- ホーム
- 神戸高専だより 2018年度
- 2018年11月
神戸高専だより 2018年11月
春日台小学校で光と水に関する出前授業を実施しました(27日)
11月27日(火)神戸市立春日台小学校にて3年生を対象に電気工学科 酒井先生による出前授業「光と水のマジック」が実施されました。45分授業を3回実施し,3クラス79名の児童が受講しました。光が空気や水の中をどのように進むのか意見を出してもらった後,その場で実験によって確かめました。児童たちは様々な意見を出しながら身近な光の特性に驚き,興味津々の様子でした。後半は「全反射」を利用したマジックを披露し,児童たちにオリジナルの作品を製作してもらいました。実演や工作を通じて理科の面白さを楽しく体験してもらうことができました。(電気工学科 酒井昌彦)
![]() 光はどう進む?たくさんの意見が出ました |
![]() 実験で自分の目で確認しよう! |
![]() 自分たちでマジックを作って実演してみます |
高専ロボコン2018に参加しました(25日)
本校Aチームが11月25日(日)、国技館にて開催された、高専ロボコン2018全国大会に参加いたしました。 本年度の課題は「自律ロボットにて2.4メートルの台にペットボトルをフリップさせて立たせる」という、 ロボコン史上、最高難度の課題でした。 Aチームのロボット、VicT(oo)n(ヴィクトーン)は、 三匹の子豚がモチーフの可愛らしい子豚ロボットでした。 愛らしさとは裏腹に、正確な射撃で大量得点とVゴールが狙えるロボットでした。 初戦、強豪の香川高専詫間キャンパスと戦い、40対20の得点対決を制しました。 続く二回戦、熊本高専八代キャンパスと戦い、46対55の得点対決で破れました。46点は全国二位の高得点でしたが、歴戦の強豪校、熊本高専に及びませんでした。一方で高い技術力と得点力を評価いただき、ローム株式会社より特別賞をいただきました。 ロボコンチーム一同、全国優勝を目指し、ロボット開発に励む所存です。 引き続き、ご支援の程よろしくお願いいたします。(ロボット工学研究会顧問一同)
![]() 近畿地区優勝校として入場 |
![]() 自律ロボットVict(oo)n |
![]() 三匹のこぶたの家と狼を |
![]() 息の合った連携プレーにより |
![]() 2.4メートルの台までペットボトルを |
![]() 直径わずか30センチの台に見事着地 |
![]() 初戦勝利の瞬間 |
![]() 自動機を補助するコントロールステーション |
![]() 二回戦も全力を尽くします |
![]() 大会最高得点55点に迫る41点 |
![]() 46点目を追加した瞬間 |
![]() 大会終了時の各高専ツイート数。 |
第12回近畿地区高等専門学校英語プレゼンテーションコンテスト(11月23日・24日)
標題のコンテストが近畿大学工業高等専門学校にて11月23日〔金・祝〕、24日〔土〕の2日間にわたり開催されました。近畿地区7高専から学生が集い,シングル・チーム部門それぞれで,日頃の英語学習,そしてプレゼンテーション訓練の成果を発揮しました.
本校から出場した5名の学生名とその成績は以下の通りです.
<シングル部門>
新村凛さん (応用化学科3年)
津村聡美さん (機械工学科4年)
<チーム部門>−特別賞受賞−
河合璃奈さん (都市工学科5年)
向井騎壮君 (機械工学科5年)
経沢尚輝君 (機械工学科5年)
出場者はみな2日間のコンテストを満喫している様子でした。シングル部門では入賞は果たせませんでしたが、両名ともしっかりと準備をして本番に臨んでくれました。頼もしいほどに堂々としたプレゼンテーションを披露してくれました。チーム部門では特別賞を受賞することができました。全国大会への出場にはあと一歩及びませんでしたが、聴衆を魅了する見事なパフォーマンスを披露してくれました。
このコンテストを迎えるまでの間、お世話になったすべての教職員の皆様に心より感謝申し上げます。(ESS顧問:Pileggi、平野)
![]() シングル部門出場者-1 |
![]() シングル部門出場者-2 |
![]() チーム部門出場者 |
![]() チーム部門表彰(特別賞) |
テクノ愛2018にて奨励賞を受賞しました(23日)
11月23日(金・祝)に京都大学でテクノアイデアコンテスト「テクノ愛2018」の最終審査が行われました。このコンテストでは身近な生活に役立つ技術から最先端技術まで幅広いアイデアを提案して、そのユニーク度や実用性を審査されます。今回は電気工学科5年の阿部 佑貴さんが「分散系ER流体を用いた点字ディスプレイ」というアイデアで参加し、数倍の倍率をクリアして今回の最終審査に進むことになりました。最終審査では、プロモーション動画なども駆使したプレゼンテーションを披露し、見事奨励賞を受賞しました。(応用化学科 増田、電気工学科 南)
![]() 受賞式にて |
![]() 参加者と集合写真 |
![]() 奨励賞の盾 |
都市工学科4年生が台湾へ研修旅行に行きました(20〜23日)
都市工学科4年生41名は、11月20〜23日の3泊4日で台湾に研修旅行に行きました。1日目は龍山寺、故宮博物館などの見学、2日目は台湾治平高校との交流会、3日は台北101や九扮などの見学、4日目は総督府見学を行いました。
台湾治平高校との交流会では、空手部の金本さんの演武と、三輪さんの歌、クラスみんなでこの日のために練習した「恋ダンス」と「世界に一つだけの花(中国語バージョン)」を披露し、盛り上がりました。その後は日本統治時代の建物が多く残る大渓老街を治平高校の学生と一緒に散策し、交流を深めました。
台北の有名な観光地である龍山寺や九扮などの見学では、ガイドさんの話に聞き入り台湾の文化や歴史を学びました。また、現代の台湾における道路や鉄道などのインフラ整備には、日本の技術力が多大に貢献していることを知り、より台湾を身近に感じることができた充実した4日間でした。(都市工学科 田島・柿木)
![]() 治平高校到着 |
![]() 金本さんの空手 |
![]() 三輪さんの歌 |
![]() 恋ダンス |
![]() 世界に一つだけの花 |
![]() 治平高校交流会 |
![]() 大渓老街見学 |
![]() 龍山寺見学 |
![]() 九扮見学 |
電気電子工学専攻2年生が日本音響学会 聴覚研究会にて研究奨励賞を受賞しました(22日)
11月21日,22日に石川県輪島市で開催された日本音響学会 聴覚研究会にて本校専攻科2年の後上正樹さんが研究奨励賞を受賞しました。 発表題目は「超音波エコーの聴取トレーニングによるターゲットの表面粗さ弁別精度の向上 −心理実験および脳磁図測定−」というもので,電気電子工学専攻の2名の学生(後上正樹さんと吉野寿紀さん)を中心に進めてきた研究成果です。コウモリが様々な対象物に向けて発する音を模擬した音波伝搬シミュレーションをおこない,そこから得られた音をヒトに聞かせた時の脳活動をMEGと呼ばれる装置で測定した結果(脳磁図)について報告しました。 この研究から得られた知見は,視覚障害者のサポートのような福祉分野での応用や,小型ロボットに搭載するセンサーのためのよりよい信号処理手法の開発などに役立てられることが期待されます。 (電子工学科 長谷)
![]() 発表の様子 |
![]() 受賞スピーチ |
![]() 発表ブースの前で記念撮影 |
電気工学科4年生が台北城市科技大学を訪問しました(21日)
海外研修旅行の2日目となる11月21日に電気工学科4年生が台北城市科技大学 (Taipei City University of Science and Technology)を訪問させていただきました。同大学は本校と同じく若年からの技術者教育を特徴とする五専(高専に相当する学校)として創立し、近年さらなる教育研究の高度化に対応した四技(4年制の工科大学)と大学院を併設した科学技術大学であり、高専本科と専攻科学生の教育研究に注力する本校と力を合せてグローバル技術者育成を推進すべく2013年より教育研究連携協定を締結しています。今年も海外研修旅行の機会を活かした5回目の訪問として、工学部電気工学科をはじめとする3学科を見学させていただきました。
見学は本校電気工学科4年生39名が3グループに分かれ、それぞれのグループに台北城市科技大学の学生が同行して丁寧な案内を行ってくれました。 各グループが3つの工学部の建物を順に見学させていただいた後には、昼食会場に移動し、案内してくれた学生の皆さんと仲良く交流させていただくことができました。 多くの学生がFacebookやLINEのアカウントを交換し、夜の士林夜市観光時にも駆けつけてくれるなど、積極的に仲良くなってくれた学生が多く極めて有意義な交流とすることができました。(電気工学科 津吉 彰,佐藤 徹哉)
![]() ホールでの歓迎セレモニー |
![]() 情報工学科棟にて |
![]() 電気工学科のロボット技術館で(1) |
![]() 電気工学科のロボット技術館で(2) |
![]() 昼食会場にて(1) |
![]() 昼食会場にて(2) |
神戸高専産金学官技術フォーラム'18が開催されました(14日)
11月14日(水)神戸市産業振興センターにて、「持続可能社会を実現する未来のエネルギー」をメインテーマとして神戸高専産金学官技術フォーラム'18が開催されました。ポスターセッションでは様々な研究分野から78件の発表が行われ、活発な質疑応答がありました。基調講演では早稲田大学 重点領域研究機構 熱エネルギー変換工学・数学融合研究所 招聘研究員 大野 慶祐様によって『ヒートポンプを中核とした次世代省エネルギー技術』という題目で、講演を実施いただき、それに引き続き、パネルディスカッションを実施しました。モデレータの赤対 秀明教授(神戸高専 機械工学科)、パネリストとして大野 慶祐様,浪本 進一郎様(叶迹纉c精機 常務取締役 製造部長),佐野 正様(神戸信金 技術顧問)、南部 法行様(神戸市環境局環境政策部環境貢献都市課 課長)、橋本 英樹准教授 (神戸高専 機械工学科)、向井 騎壮様 (神戸高専 機械工学科 学生)の7名でエネルギーについての現状と今後の方向性について、学術界、産業界、神戸市での取り組みなどや提言を含めて会場の皆さんと一緒になり有意義な議論が行われました。今年度は神戸市内を中心に産金学官関係者約350名の参加がありました。ご参加ありがとうございました(来年度のメインテーマは「医療分野」を予定しております)。(地域協働研究センター 地域連携)
![]() 神戸高専山ア校長による開会の挨拶 |
![]() 基調講演の様子 |
![]() パネルディスカッションの様子 |
![]() パネルディスカッションの様子 |
![]() パネルディスカッションの様子 |
![]() パネルディスカッションの様子 |
![]() 表彰の様子(神戸市機械金属工業会賞) |
![]() 表彰の様子(神戸信金ものづくり賞) |
![]() 表彰の様子(フォーラム実行委員会優秀発表賞) |
ラグビー部が近畿地区高専大会で2連覇しました(14日)
11月14日、三重交通Gスポーツの杜鈴鹿において近畿地区高専大会ラグビーの部決勝戦が開催されました。決勝の相手は、ここ数年と同様に奈良高専でした。前半は、一進一退の攻防が続き5−5の同点で終了。後半もお互いの持ち味がぶつかりあい緊迫した攻防が続きましたが、神戸が終始リードする展開。最後は奈良の反撃を粘りの防御で組み止め、19-15でノーサイド、2年連続の優勝となりました。平日にもかかわらず多くの方々が応援に駆けつけてくださいました。ありがとうございました。今後は1月4日〜9日に奈良県天理市で開催される全国高専大会での連覇を目指して頑張っていきます。(ラグビー部顧問一同)
![]() トライに結びつけたアタック |
![]() マイボールラインアウト |
![]() モールで敵陣に食い込みます |
![]() 試合を決めたコンバージョンゴール |
![]() 新調した横断幕・旗と一緒に記念撮影 |
![]() 閉会式の様子 |
神戸高専サイエンスフェスタ in こべっこランドが行われました(10日)
神戸高専サイエンスフェスタが、機械工学科・鈴木准教授、一般科・谷口教授を講師として神戸市総合児童センター(こべっこランド)において行われました。「ホバークラフトに乗ってみよう」「簡単ホバークラフト作り」「牛乳パックで望遠鏡作り」「光る星座盤作り」という内容で、延べ287人の方に参加していただき、大盛況のうちに終えることができました。(地域協働委員:深見)
![]() ホバークラフトに乗車 |
![]() ホバークラフトを作りました |
![]() 望遠鏡作りの様子 |
![]() 光る星座盤ができました! |
第55回高専祭を開催しました(3・4日)
11月3日・4日、本校キャンパスにて第55回高専祭が行われました。さまざまなステージ・パフォーマンス、各クラス・学科・文科系サークルの趣向を凝らした展示がなされ、学内外の多くの方々に楽しんで頂いた2日間でした。(広報室 藤原・宇野)
![]() 開催前の静けさ |
![]() 大勢の来場者で賑わうステージ前広場 |
![]() 装飾は1年生のクラス作品 |
![]() ステージ企画(吹奏楽部演奏) |
![]() ステージ企画(KCCTコレクション) |
![]() 科展示(機械工学科) |
![]() 科展示(電気工学科) |
![]() 科展示(電子工学科) |
![]() 科展示(応用化学科) |
![]() 科展示(都市工学科) |
![]() 部展示(華道部) |
![]() 部展示(写真部) |
![]() 部展示(電子計算機部) |
![]() 部展示(美術部) |
![]() クラス企画(2年) |
![]() クラス企画(3年) |
![]() 模擬店 |
![]() 同時開催の入試説明会には大勢の |
神戸高専ロボフェス2018を実施しました(3・4日)
高専祭と並行して、神戸高専ロボフェス2018を開催しました。本ロボフェスでは、成長産業技術者教育プログラム(ロボット分野)のパネル展示や、実際にプログラムを履修している機械工学科・電気工学科・電子工学科の3年生13名全員が各自の創造課題として作成したロボットの走行デモを実施した他、ロボット分野の競技会出場ロボットの展示、ロボット分野の研究紹介、電気工学実験部によるロボカップサッカーロボット実演も実施し多くの方にご来場いただきました。(成長産業技術者教育プログラム(ロボット分野)代表 小林 滋)
![]() 成長産業技術者教育プログラム(ロボット分野)のパネル展示とプログラム履修学生による創造課題ロボットの走行デモ |
![]() ロボット分野の競技会出場ロボットの展示 |
![]() ロボット分野の研究紹介 |
![]() 電気工学実験部によるロボカップサッカーロボット実演 |
専攻科設立20周年記念講演会が行われました(2日)
11月2日(金)に,本校専攻科設立20周年を記念して記念講演会が行われました.
講演会は,本校電気工学科の卒業生であり,今年度東京工業大学学長に就任されました益 一哉先生をお招きして行われました.
ご講演は,本校在学時の思い出話から最新の研究までと幅広い内容であり,将来エンジニアを目指す学生にとっては,大先輩の活躍されている講演を聞いて大変良い刺激になったのではないかと思います.また,講演会の後には設立20周年を記念して本校卒業生の同窓会組織である六神会から,記念品目録の贈呈式が行われました.
東京工業大学学長の益先生は,1975年(昭和50年)3月に神戸市立工業高等専門学校 電気工学科をご卒業後,東京工業大学工学部 電子物理工学科3年に編入学されました.1982年(昭和57年)3月に東京工業大学大
学院理工学研究科 電子工学専攻博士後期課程を修了後,同年4月から東北大学 電気通信研究所にご着任され,2000年(平成12年)6月に東京工業大学 精密工学研究所 教授としてご着任されました.その後,2016
年(平成28年)4月に東京工業大学 科学技術創成研究院長にご就任され、2018年(平成30年)4月から東京工業大学 学長にご就任されました.
神戸高専の卒業生であります益学長のこれからのさらなるご活躍を神戸高専一同,心より祈念致します。 (研究渉外主事室 研究担当副校長:道平 雅一)
![]() 講演会の様子1 |
![]() 講演会の様子2 |
![]() 学生からの質問に答える益先生 |
![]() 六神会からの記念品目録贈呈 |
神戸高専企業展示会が開催されました(2日)
11月2日(金)に神戸高専体育館にて神戸高専企業展示会が行なわれました。神戸市内を中心に約50社の企業がブースを設け、自社の製品やサービスなどを神戸高専の3〜4年生約480の学生と先生方に分かりやすく紹介していただきました。 自社にしかできない加工方法や家族的な会社の雰囲気など各々の企業の魅力が学生に伝わったと思います。各企業展示ブースでは本校4年生の名刺交換の練習もしていただきました。プレゼンコーナーも設置して、スライドによる紹介もしていただきました。 また、ラジオ関西の三上公也さんによる学生へのインタビューもありました。参加していただきた企業・団体の方、学生・教員の皆様ありがとうございました。(地域協働研究センター 産学連携)
![]() 展示会全体の様子 |
![]() 展示会全体の様子 |
![]() 展示会(名刺交換練習)の様子 |
![]() 展示会(プレゼン)の様子 |
![]() 展示会(プレゼン)の様子 |
![]() 展示会(プレゼン)の様子 |