【 2007 年度 授業概要】
科   目 英語講読 ( English Reading )
担当教員 西山 正秋,今里 典子
対象学年等 全専攻・1年・前期・選択・2単位 ( 学修単位II )
学習・教育
目標
工学系複合プログラム JABEE基準1(1)
B-3(100%) (f)
授業の概要
と方針
1回〜8回(西山担当):英語論文のアブストラクト及び本文を読み,文献の検索方法について学ぶ。又,各自の研究に関する論文や他の分野の論文を英語で読む。そして,社会的・学問的に広い視野から,研究についての考え方を学ぶ。 9回〜15回(今里担当):科学および科学技術に関するエッセイを素材にし,「論理的な読み方」を学習する。重要文法事項・表現もあわせて解説する。語形成のルールにより語彙力を培う。



1 【B-3】  英文のアブストラクトを読んで,論文の概要をつかむ力をつける。
2 【B-3】  各種文献を読むことによって,専門分野に限らず幅広い視野をもてるようになる。
3 【B-3】  英語文献の検索を効率的に行えるようになる。
4 【B-3】  各自の研究を社会との関連でとらえられることができるようになる。
5 【B-3】  基本的な科学エッセイを読み,「論理的読み方」のパターンを理解する。
6 【B-3】  読解に必要な文法事項や表現方法を理解する。
7 【B-3】  語形成ルールを理解した上で,語彙を増やすことができる。
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1 英文のアブストラクトを読んで,論文の概要をつかむ力がついたか,中間試験で評価する。
2 各種文献を読むことによって,専門分野に限らず幅広い視野をもてるようになったか,中間試験で評価する。
3 英語文献の検索を効率的に行えるようになったか,レポートで評価する。
4 各自の研究を社会との関連でとらえられることができるようになったか,レポートで評価する。
5 「論理的読み方」のパターンを理解したかどうか,定期試験およびレポートによって評価する。
6 読解に必要な文法事項や表現方法を理解しているかどうかを,定期試験によって評価する。
7 語形成のルールを理解したうえで語彙力が養えているかどうかを,小テスト・定期試験によって評価する。
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成績は,試験80% レポート10% 小テスト10% として評価する。なお,試験成績は,中間試験と定期試験の平均点とする。100点満点で60点以上を合格とする。
テキスト プリント
参考書 「はじめての科学英語論文」:Robert A. Day 著・美宅成樹 訳 (丸善出版部)
関連科目 本科目は,5年次英語演習,及び専攻科1年次後期の時事英語と関連する。
履修上の
注意事項
 

【授業計画( 英語講読 )】
上段:テーマ/下段:内容(目標、準備など)
1 英文のアブストラクトについて
LLBA(Linguistics and Language Behavior Abstracts)から選んだAbstractを例として,英文アブストラクトについて説明をする。
2 論文講読(1)
実験心理学の英語論文を用いて,アブストラクト・本文・引用文献について説明をする。
3 論文講読(2)
工学関係の英語論文を用いて,アブストラクト・本文・引用文献について説明をする。
4 文献検索の方法について
文献検索の方法について説明した後,各自の研究と関連のある文献をインターネットなどで検索する。
5 インターネット上の論文講読
インターネットで得られる学会発表のproceedings等を用いて,最新の論文を読む。
6 論文講読(3)
人文科学系の英語論文を読むことによって,各自の研究を幅広い視野から考えるようにする。
7 論文講読(4)
社会科学系の英語論文を用いて,研究と社会について考えるようにする。
8 中間試験
これまでに学習した内容の理解度を確認する。
9 後半のイントロダクション
「論理的読み方」の型を解説,英語チェックを行う
10 サポート型 +語彙1
サポート型エッセイを読み,構成を理解する。+語彙1を学習。
11 対照型 +語彙2
サポート型復習の後,対照型エッセイを読み,構成を理解する。+語彙2を学習。
12 フロー型 +語彙3
対照型復習の後,フロー型エッセイを読み,構成を理解する。+語彙3を学習。
13 展開型(1)+語彙4
フロー型復習の後,展開型(1)エッセイを読み,構成を理解する。+語彙4を学習。
14 展開型(2)+語彙5
展開型(1)復習の後,展開型(2)エッセイを読み,構成を理解する。+語彙5を学習。
15 まとめ
学習したすべての型を復習し,理解を確認する。


中間試験および定期試験を実施する。