【 2007 年度 授業概要】
科   目 加工工学 ( Manufacturing Engineering )
担当教員 尾崎 純一
対象学年等 機械工学科・3年C組・前期・必修・1単位 ( 学修単位I )
学習・教育
目標
工学系複合プログラム JABEE基準1(1)
授業の概要
と方針
本講義では,塑性加工,切削加工,研削加工の基礎について具体的な製品例や事例を取り上げながら解説する。



1 機械加工と塑性加工の違いおよび得失について理解できる。
2 塑性加工における主な加工法とその特徴について理解できる。
3 切削加工における主な加工法とその特徴について理解できる。
4 研削加工の特徴が理解できる。
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1 機械加工と塑性加工の違いおよび得失について理解出来たかどうか中間試験および定期試験で評価する。
2 塑性加工における主な加工法とその特徴について理解出来たかどうか中間試験およびリポートで評価する。
3 切削加工における主な加工法とその特徴について理解出来たかどうか定期試験およびリポートで評価する。
4 研削加工の特徴が理解出来たかどうか定期試験で評価する。
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成績は,試験70% レポート30% として評価する。試験点は中間試験と定期試験の平均点とする。100点満点で55点以上を合格とする。
テキスト 「機械系教科書シリーズ3 機械工作法」:平井三友・和田任弘・塚本晃久著(コロナ社)
配布プリント
参考書 「基礎塑性加工学」:川並高雄・関口秀夫・斉藤正美編著(森北出版)
「鉄と鉄鋼がわかる本」:新日本製鉄(株)編(日本実業出版)
関連科目 機械工作法(2年)
履修上の
注意事項
 

【授業計画( 加工工学 )】
上段:テーマ/下段:内容(目標、準備など)
1 総論
加工法の種類および加工法を理解することの意義について解説する。
2 塑性加工の基礎
材料変形の基本的事項について学習する。
3 鍛造
鍛造の原理,特徴,種類について学習し加工事例を紹介する。
4 圧延
圧延加工の基本について解説する。
5 プレス加工(1)
打ち抜き,曲げ加工の基本について学習する。
6 プレス加工(2)
打ち抜き,曲げ加工の基本について学習する。
7 その他の塑性加工法
押出し加工,引抜き加工の基本について学習する。
8 中間試験
これまで学習した内容について試験を行う。
9 試験解説,切削加工(1)
切削理論の基本について学習する。
10 切削加工(2)
切削工具の基本について学習する。
11 切削加工(3)
切削液,旋盤,ボール盤について学習する。
12 切削加工(4)
フライス,その他の工作機械について学習する。
13 研削加工
研削の原理,砥石の基本および研削加工方法について学習する。
14 特殊加工
特殊加工の分類と主な特殊加工について学習する。
15 まとめと演習
各種加工方法について総括するとともに,実製品がどのように加工されているのか考察する。


中間試験および定期試験を実施する。