【 2006 年度 授業概要】
科   目 都市工学演習 ( Exercise of Civil Engineering )
担当教員 都市工学科全教員
対象学年等 都市工学科・4年・前期・選択・1単位 ( 学修単位I )
学習・教育
目標
工学系複合プログラム JABEE基準1(1)
A4-2(20%) A4-3(20%) A4-4(20%) C3(20%) D1(20%) (a),(b),(d)1,(d)2-a,(d)2-d,(g)
授業の概要
と方針
都市工学技術者は社会基盤施設を建設・保全するなど,その業務は社会一般との関わりが深く,専門知識のみならず幅広い教養と常識を身に付けていることが求められる。都市工学科全教員が各々の専門分野について演習主体の授業を行い,専門科目および一般科目の基礎から応用までを総復習する。また都市工学技術者としての業務および将来の進路に対し,理解を深めることを目的としている。



1 【A4-2】  都市工学の基礎・力学系科目に関する,基礎的演習問題を解くことができる。
2 【A4-3】  都市工学の建築系科目に関する,基礎的演習問題を解くことができる。
3 【A4-4】  都市工学の環境・計画系科目に関する,基礎的演習問題を解くことができる。
4 【C3】  都市工学技術者として求められる一般教養・常識問題を解くことができる。
5 【D1】  都市工学に関する基本技術について説明できる。
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1 都市工学の基礎・力学系科目に関する,基礎的演習問題を解くことができるかは,演習問題,レポート及び試験等で評価する。
2 都市工学の建築系科目に関する,基礎的演習問題を解くことができるかは,演習問題,レポート及び試験等で評価する。
3 都市工学の環境・計画系科目に関する,基礎的演習問題を解くことができるかは,演習問題,レポート及び試験等で評価する。
4 都市工学技術者として求められる一般教養・常識問題を解くことができるかは,演習問題,レポート及び試験等で評価する。
5 都市工学に関する基本技術について説明できるかは,受講者へ技術的なテーマを与えてプレゼンテーション,ディスカッションなどで評価。
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成績は,試験70% レポート20% プレゼンテーション10% として評価する.
テキスト 授業時配布のプリント
参考書 1〜3年で学習した一般科目,専門科目の教科書
関連科目 1〜3年で学習した一般科目,専門科目
履修上の
注意事項
この教科については,都市工学科の専門科目及び1年次からの一般教養科目の基礎から応用までを総復習するもので,高専に入学してこれまで学習してきた一般共通科目と専門科目の全ての教科が含まれている。

【授業計画( 都市工学演習 )】
上段:テーマ/下段:内容(目標、準備など)
1 都市工学演習を学ぶ意義
就職・進学等,進路の現状,インターンシップへの取り組み等,演習を学ぶ意義を説明する。
2 言語能力の検査・小論文
SPIの言語問題約80問で構成。決められたテーマによる小論文の作成。
3 非言語能力の検査・小論文
SPIの非言語問題約50問で構成。決められたテーマによる小論文の作成。
4 重要な数学
過去の就職,進学の試験における数学の問題について演習等を通じて,理解させる
5 一般教養【1】
一般的な知識(国語・社会・数学・理科)及び知能(文章理解(英文を含む))問題の解説と演習を行う。
6 一般教養【2】
判断推理,数的処理,資料解釈の問題の解説と演習を行う。
7 応用力学演習1
力の合力,図心,断面2次モーメント,断面係数などについての演習問題プリントを配布し,解答と解説を示す。
8 応用力学演習2
各種の荷重を受ける単純梁,片持ち梁,ゲルバー梁および門形ラーメンなどの構造物の曲げモーメントについての演習問題プリントを配布し,解答と解説を示す。
9 中間試験
中間試験
10 土質1
土の定量的表示法(含水比,間隙比,飽和度,比重,密度)について述べる。
11 水理学1
水の性質,静水圧,管水路,開水路,オリフィス,堰についについて演習問題を配布し,ポイントを解説して解答を示す。
12 土質2
圧密に関する計算(圧密沈下量とその沈下量が生じるのに要する時間)について演習を行い,圧密現象について解説を行う。
13 材料,測量,計画学演習
材料,測量,計画学分野における基本的問題の演習を行い,その解答を示し解説を行う。
14 建設環境
公務員試験,技術士1次試験の過去問等を題材に,環境アセスメント,環境基準,各種地球環境問題について解説する。
15 プレゼンテーション
プレゼンテーションの技術について


中間試験および定期試験を実施する.