【 2008 年度 授業概要】
科   目 情報処理 ( Information Processing )
担当教員 赤松 浩 准教授
対象学年等 電気工学科・1年・後期・必修・1単位 ( 学修単位I )
学習・教育
目標
A3(100%)
授業の概要
と方針
C言語プログラミングの基礎を講義する.プログラム作成からコンパイル作業を経て実行ファイルの実行を行う一連の作業を学んだのち,表示,変数,分岐の構文を学ぶ.



1 【A3】  C言語プログラムの構成が説明できる.
2 【A3】  C言語プログラムをコンパイルし,デバッグ作業が行える.
3 【A3】  画面に文字列を表示できる.
4 【A3】  四則演算がプログラムできる.
5 【A3】  変数を使った値の代入,演算が行える.
6 【A3】  変数にキーボードから値を代入できる.
7 【A3】  if文を使ったプログラムの分岐が行える.
8 【A3】  switch文を使ったプログラムの分岐が行える.
9  
10  












1 プログラムに必要な記述が説明できるか実習試験,中間試験で評価する.
2 プログラムをコンパイルし,エラー項目をデバッグできるかを実習試験,中間試験で評価する.
3 printf関数によって意図した文字列を画面に表示できるかを実習試験,中間試験で評価する.
4 四則演算を使ったプログラムが説明できるかを実習試験,中間試験で評価する.
5 変数の型を理解し,代入や演算が行えるかを実習試験,中間試験で評価する.
6 scanf関数によってキーボードから変数に値を代入できるかを実習試験,中間試験で評価する.
7 if文を使った分岐のプログラムが説明できるかを実習試験,定期試験で評価する.
8 switch文を使った分岐のプログラムが作成でき,if文とswitch文の使い分けが出来るかを実習試験,定期試験で評価する.
9  
10  




成績は,試験85% 実習試験15% として評価する.実習試験とは,中間試験および定期試験直前の講義時に行うプログラミング試験である.試験は2回の平均とする.実習試験は2回行い全問正解で100点とする.これにより総合評価を行い,100点満点で60点以上を合格とする.
テキスト 「C言語プログラミングレッスン 入門編」 : 結城浩著 (SOFTBANK)
参考書 「C言語入門 」 : Les Hancockほか (アスキー出版)
「プログラミングの基礎」 : 梅村恭司ほか (朝倉書店)
「学生のためのC」:内山章夫 (東京電機大学出版)
関連科目 E1「情報基礎」,E2「情報処理」
履修上の
注意事項
E1「情報基礎」において,コンピュータの基礎操作を理解しておくこと.E2「情報処理」は本教科の続きである.

【授業計画( 情報処理 )】
上段:テーマ/下段:内容(目標、準備など)
1 C言語概説
C言語プログラムの構成とプログラミングの基礎を講義する.
2 画面に文字を表示
printf関数を用いて画面に文字を表示する方法を講義する.
3 四則計算
加算,減算,乗算,除算のプログラムを講義する.
4 変数の扱い1
整数型,文字型,浮動小数点型等の変数について講義する.
5 変数の扱い2
変数を引数として画面に数値を表示するときの桁数について講義する.
6 キーボードからの代入
scanf関数によって変数に値を代入する方法について講義する.
7 実習試験
授業計画1-6の内容に関するプログラム作成試験を行う.
8 中間試験
授業計画1-6の内容に試験を行う.
9 試験答案の解答,復習
試験答案の解答を行い,復習を行う.
10 if文1
プログラムの流れを制御するif文の基礎を講義する.
11 if文2
if文を使い,プログラムの流れをいくつかに分岐する方法を講義する.
12 switch文1
switch文によるプログラムの分岐を講義する.
13 switch文2
switch文とif文の利点を理解し,プログラムを作成することについて講義する.
14 応用
授業計画1-13までに学んだ構文を応用したプログラムの講義を行う.
15 実習試験
授業計画10-14の内容に関するプログラム作成試験を行う.


後期中間試験および後期定期試験を実施する.