【 2007 年度 授業概要】
科   目 生物 ( Biology )
担当教員 向井 理恵
対象学年等 電気工学科・3年・後期・必修・1単位 ( 学修単位I )
学習・教育
目標
工学系複合プログラム JABEE基準1(1)
授業の概要
と方針
外界から摂取した栄養素が生体内で代謝される経路について学ぶ。



1 消化器官の名称とその働きを理解する。
2 栄養素の吸収について理解する。3大栄養素が吸収される際の形態と,体内動態について説明できる。
3 ヒトの生活に対し,動物実験がもつ役割を理解する。動物実験の示すメリットとデメリットが説明できる。
4 生体内で消化を担う臓器・成分を用いて実験を行う。
5 生体での栄養素の働きについて理解する。栄養素が利用されるまでの経路を説明できる。
6 生体で機能を発揮する成分について学ぶ。機能を発揮するメカニズムを説明できる。
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1 消化に関するキーワードが説明できるか,演習を行なう。また演習のうち一部を前期中間試験で出題し評価する。
2 吸収について説明できるか演習を行なう。また演習のうち一部を前期中間試験で出題し評価する。
3 動物実験の持つ役割をレポート形式で評価する。
4 実験を行い,レポートで評価する。
5 栄養素の働きの理解度を試験で評価する。
6 生体で機能を発揮する成分について学ぶ。機能を発揮するメカニズム説明できるかを試験で評価する。
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成績は,試験70% レポート10% 小テスト20% として評価する。試験成績は,中間試験と定期試験の平均点とする。100点満点で55点以上を合格とする。
テキスト なし
参考書 なし
関連科目 一般的な化学の知識を習得していることが望ましい。
履修上の
注意事項
必要な資料はこちらから配ります。

【授業計画( 生物 )】
上段:テーマ/下段:内容(目標、準備など)
1 栄養について
栄養素の基本的理解
2 消化について
消化の基本的理解
3 消化酵素について
消化酵素と吸収経路の基本的理解
4 代謝について
基礎代謝とそれに影響を与える因子
5 体内エネルギーについて
食品から得られるエネルギーを実際の食品を元に学ぶ。
6 炭水化物
炭水化物の代謝と生理機能
7 中間試験
ここまでに習得したキーワードを説明できるか否か評価する。
8 動物実験
動物実験の倫理的考察と,商業的利用の是非。
9 実験
生体成分を利用した実験技術の習得
10 タンパク質の体内動態
タンパク質の合成について学ぶ。
11 脂質の体内動態
脂質から脂肪への生合成について学ぶ。
12 ビタミンとミネラルの体内動態
ビタミン,ミネラルが生体内で示す働きについて学ぶ。
13 栄養素の機能
栄養素の3次機能について
14 栄養素の機能
3次機能が生体内で発揮されるメカニズム
15 生体の指標
自分の体の中の成分をどういった指標で示すのか知る。


中間試験および定期試験を実施する。