【 2005 年度 授業概要】
科   目 保健・体育 ( Health and Physical Education )
担当教員 寺田 雅裕(前期S2),小森田 敏(前期M2A,後期S2),春名 桂(前期C2,後期M2A,C2)
対象学年等 機械工学科・2年A組・通年・必修・2単位
学習・教育
目標
工学系複合プログラム JABEE基準1(1)
授業の概要
と方針
各種の運動を自主的に行わせることによって、積極的に運動を実施する習慣を育て、生涯体育につながる能力を養う。また、健全な社会生活を営む能力や態度を養い、健康、スポーツに関する基礎知識や体力の養成を目的としている。(前期種目:ソフトボール、バレーボール、水泳)(後期種目:サッカー、バドミントン、卓球)



1 ソフトボールの特性を理解し、打つ・守る・走る・投げる等の基本技能を習得する。また、ルールや審判法、スコアのつけ方等を学び、簡易ゲームができるようにする。
2 バレーボールの特性を理解し、レシーブ・パス・スパイク・サービス等の基本技能を習得する。また、ルールや審判法、スコアのつけ方等を学び、簡易ゲームができるようにする。
3 水の特性や泳ぎのメカニズムを理解し、基本泳法を学ぶ。また、水中での自己防衛技術として、総合的な水泳能力の向上を図る。
4 サッカーの特性を理解し、シュート・ドリブル・パス・トラップなどのボールを扱った基本技能や、連係を活かした対人技能を修得する。また、ルールや審判法、スコアのつけ方等を学び、簡易ゲームができるようにする。
5 バドミントンの特性を理解し、基本動作であるラケット操作や、ストロークやサーブなどの基本技能を修得する。また、ルールや審判法、スコアのつけ方等を学び、簡易ゲームができるようにする。
6 卓球の特性及び、基本ストロークや球の回転を理解し、習得する。また、ルールや審判法、スコアのつけ方等を学び、シングルスやダブルスができるようにする。
7 新体力テストを実施することにより、各自の体力を評価し、その結果を分析して、不足している能力の向上を図る。
8 毎時間ストレッチやサーキットトレーニングを行うことにより、継続的な体力増進・傷害予防に関する知識と技能を修得する。また、各種目の練習方法を学び、段階的な技能習熟を図る。
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1 ソフトボールの特性の理解・ルール・審判法・ボールスキル・ゲームの進め方などを理解し、習得しているか評価する。
2 バレーボールの特性の理解・ルール・審判法・ボールスキル・ゲームの進め方などを理解し、習得しているか評価する。
3 水の特性や泳ぎのメカニズム・泳法能力・自己防衛技術・救急法などを理解し、習得しているか評価する。
4 サッカーの特性の理解・ルール・審判法・ボールコントロール・ゲームの進め方などを理解し、習得しているか評価する。
5 バドミントンの特性の理解・ルール・審判法・ボールスキル・ゲームの進め方などを理解し、習得しているか評価する。
6 健康増進・傷害予防・技能習熟に関して、毎時間の習熟度を(関心・意欲・思考・技能・知識)を評価する。
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前期は到達目標毎1のソフトボールを20%、到達目標毎2のバレーボールを20%、到達目標毎3の水泳を20%、到達目標毎6を40%の割合で評価する。後期は、到達目標毎4のサッカーを30%、到達目標毎5のバドミントンを30%、到達目標毎6を40%の割合で評価する。
テキスト MY SPORTS:大修館書店
新版「保健体育概論」:近畿地区高等専門学校体育研究会編 晃洋書房
参考書  
関連科目  
履修上の
注意事項
卓球及び新体力テストは、評価には含まない。

【授業計画( 保健・体育 )】
上段:テーマ/下段:内容(目標、準備など)
1 ソフトボール1
安全に留意し、正しい用具(バット・グローブ・ベース・ソフトボール・マスク)の使い方を覚える。キャッチボールを通して、様々なスローイング(ピッチングを含む)の方法を学ぶ。トスバッティングを通して、バットコントロール・ミート・捕球の方法を理解する。
2 バレーボール1
安全に留意し、正しい用具(バレーボール・支柱の運び方・ネットの張り方)の使い方を覚える。対人パスを通して、様々なパス技能(オーバーハンド・アンダーハンド)の方法を学ぶ。また、ラリーが続くような簡易ゲームを学ぶ。
3 ソフトボール2
キャッチボール・トスバッティング・シートノックを通して、前回の学習内容を定着させる。また、簡易ゲームを通して、ルールや運営方法を学ぶ。
4 バレーボール2
対人パスを通して、前回の学習内容を定着させる。また、スパイク練習やサーブ練習を通して、攻撃の方法を学ぶ。また、簡易ゲームを通して、ルールや運営方法を学ぶ。
5 ソフトボール3
キャッチボール・トスバッティング・シートノックを通して、前回の学習内容を定着させる。また、簡易ゲームを通して、ルールや運営方法を学ぶ。
6 バレーボール3
対人パスやスパイク練習を通して、前回の学習内容を定着させる。また、簡易ゲームを通して、三段攻撃やルール、運営方法を学ぶ。
7 ソフトボール4
キャッチボール・トスバッティング・シートノックを通して、前回の学習内容を定着させる。また、正式ゲームを通して、ルールや運営方法を学ぶ。
8 バレーボール4
対人パスやスパイク練習を通して、前回の学習内容を定着させる。また、ローテーションを取り入れた正式ゲーム(6人制)を通して、ルールや運営方法を学ぶ。
9 ソフトボール5
正式ゲームを通して、ルールや運営方法を学ぶ。また、学習内容をスキルテストで評価する。
10 バレーボール5
正式ゲームを通して、ルールや運営方法を学ぶ。また、学習内容をスキルテストで評価する。
11 水泳1
水の特性を理解し、浮き方・沈み方などを学ぶ。また、泳ぎのメカニズム(ストリームライン・ローリング・息継ぎ・ストローク)を学び、基本泳法にチャレンジし、個人の能力に応じて、泳力を高める。
12 水泳2
水の特性を理解し、浮き方・沈み方などを学ぶ。また、泳ぎのメカニズム(ストリームライン・ローリング・息継ぎ・ストローク)を学び、基本泳法にチャレンジし、個人の能力に応じて、泳力を高める。
13 水泳3
水に関する事故とその原因を知り、自己防衛方法を着衣水泳や浮き身を通して学ぶ。様々なリレー種目を行い、泳ぐことだけでなく、競い合う楽しみを味わう。
14 水泳4
学習内容をスキルテストで評価する。
15 水泳5
学習内容をスキルテストで評価する。
16 サッカー1
安全に留意し、正しい用具(ボール・ゴールの持ち運び)の使い方を覚える。対人パスを通して、様々なパス技能(インサイド・アウトサイド・ヘディング)及びトラッピングの方法を学ぶ。
17 バドミントン1
安全に留意し、正しい用具(シャトル・支柱の運び方・ネットの張り方・ラケット)の使い方を覚える。対人パスを通して、様々なパス技能(オーバーハンド・アンダーハンド)の方法を学ぶ。また、ラリーが続くような簡易ゲームを学ぶ。
18 サッカー2
対人パスを通して、前回の学習内容を定着させる。また、簡易ゲームを通して、ルールや運営方法を学ぶ。
19 新体力テスト
反復横とび・20mシャトルラン・立ち幅跳び・上体起こし・長座体前屈・ハンドボール投げ・50m走を測定する。身長・体重・座高・体脂肪・握力を測定する。
20 バドミントン2
対人ラリーを通して、前回の学習内容を定着させる。また、シングルスのリーグ戦を通して、ルールや運営方法を学ぶ。
21 サッカー3
対人パスを通して、前回の学習内容を定着させる。また、簡易ゲームを通して、対人技能及びルールや運営方法を学ぶ。
22 バドミントン3
対人ラリーを通して、前回の学習内容を定着させる。また、ダブルスのリーグ戦を通して、ルールや運営方法を学ぶ。
23 サッカー4
対人練習や集団練習を通して、前回の学習内容を定着させる。また、正式コートを使ってのリーグ戦を通して、より高度な連係プレーやルール、運営方法を学ぶ。
24 バドミントン4
対人ラリーを通して、前回の学習内容を定着させる。また、ダブルスのリーグ戦を通して、ルールや運営方法を学ぶ。
25 サッカー5
対人練習や集団練習を通して、前回の学習内容を定着させる。また、正式コートを使ってのリーグ戦を通して、より高度な連係プレーやルール、運営方法を学ぶ。
26 バドミントン5
対人ラリーを通して、前回の学習内容を定着させる。また、ダブルスのリーグ戦を通して、ルールや運営方法を学ぶ。
27 サッカ6
正式ゲームを通して、ルールや運営方法を学ぶ。また、学習内容をスキルテストで評価する。
28 バドミントン6
正式ゲームを通して、ルールや運営方法を学ぶ。また、学習内容をスキルテストで評価する。
29 卓球1
安全に留意し、正しい用具(卓球台の運び方・ネットの張り方・ラケット・ボール)の使い方を覚える。対人練習を通して、様々な基本ストロークを学ぶ。
30 卓球2
個人練習を通して、フォアハンド・バックハンドなどの個人技能を修得する。


保健分野である1)基本的生活習慣の確立、2)体力の保持増進、3)思春期と性について、授業の導入や雨天時の授業などを利用して行う。スキルテストについては、定期試験中には行わず、授業内で行う。