【 2008 年度 授業概要】
科   目 専攻科ゼミナールI ( Advanced Course Seminar I )
担当教員 小林 洋二 教授,林 公祐 講師,石崎 繁利 准教授,中辻 武 教授
対象学年等 機械システム工学専攻・1年・前期・必修・2単位
学習・
教育目標
B4(40%) C2(60%)
JABEE
基準1(1)
(d)2-a,(d)2-b,(d)2-c,(e),(f),(g)
授業の概要
と方針
機械システム工学のうち,潤滑・機械設計,システム工学,熱・流体,計測の分野に関連する外国語文献を輪読する.文献をパートに分け,学生は割り当てられたパートの内容を説明し,考察を述べるとともにゼミナール形式で討論を行う.前述した分野の知識や考え方を理解するとともに,関連する文献を自ら調査することにより自発的に学ぶ姿勢を身につける.



1 【B4】  機械システム工学関連の英語文献を読解できる.
2 【C2】  複数の分野の文献を読むことで機械システム工学の広い分野における知識や考え方を理解する.
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1 機械システム工学関連の英語文献の読解能力を各分野の担当者ごとにプレゼンテーション,試験,提出課題(レポート)で評価する.
2 機械システム工学の潤滑・機械設計,システム工学,熱・流体,計測分野における知識や考え方の理解度を各分野の担当者ごとにプレゼンテーション,試験,提出課題(レポート)で評価する.
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成績は,レポート22% 小テスト49% プレゼンテーション29% として評価する.上記の総合評価は,各担当教員がレポート,小テスト,プレゼンテーションによって評価を行い(履修上の注意事項の欄を参照のこと),それぞれの点数を開講時間数により加重平均したものである.総合評価を100点満点で算出し,60点以上を合格とする.
テキスト プリント
参考書 「工業英語入門」:A.J.ハーバート(創元社)
「数学 英和・和英辞典」: 小松勇作 編(共立出版)
「走査型トンネル顕微鏡」:御子柴宣夫(電子情報通信学会)
関連科目 英語,英語演習,工業英語,卒業研究,専攻科特別研究
履修上の
注意事項
英語,英語演習,工業英語で学んだ語彙,英文法,専門知識を基本に英語文献を講読する.なお,評価における各担当教員の試験,レポート,小テスト,プレゼンテーションの内訳はつぎのとおりである.中辻(小テスト:80%,プレゼンテーション:20%),小林(レポート:20%,小テスト:50%,プレゼンテーション:30%),石崎(小テスト:100%),林(レポート:50%,プレゼンテーション:50%)

【授業計画( 専攻科ゼミナールI )】
上段:テーマ/下段:内容(目標、準備など)
1 機素潤滑設計分野(1)The Friction and Lubrication of Solids
この文献の試験を行う.文法どおり正確に和訳できること.
2 機素潤滑設計分野(2)American Standard,Nomenclature
この文献の試験を行う.単語等については,質問があれば答える.
3 機素潤滑設計分野(3)American Standard,Nomenclature
この文献の試験を行う.単語等については,質問があれば答える.
4 システム工学分野(1)Systems Engineering
システム工学分野に関する英文文献を訳し,その内容について理解する .
5 システム工学分野(2)Systems Engineering
システム工学分野に関する英文文献を訳し,その内容について理解する.
6 システム工学分野(3)Systems Engineering
システム工学分野に関する英文文献を訳し,その内容について理解する.
7 システム工学分野(4)Systems Engineering
システム工学分野に関する英文文献の内容の理解度を試験によって評価する.
8 熱流体工学分野(1)Liquid Flow and Metering, Aerofoils
1.管内の流れ,摩擦圧力損失,ピトー管に関する英文を和訳し,その内容を理解する.2.翼とそれに働く揚力に関する英文を和訳し,その内容を理解する.
9 熱流体工学分野(2)Liquid Pumps, Reactor Cooling System
1.遠心ポンプと歯車ポンプに関する英文を和訳し,その内容を理解する.2.原子炉の構造に関する英文を和訳し,その内容を理解する.
10 熱流体工学分野(3)Steam Boiler
ボイラーの構造に関する英文を和訳し,その内容を理解する.
11 熱流体工学分野(4)Thermodynamics
熱力学に関する文献をグループに分かれて和訳し,その内容を理解する.各グループは内容をプレゼンテーション形式で説明する.
12 熱流体工学分野(5)Basic Equations of Fluid Mechanics
流体力学に関する文献をグループに分かれて和訳し,その内容を理解する.各グループは内容をプレゼンテーション形式で説明する.
13 計測工学分野(1)Scanning Probe Microscopy
走査型プローブ顕微鏡に関する英文献を訳させ,その内容について理解させる.
14 計測工学分野(2)Scanning Probe Microscopy
走査型プローブ顕微鏡に関する英文献を訳させ,その内容について理解させる.
15 計測工学分野(3)Scanning Probe Microscopy
走査型プローブ顕微鏡に関する英文献を訳させ,その内容について理解させる.


中間試験および定期試験は実施しない.