,ボレーボレー,ロビングなどの練習を通して,ラリーが続くようにする.また,簡易ゲームを通して,ルールや運営方法を学ぶ.
22 バスケット3
対人練習を通して,前回の学習内容を定着させる.また,簡易ゲームを通して,連係プレーやルール,運営方法を学ぶ.
23 テニス4
対人パスを通して,学習内容を定着させる.サーブやトスボレー,ボレーボレー,ロビングなどの練習を通して,ラリーが続くようにする.また,簡易ゲームを通して,ルールや運営方法を学ぶ.
24 バスケット4
対人練習を通して,前回の学習内容を定着させる.また,正式コートを使ってのリーグ戦を通して,より高度な連係プレーやルール,運営方法を学ぶ.
25 テニス5
自由練習を通して,前回の学習内容を定着させる.また,ダブルスのリーグ戦を通して,ルールや運営方法を学ぶ.
26 バスケット5
対人練習を通して,前回の学習内容を定着させる.また,正式コートを使ってのリーグ戦を通して,より高度な連係プレーやルール,運営方法を学ぶ.
27 テニス6
正式ゲームを通して,ルールや運営方法を学ぶ.また,学習内容をスキルテストで評価する.
28 バスケット6
正式ゲームを通して,ルールや運営方法を学ぶ.また,学習内容をスキルテストで評価する.
29 テニス7
正式ゲームを通して,ルールや運営方法を学ぶ.また,学習内容をスキルテストで評価する.
30 バスケット7
正式ゲームを通して,ルールや運営方法を学ぶ.また,学習内容をスキルテストで評価する.


中間試験および定期試験は実施しない.(1)授業の導入や雨天時などを利用して,増補版「保健体育概論」の内容を学習する.(2)スキルテストについては,定期試験中には行わず,授業内で行う.