教員紹介(電子工学科)

長谷 芳樹      (個人ホームページへ)
NAGATANI Yoshiki   メール:
  • 職名
    准教授
  • 専門分野
    音響工学
    超音波エレクトロニクス
    計測工学
    音響心理学
  • 現在の研究課題と概要
    1. 生体内の超音波伝搬計測・解析

      新しい超音波骨粗鬆症診断装置の開発のため,骨を構成している「皮質骨」「海綿骨」「骨髄」等の特徴を実測および3次元音波伝搬シミュレーションを活用して詳細に検討しています。
      海綿骨中を伝搬する音波を詳細に観測することにより,骨粗鬆症診断のための指標が得られます。シミュレーションによって得られた知見は新しい骨粗鬆症診断装置の設計に役立てられます。

    2. 人体内部の音波伝搬シミュレーション

      シミュレーション技術を応用し,人体の3次元モデル内の音波伝搬のシミュレーションも試みています。精密・正確なシミュレーションが実現すれば,医療・福祉・工学分野での活用,医療機器開発における新しい知見の提供,医師・検査技師のトレーニング用途,運動の効果の推定など,様々な分野での応用が期待されます。

    3. 骨導超音波補聴器・音環境評価

      重度難聴者のための骨導超音波補聴器の聴取メカニズムの解明や信号処理手法の開発,音声聴取実験用の音声データベースの校正や音声聴取時の聴覚メカニズムの研究,高齢者にとって会話の聞き取りやすい音環境の評価手法開発などもおこなっています。

  • 研究業績(主要3件)
    1. Yoshiki Nagatani and Ryosuke O. Tachibana, "Multichannel Instantaneous Frequency Analysis of Ultrasound Propagating in Cancellous Bone," The Journal of the Acoustical Society of America, Vol.135, No.3 (2014) pp. 1197-1206.
    2. Yoshiki Nagatani, Katsunori Mizuno, and Mami Matsukawa, "Two-wave behavior under various conditions of transition area from cancellous bone to cortical bone," Ultrasonics 54 (2014) pp. 1245-1250.
    3. Yoshiki Nagatani, Takefumi Sakaguchi, and Hiroshi Hosoi, “Evaluation of acoustic environments using deteriorated speech sound,” Acoustics'08 - Proceedings (2008) pp. 1249-1253.
  • 所属学会、協会
    日本音響学会
    日本聴覚医学会
    IEEE
  • 担当教科
    電子工学序論,電子回路I,電子応用,専攻科ゼミナール,電子工学実験実習,卒業研究