教員紹介(一般科)

深見 貴成
FUKAMI Takashige   
  • 職名
    准教授
  • 専門分野
    日本近現代史
  • 現在の研究課題と概要
    1. 1920〜30年代の地方自治と地方行政
        明治地方自治制において、郡は自治体(郡制)及び行政機構(郡役所)としての側面を持っており、1926年(大正15)に郡役所が廃止されることによって、地域社会のあり方は再編成される。この郡の問題を中心に、当該期の地方自治・地方行政のあり方について分析することが課題である。
    2. 戦前日本社会における農業団体
        系統農会という農事改良団体の分析を通じて、1920〜30年代の農業団体と地域社会のあり方について分析している。農会は大正期以降、活動を活発化させ、政治的にも社会的にも勢力を伸張させる。その過程及び歴史的な意義を明らかにすることを課題としている。
  • 研究業績(主要3件)
    1. 「郡役所廃止の歴史的意義―農林行政及び兵庫県農会との関連を中心に―」(『ヒストリア』第223号、2010年)
    2. 「戦間期の農会技術員に関する一考察」(『ヒストリア』第214号、2009年)
    3. 「戦時期の地方事務所に関する一考察」(『神戸大学史学年報』第23号、2008年)
  • 所属学会
    大阪歴史科学協議会
    大阪歴史学会
    神戸大学史学研究会
    日本史研究会
  • 担当教科
    歴史、日本史
  • 顧問
    弓道部