【 2005 年度 授業概要】

科　　　目			水辺環境学 ( Water Environmental Engineering )
担当教員			柿木 哲哉，辻本剛三
対象学年等			都市工学専攻・1年・後期・選択・2単位
学習・教育 目標			工学系複合プログラム	ＪＡＢＥＥ基準１（１）
			A4-4(100%)	(d)1,(d)2-a,(d)2-d,(g)
授業の概要 と方針			豊かで安全な水環境を構築するには，自然界で営まれる物理・化学現象または生物の活動について熟知しておく必要がある．また，人々と水圏との関わりが希薄になり，その要因を種々の方面から理解する． 前半の1〜8回の授業は柿木が担当し，主に海岸，海洋を題材として講義する． 後半の9〜15回の授業は辻本が担当し，主に河川を題材に講義を進める．
到 達 目 標		1	【A4-4】　 海水の流動や物質の拡散について説明できる．
		2	【A4-4】　 沿岸域の物理的現象と生物・化学的現象との関わりについて説明できる．
		3	【A4-4】　 海岸・沿岸域の機能について説明できる．
		4	【A4-4】　 河川環境を構成している事項について説明できる．
		5	【A4-4】　 底生生物と水質との関わりについて説明できる．
		6	【A4-4】　 河川景観の構成要素と人々の河川との関わりについて理説明できる．
		7
		8
		9
		10
評 価 方 法 と 基 準	到 達 目 標 毎	1	海水の流動や物質の拡散について説明できるか期末試験またはで評価する．
		2	沿岸域の物理的現象と生物・化学的現象との関わりについて説明できるか期末試験で評価する．
		3	海岸・沿岸域の機能について説明できるか期末試験で評価する．
		4	河川環境を構成している事項について説明できるか期末試験で評価する．
		5	底生生物と水質との関わりについて説明できるか期末試験で評価する．
		6	河川景観の構成要素と人々の河川との関わりについて理説明できるか期末試験で評価する．
		7
		8
		9
		10
	総 合 評 価		到達目標1〜6の期末試験70%とレポート30%で評価する．
テキスト
参考書			「川人街」：（リバーフロント整備センター） 「川の健康診断」：森下郁子（ＮＨＫブックス） 「都市の水辺と人間行動」：畔柳昭雄（共立出版） 「都市環境と水辺計画」：萩原良巳（剄草書房） 「水圏の環境」：有田ほか（東京電機大学出版局）
関連科目
履修上の 注意事項			関連科目：水理学,環境水工学,都市環境工学,環境基礎科学

【授業計画（ 水辺環境学 ）】

週	上段：テーマ／下段：内容（目標、準備など）
1	沿岸域の流れ場
	沿岸域の流れ場の特徴について述べる．
2	流れによる物質輸送
	流れによる物質輸送のメカニズムについて述べる．
3	沿岸域の生態系と水質
	沿岸域の生態系と水質について述べる．
4	閉鎖性内湾の海水交換
	閉鎖性内湾の海水交換のメカニズムについて述べる．
5	干潟の形成メカニズム
	干潟の形成メカニズムについて述べる．
6	干潟の水質浄化機能
	干潟の水質浄化機能について述べる．
7	海岸の景観と親水性
	海岸の景観と親水性について述べる．
8	海洋観測データの処理法
	海洋観測データの処理法について述べる．
9	河川環境を構成する項目
	河川環境を構成する項目について述べる．
10	底生生物と河川環境
	底生生物と河川環境との関連について述べる．
11	底生生物と河川環境
	底生生物と河川環境との関連について述べる．
12	河川環境と景観
	河川環境と景観について述べる．
13	河川環境と景観
	河川環境と景観について述べる．
14	河川環境と人々の関わり
	河川環境と人々の関わりについて述べる．
15	河川環境と人々の関わり
	河川環境と人々の関わりについて述べる．
備 考	期末試験を実施する。