【 2007 年度 授業概要】
科   目 専攻科ゼミナールII ( Advanced Course Seminar II )
担当教員 赤対,宮本,熊野
対象学年等 機械システム工学専攻・2年・前期・必修・2単位 ( 学修単位II )
学習・教育
目標
工学系複合プログラム JABEE基準1(1)
B-4(40%) C-2(60%) (d)2-a,(d)2-b,(d)2-c,(e),(f),(g)
授業の概要
と方針
専門工学に関連する外国語文献を輪読する。担当部分について,その内容を説明し考察を述べるとともに討論をゼミナール形式で行う。幅広い工学分野の新しい学識を得るとともに,関連する文献を調査することにより最新技術や研究の手法について実践的に学ぶ。ゼミナールIでは,材料系,設計計測系,制御情報系を対象としたが,ゼミナールIIでは,熱流体系,生産加工系,応物系を対象とする。



1 【B-4】  機械システム工学関連の英語文献を,必要最小限の辞書の活用により読解できる。
2 【C-2】  各分野の文献を読むことで,機械システム工学の広い分野における基礎事項または技術動向を理解する。
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1 機械システム工学関連の英語文献の読解能力を各テーマごとに試験または提出課題で評価する。
2 機械システム工学の広い分野における基礎事項または技術動向の理解度を各テーマごとに試験または提出課題で評価する。
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到達目標1,2を各テーマごとに担当者が試験または提出課題で100点満点で評価し,全担当者の評価点の平均を本科目の評価とする。100点満点で60点以上を合格とする。
テキスト 各担当教員より指示する。
参考書 各担当教員より指示する。
関連科目 工業英語
履修上の
注意事項
5年「工業英語」で得た知識をベースに英語文献を購読する。

【授業計画( 専攻科ゼミナールII )】
上段:テーマ/下段:内容(目標、準備など)
1 熱流体工学分野(1) Liquid Flow and Metering
管内の流れ,摩擦圧力損失,ピトー管による流速測定を理解する。流体工学に関する基礎知識を復習しておくこと
2 熱流体工学分野(2) Aerofoils
揚力を最大限に利用した「翼」について,その揚力の発生する理由を理解する。揚力と抗力に関する基礎知識が必要である。
3 熱流体工学分野(3) Liquid Pumps
遠心ポンプと歯車ポンプについてその構造を理解する。流体機械に関する基礎知識が必要である。
4 熱流体工学分野(4) Reactor Cooling System
原子炉の構造を理解し,蒸気をいかに安全に作り出すかを理解する。発電に関する基礎知識が必要である。
5 熱流体工学分野(5) Steam Boiler
ボイラーの構造を理解し,燃料とその供給方法について理解する。熱工学の基礎知識が必要である。
6 加工学分野(1)Mechanical machining
加工学における基本原理,機械加工の位置づけについて,英語文献を通して学習する。
7 加工学分野(2)Mechanical machining
切削加工に関する英語文献を読解し,切削機構について理解を深める。
8 加工学分野(3)Mechanical machining
切削加工に関する加工事例について,英語文献を読解し学習する。
9 加工学分野(4)Mechanical machining
研削加工に関する英語文献を読解し,研削の分類,メカニズムなどの理解を深める。
10 加工学分野(5)Mechanical machining
研削加工に関する加工事例について,英語文献を読解し学習する。
11 電気力学分野(1) Electrostatics
静電学について,静電現象,クーロンの法則などを中心に,事前に配付する英語文献を通して学習する。
12 電気力学分野(2) Electrostatics
静電学について,電場の概念とガウスの定理,ストークスの定理を中心に,事前に配付する英語文献を通して学習する。
13 電気力学分野(3) Electrostatics
静電学について,電場の概念とガウスの定理,ストークスの定理を中心に,事前に配付する英語文献を通して学習する。
14 電気力学分野(4) Electromagnetic Theory
電磁波理論について,マクスウェルの方程式を中心に,関連する文献を輪読して理解を深める。
15 電気力学分野(5) Electromagnetic Theory
電磁波理論について,マクスウェルの方程式を中心に,関連する文献を輪読して理解を深める。


中間試験および定期試験は実施しない。