【 2006 年度 授業概要】
科   目 英語講読 ( English Reading )
担当教員 西山 正秋,今里 典子
対象学年等 全専攻・1年・前期・選択・2単位
学習・教育
目標
工学系複合プログラム JABEE基準1(1)
B3(100%) (f)
授業の概要
と方針
1回〜8回(西山担当):英語論文のアブストラクト及び本文を読み,文献の検索方法について学ぶ。又,各自の研究に関する論文や他の分野の論文を英語で読む。そして,社会的・学問的に広い視野から,研究についての考え方を学ぶ。 9回〜15回(今里担当):自然科学系エッセイの文章を用いた演習を通じ,文法・構文・文体構造を理解し,英文講読能力向上を目指す。



1 【B3】  英文のアブストラクトを読んで,論文の概要をつかむ力をつける。
2 【B3】  各種文献を読むことによって,専門分野に限らず幅広い視野をもてるようになる。
3 【B3】  英語文献の検索を効率的に行えるようになる。
4 【B3】  各自の研究を社会との関連でとらえられることができるようになる。
5 【B3】  英文法(文の構成,関係詞,比較,接続)の知識を利用し,英文の内容を正しく把握できる
6 【B3】  エッセイに使用される基本語彙の形態的構造の知識を利用し,英文の内容を正しく理解できる。
7 【B3】  エッセイに使用される文体の構造を理解し,長文の要旨をすばやく正確に把握できる。
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1 英文のアブストラクトを読んで,論文の概要をつかむ力がついたか,中間試験で評価する。
2 各種文献を読むことによって,専門分野に限らず幅広い視野をもてるようになったか,中間試験で評価する。
3 英語文献の検索を効率的に行えるようになったか,レポートで評価する。
4 各自の研究を社会との関連でとらえられることができるようになったか,レポートで評価する。
5 文の構成,関係詞,比較,接続の英語文法を理解しているかどうか,英文の解釈によって定期試験と小テストで評価する
6 エッセイに使用される基本語彙の形態的構造が理解できているかどうかを定期試験と小テストで評価する
7 エッセイに使用される文体の構造が理解できているかを,英文の解釈によって,定期試験と小テストで評価する。
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成績は,試験80% レポート10% 小テスト10% として評価する.
テキスト プリント
参考書 「はじめての科学英語論文」:Robert A. Day 著・美宅成樹 訳 (丸善出版部)
関連科目 本科目は,5年次英語演習,及び専攻科1年次後期の時事英語と関連する。
履修上の
注意事項
 

【授業計画( 英語講読 )】
上段:テーマ/下段:内容(目標、準備など)
1 英文のアブストラクトについて
LLBA(Linguistics and Language Behavior Abstracts)から選んだAbstractを例として,英文アブストラクトについて説明をする。
2 論文講読(1)
実験心理学の英語論文を用いて,アブストラクト・本文・引用文献について説明をする。
3 論文講読(2)
工学関係の英語論文を用いて,アブストラクト・本文・引用文献について説明をする。
4 文献検索の方法について
文献検索の方法について説明した後,各自の研究と関連のある文献をインターネットなどで検索する。
5 インターネット上の論文講読
インターネットで得られる学会発表のproceedings等を用いて,最新の論文を読む。
6 論文講読(3)
人文科学系の英語論文を読むことによって,各自の研究を幅広い視野から考えるようにする。
7 論文講読(4)
社会科学系の英語論文を用いて,研究と社会について考えるようにする。
8 中間試験
これまでに学習した内容の理解度を確認する。
9 後半のイントロダクション
後半の授業の方法などを確認,エッセイの基本構造1について解説
10 英文法1と語彙の形態1
講読に必要な英語文法:文の構成と基本語彙の形態構造1について解説し演習を行う。
11 英文法2と語彙の形態2
講読に必要な英語文法:関係詞と基本語彙の形態構造2について解説し,演習を行う。
12 英文法3と語彙の形態3
講読に必要な英語文法:比較と基本語彙の形態構造3について解説し,演習を行う。
13 英文法4と語彙の形態4
講読に必要な英語文法:接続と基本語彙の形態構造4について解説し,演習を行う。
14 文体と語彙の形態5
講読に必要な文体の構造と基本語彙の形態構造について解説し,演習を行う。
15 総括
講義について復習し,英文の講読を実践する。


中間試験および定期試験を実施する.