【 2006 年度 授業概要】
科   目 都市情報工学 ( Civil and Information Engineering )
担当教員 中尾 幸一
対象学年等 都市工学科・5年・前期・選択・1単位 ( 学修単位I )
学習・教育
目標
工学系複合プログラム JABEE基準1(1)
A3(100%) (c),(d)1
授業の概要
と方針
都市情報を扱う支援ツールの一つとして様々な活用がなされている地理情報システム(GIS)の原理や機能などとその概要について学習する。また,その活用例を紹介する。



1 【A3】  支援ツールとしての地理情報システムの基本構成,データ構造,構築方法などの概要について説明できる。
2 【A3】  都市,交通分野での活用可能性について説明できる。
3 【A3】  活用技術の修得と都市情報工学全般への応用力を養う。
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1 毎回の講義に関するレポートで評価する。
2 関連分野における地理情報システム活用事例の調査レポートで評価する。
3 実際の都市情報を使った地域分析レポートで評価する。
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成績は,試験85% レポート15% として評価する.
テキスト 配布プリントを基本。補助テキスト「地理情報システム 入門&マスター」 町田 総 山海堂
参考書 「触って覚えるGIS」 町田 総 山海堂
「地図情報システム入門」 鎌田靖彦 日刊工業新聞
「行政とビジネスのための地理情報システム」 高阪宏行 古今書院
「コンピュータマッピング」 坂内正夫ほか 昭晃堂
「入門地理情報システム」 Jeffrey Star John Estes (岡部篤行訳)
関連科目 測量学,リモートセンシング,都市環境工学
履修上の
注意事項
 

【授業計画( 都市情報工学 )】
上段:テーマ/下段:内容(目標、準備など)
1 講義概要,地理情報システム概論
講義概要の説明と地理情報システムについて概説
2 地理情報システムとは
日本の地理情報システムの発展経緯と現状 , 地理情報システムの定義
3 地理情報システムとは
地理情報システムの種類と代表的機能の概要
4 地理情報システムの仕組みと機能
システムの基本構成
5 地理情報システムの仕組みと機能
GISで「地理情報」を扱うための仕組み1
6 地理情報システムの仕組みと機能
GISで「地理情報」を扱うための仕組み2
7 地理情報システムの仕組みと機能
GISの処理機能一覧
8 地理情報システムの仕組みと機能
GISに関する補足
9 地理情報システム活用のための基礎知識
地理情報システム活用の基本的な流れとその考え方
10 地理情報システム活用のための基礎知識
データベースの設計・構築のポイントおよび手順
11 地理情報システム活用のための基礎知識
地理情報システムで利用できる「情報ソース」とプラットフォーム
12 地理情報システムの地域分析への活用
「地域分析」へのGIS活用のポイント
13 地理情報システムの地域分析への活用
地域分析におけるGISの「使える」処理機能
14 GISを使った地域分析事例の紹介
地区交通計画への活用 , 震災復興調査・分析への活用 , 交通事故分析への活用
15 地理情報システムの総括と展望
これまでの講義内容の総括と今後の展望の講話


中間試験および定期試験を実施する.