教員紹介(一般科)

手代木 陽
TESHIROGI Yo
  • 職名
    教授  
  • 専門分野
    哲学、倫理学
  • 現在の研究課題と概要
  1. ドイツ啓蒙主義哲学における蓋然性の概念
  2. 古来「蓋然性」は不十分な根拠に基づく「臆見」の性質を意味したが、パスカルがこの概念を数学における「確率」として見いだして以来、自然科学や社会科学の方法論上重要な概念となった。この概念はライプニッツによって「可能性の程度」と解釈されたが、その存在論的基礎をそれ以降の18世紀ドイツ啓蒙主義哲学において探究することが現在の課題である。

  3. 科学技術の倫理学
  4. われわれの社会では他人に危害を加えなければ、個人の幸福を最大限に追求する自由が保障されている。しかし現代の科学技術の進歩はこうした従来の人間社会のシステムの改変を余儀なくされる種々の問題を引き起こしている。臓器移植や遺伝子操作といった生命倫理の問題、自然の権利や世代間倫理といった環境倫理の問題を通して、この問題を原理的に考察することが課題である。

  • 研究業績(主要3件)
    1. 「シリーズ<人間論の21世紀的課題>4―環境倫理の新展開」、ナカニシヤ出版、2007年(共著)。
    2. 「蓋然的推理における異種的な論拠の組合せ―ランベルトのベルヌーイ批判」『哲學』第58集、広島哲学会編、2006年、P.1-12。
    3. 「「非加法的蓋然性」を巡る展開―ヤーコプ・ベルヌーイとランベルト」『アルケー』(関西哲学会年報)第14号、2006年、P.116-125。
  • 所属学会、協会
  • 日本哲学会
    日本倫理学会
    日本カント協会
    日本フィヒテ協会
    広島哲学会、関西哲学会
    科学技術社会論学会

  • 担当教科
  • 倫理、哲学、応用倫理学

  • バドミントン部顧問