【 2007 年度 授業概要】
科   目 地理 ( Geography )
担当教員 八百 俊介
対象学年等 機械工学科・1年B組・通年・必修・2単位 ( 学修単位I )
学習・教育
目標
工学系複合プログラム JABEE基準1(1)
授業の概要
と方針
はじめに,自然現象(地形・気象)の形成要因・分布を学習する。ついで,地表面を投影した地形図から情報を読み取る手法を学ぶ。また,人口変化と人口構成の形成要因を学ぶ。さらに,人間の生産活動である農業・工業の立地要因と類型を学習し,流動から地域を考察し,個人の行動の成り立ちを学習する。最後に都市の内部構造の成り立ちや都市の中心性・都市システムの判定方法を学習する。基本的な地理情報を検索する。



1 自然現象(気候,植生,土壌,地形)の形成要因を理解し,資料から気候,地形の判別ができる。気候ごとの植生,土壌の分布が識別できる。
2 地形図から地形,歴史など地理的情報を読み取ることができる。
3 人口変化の要因が理解でき,人口構成から地域特性が判別できる。人口の将来推計ができる。
4 生産活動(農業,工業)の立地要因を理解し,類型や分布が理解できる。人間の諸活動が環境に与える影響が理解できる。
5 交通・物流に関する資料から地域特性を判別することができる。個人の行動の成り立ちが理解できる
6 商業・サービス業,住宅を中心とした都市の内部構造と都市システムが理解できる。データを元に中心性や都市システムの特徴,都市内部地区の特性が判別できる。
7 国内外の基本的地誌情報を検索し,資料から地域が特定できる
8  
9  
10  












1 気候・地形の形成要因を理解し,判別ができるか中間試験で評価する。植生・土壌の分布が理理解できているか中間試験で評価する。資料から気候区分ができるか課題で評価する
2 地形図から地形,歴史など地理的情報を読み取ることができるか,定期試験で評価する。
3 人口変化の要因が理解でき,人口構成から地域特性が判別できるか定期試験で評価する。人口の将来推計ができるか課題で評価する。
4 農業,工業の立地要因を理解し,類型や分布が理解できているか中間試験で評価する。人間の諸活動が環境に与える影響が理解できているか課題で評価する。
5 交通・物流に関する資料から地域特性を判別することができるか中間試験で評価する。個人の行動の成り立ちが理解できているか定期試験で評価する
6 都市の内部構造と都市システムが理解できているか,中心性,都市システム,地区特性が判別できるか定期試験で評価する
7 国内外の基本的地誌情報を検索し,資料から地域が特定できるか課題で評価する
8  
9  
10  




成績は,試験85% 課題15% として評価する。100点満点とし60点以上を合格とする。試験成績は中間試験,定期試験の平均点とする。
テキスト 独自編集テキスト
参考書 高校課程地理Bに関するもの
関連科目 なし
履修上の
注意事項
 

【授業計画( 地理 )】
上段:テーマ/下段:内容(目標、準備など)
1 気候要素と特性1
気候要素の地理的分布を学習し,データから気候特性を読み取るとともに,形成要因を学習する。
2 気候要素と特性2
第1週目と同じ。
3 気候要素と特性3
第1週目と同じ。気候区分の方法を学習する。
4 植生と土壌
気候区ごとの植生と土壌の形成,分布を学習する
5 地形と営力1
大地形・小地形の識別と,その形成要因について学習する
6 地形と営力2
第5週目と同じ
7 地形と営力3
第5週目と同じ
8 中間試験
第1週目から第7週目の範囲で試験を行なう
9 地形図の判読1
地形図から各種地理的情報を読み取る学習をする。
10 地形図の判読2
第9週目に同じ
11 地形図の判読3
第9週目と同じ。
12 人口変化と要因1
人口転換論を中心に人口変化の社会的・経済的要因を学習する
13 人口変化と要因2
第12週目に同じ
14 人口構成と地域1
人口構成(年齢別,産業別等)と地域特性の関係を学習する
15 人口構成と地域2
第14週目に同じ
16 農業の立地と類型1
農業の立地と類型,分布を学習する
17 農業の立地と類型2
第16週目に同じ。農業と環境の関係について学習する
18 工業立地と類型1
工業の特性と立地指向性に基づく分類について学習する
19 工業立地と類型2
第18週目に同じ。工業と環境の関係について学習する
20 交通と地域1
交通の発達と地域の関係,交通を数量的に分析する方法について学習する
21 交通と地域2
第20週目と同じ
22 貿易と地域
貿易に関するデータから地域特性を識別する方法を学習する
23 中間試験
第16週目から第22週目の範囲で試験を行なう
24 行動の成立1
個人の行動の成立要因を学習する
25 行動の成立2
第24週目に同じ
26 都市の内部構造1
都市の内部構造を商業地域の分類,住宅地の分布を中心に学習する
27 都市の内部構造2
第26週目に同じ
28 都市の内部構造3
第26週目に同じ
29 都市システム1
都市の中心性と都市システムについて学習する
30 都市システム2
第29週目に同じ


中間試験および定期試験を実施する。