【 2005 年度 授業概要】
科   目 英語演習 ( The Practice of English )
担当教員 前田 誠一郎,マーク・スコット
対象学年等 電子工学科・5年・通年・必修・2単位
学習・教育
目標
工学系複合プログラム JABEE基準1(1)
B3(100%) (f)
授業の概要
と方針
前期は,クラスを2つに分け,少人数教育を実施する.授業計画の2〜8回目と9〜15回目がセットになっており,学生は入れ替わることになる.前期授業の半分は,「英語で発信できる技術者」を目指し,自分の考えを英語で発表するための技術の基本を学習し,演習する.前期授業の半分と後期授業では,科学技術英語やTOEICテストに関して演習形式で学習する.また,プレゼンテーション・コンテストに向けた演習も実施する.



1 【B3】  英語の論理展開を理解し、口頭発表用原稿作成に利用できる。
2 【B3】  書き言葉と話し言葉の違いについて理解を深め、口頭発表用原稿作成に利用できる。
3 【B3】  論理的な文章作成のための英語表現を理解し、口頭発表用原稿作成に利用できる。
4 【B3】  口頭発表のための態度や提示の基本的な方法を理解し実践できる。
5 【B3】  自分の考えを正しい発音で発表でき、また自分以外の発表を聴いて内容を理解し評価できる。
6 【B3】  科学技術に関する英文を読み、正確に英文を読み取ることができる。
7 【B3】  使いこなすことができる科学技術に関する語彙を増加させることができる。
8 【B3】  TOEICテストの演習を数多くこなすことにより、TOEICのスコアを向上させることができる。
9 【B3】  卒業研究のテーマあるいは興味のある科学技術を題材にしたプレゼンテーションができる。
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1 英語の論理展開を理解し、口頭発表原稿作成に利用できているかどうか、原稿チェック時に評価する。
2 書き言葉と話し言葉の違いについて理解し、原稿作成に利用できているかどうか、原稿チェック時に評価する。
3 論理的な文章作成のための英語表現を理解し、原稿作成に利用できているかどうか、原稿チェック時に評価する。
4 口頭発表のための態度や提示の基本的に方法を実践できているかどうか、発表会で評価する。
5 自分の考えを正しい発音で発表でき、また自分以外の発表を聴いて内容を理解し評価できているかどうかを、発表会で評価する。
6 科学技術英語の読解力は、中間試験、定期試験、演習で評価する。
7 科学技術英語の語彙力は、中間試験、定期試験等で評価する。
8 TOEICテストに関しては、中間試験、定期試験等で評価する。
9 卒業研究のテーマあるいは興味のある科学技術を題材にしたプレゼンテーションの発表会で、プレゼンテーション能力を評価する。
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前期は,到達目標1〜5の原稿提出と発表会で50%として評価し,到達目標6〜8の中間試験と定期試験40%,演習10%で評価する.後期は,到達目標6〜8の中間試験と定期試験60%,演習20%,到達目標9のプレゼンテーション20%で評価する.学年成績は,前期成績と後期成績を総合して評価する.なお,英検およびTOEICの結果を成績に考慮する.
テキスト 「GENERAL SCIENCE」:Martin Bates、Tony Dudley-Evans著(南雲堂)
「TOEIC Target 500 」:森田勝之著(金星堂)
参考書 「理科系のための入門英語プレゼンテーション」:廣岡美彦著(朝倉書店)
「はじめての英語プレゼンテーション」:飯泉恵美子、T. J. Oba著(ジャパンタイムズ)
「理工系大学生のための英語ハンドブック」:東京工業大学外国語研究教育センター編(三省堂)
関連科目  
履修上の
注意事項
本科目は,4年次英語演習,及び専攻科英語講読,時事英語に関連する.
英和・和英辞典を持参すること.英検およびTOEICの結果を成績に考慮する.

【授業計画( 英語演習 )】
上段:テーマ/下段:内容(目標、準備など)
1 イントロダクション
教員紹介、少人数授業のためのグループ分け、授業の進め方・内容についてのガイダンスを行う。
2 プレゼンテーション分析(1)
プレゼンテーションの実践例に触れ、英文の構成、表現、図の提示、発表態度などについて分析し理解する。
3 プレゼンテーション分析(2)
第2回目と同じ。
4 原稿作成実践(1)
自分が発表したい題目を選び、プレゼンテーションのための原稿を作成する。その際、第2〜第3回目で学習した内容を反映させるように指導する。
5 原稿作成実践(2)
第4回目と同じ。
6 原稿作成実践(3)
書き言葉と話し言葉の差に注意を喚起し、準備している原稿の英文を、洗練させる。口頭発表時の態度についても再度指導する。
7 発表会(1)
授業を受ける20名の学生のうち半数の10名が、準備した原稿や図をもとにプレゼンテーションを行う。学生の相互評価も行う。
8 発表会(2)
第7回目と同じ。
9 科学技術英語 “Process I” とTOEIC演習(1)
科学技術英語に関する総合演習とTOEICテストのListening、Reading演習を行う。
10 科学技術英語 “Process II” とTOEIC演習(2)
科学技術英語に関する総合演習とTOEICテストのListening、Reading演習を行う。
11 科学技術英語 “Process II” とTOEIC演習(3)
科学技術英語に関する総合演習とTOEICテストのListening、Reading演習を行う。
12 科学技術英語 “Process III” とTOEIC演習(4)
科学技術英語に関する総合演習とTOEICテストのListening、Reading演習を行う。
13 科学技術英語 “Process IV” とTOEIC演習(5)
科学技術英語に関する総合演習とTOEICテストのListening、Reading演習を行う。
14 科学技術英語 “Process IV” とTOEIC演習(6)
科学技術英語に関する総合演習とTOEICテストのListening、Reading演習を行う。
15 科学技術英語の総復習とTOEICの総復習
これまでに学習してきた内容の総復習を行う。
16 プレゼンテーションの準備とTOEIC演習(7)
プレゼンテーション・コンテストの説明と原稿作成、TOEICテストのListening、Reading演習を行う。
17 プレゼンテーションの準備とTOEIC演習(8)
プレゼンテーションの原稿作成とTOEICテストのListening、Reading演習を行う。
18 プレゼンテーションの発表会(1)
プレゼンテーションの発表会を実施する。
19 プレゼンテーションの発表会(2)
第18回目と同じ。プレゼンテーション・コンテストのクラス代表を決定する。
20 科学技術英語 “Quantity” とTOEIC演習(9)
科学技術英語に関する総合演習とTOEICテストのListening、Reading演習を行う。
21 科学技術英語 “Quantity” とTOEIC演習(10)
科学技術英語に関する総合演習とTOEICテストのListening、Reading演習を行う。
22 科学技術英語 “Cause and Effect I” とTOEIC演習(11)
科学技術英語に関する総合演習とTOEICテストのListening、Reading演習を行う。
23 中間試験
 
24 中間試験解説と科学技術英語 “Cause and Effect II”
中間試験の解説と科学技術英語に関する総合演習を行う。
25 科学技術英語 “Cause and Effect II” とTOEIC演習(12)
科学技術英語に関する総合演習とTOEICテストのListening、Reading演習を行う。
26 科学技術英語 “Proportion I” とTOEIC演習(13)
科学技術英語に関する総合演習とTOEICテストのListening、Reading演習を行う。
27 科学技術英語 “Proportion II” とTOEIC演習(14)
科学技術英語に関する総合演習とTOEICテストのListening、Reading演習を行う。
28 科学技術英語 “Measurement II” とTOEIC演習(15)
科学技術英語に関する総合演習とTOEICテストのListening、Reading演習を行う。
29 科学技術英語 “Measuring probability” とTOEIC演習(16)
科学技術英語に関する総合演習とTOEICテストのListening、Reading演習を行う。
30 科学技術英語の総復習とTOEICの総復習
これまでに学習してきた内容の総復習を行う。


・前期は、中間試験・定期試験を適宜実施する。
・後期は、中間試験・定期試験を実施する。