神戸高専だより 2009年11月

神戸高専 産学官技術フォーラム'09 (4日)

11月4日、学園都市ユニティーにて、神戸高専 産学官技術フォーラム'09が開催されました。 テーマは「ロボットと情報技術」。オーラルとポスター併せて90件以上の発表があり、 活発で有意義な議論が繰り広げられたことと思います。特別講演では、岡西栄作氏(山城機工(株))が 「学のロボット作りと産でのロボット作りの現状」についてお話され、ロボコンの反省点などが議論されました。 また、「ウェアラブルコンピュータ」で有名な塚本昌彦氏(神戸大学大学院教授)による基調講演の後、 「ロボットに期待すること」と題してパネルディスカッションがおこなわれました。 小学生のための手作りロボット製作講座や、(有)ピノキオさんによるロボット展示など、イベントも盛況でした。 (長谷 芳樹)

[写真] 塚本昌彦氏による基調講演

塚本昌彦氏による基調講演

[写真] パネルディスカッション

パネルディスカッション

[写真] 賑わうポスターセッション

賑わうポスターセッション

[写真] (有)ピノキオさんによるボールすくいロボットの展示

(有)ピノキオさんによるボールすくいロボットの展示

[写真] 小学生のための手作りロボット講座

小学生のための手作りロボット講座

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高専祭準備 (5日)

今週末(11月7日〜8日)に開催される高専祭に向けて催し物の準備を夜遅くまで頑張ってやっています。 例えば電気工学科の学科展示では、多くのLEDとシーケンサーを使ったイルミネーションを作る予定で、 懸命に製作しています。また学生仲間でサツマイモのお菓子の屋台をするための準備なども別のグループで行っています。 (山本 誠一)

[写真] 学生仲間の模擬店準備:デザイン

学生仲間の模擬店準備:デザイン

[写真] イルミネーションの学生展示準備:電気配線

イルミネーションの学生展示準備:電気配線

[写真] イルミネーションの学生展示準備:回路製作

イルミネーションの学生展示準備:回路製作

[写真] イルミネーションの学生展示準備:プログラミング

イルミネーションの学生展示準備:プログラミング

[写真] イルミネーションの学生展示準備:色塗り

イルミネーションの学生展示準備:色塗り

[写真] 学生仲間の模擬店準備:パネル作り

学生仲間の模擬店準備:パネル作り

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高専祭 (7日・8日)

2009年度の高専祭が、11月7日(土)・8日(日)の2日間にわたって開催されました。 今年のテーマは「ECHO」で、参加者の「楽しかった!」という声が校内に響くように頑張りたいと企画されました。 多くの皆さまに各種展示やステージイベントなどを通して学生の意気込みが伝わったことと思います。(石崎 繁利)

[写真] 中央広場の様子(1)

中央広場の様子(1)

[写真] 中央広場の様子(2)

中央広場の様子(2)

[写真] 模擬店

模擬店

[写真] ステージイベント(1)

ステージイベント(1)

[写真] ステージイベント(2)

ステージイベント(2)

[写真] 科展示(1)

科展示(1)

[写真] 科展示(2)

科展示(2)

[写真] クラブ展示(1)

クラブ展示(1)

[写真] クラブ展示(2)

クラブ展示(2)

[写真] クラブ展示(3)

クラブ展示(3)

[写真] 学校見学会の様子

学校見学会の様子

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近畿地区高専英語プレゼンテーションコンテスト(15日)

11月15日(日)に奈良高専で開催された平成21年度近畿地区高専英語プレゼンテーションコンテストに、 専攻科生の田中裕一君、柳慶介君、清水優君の3名が、1チームとして参加しました。春頃から、 プレゼン原稿とパワーポイントファイルを作成し、英語らしい発音、 アイ・コンタクトやジェスチャーのタイミングなどを個別練習や全体練習を通して、繰り返し練習していました。

大会当日は、トップバッターでしたが、練習成果をまずまず発揮することができたと思います。 プレゼンの内容は、“2008 Presentation Contest at Kobe City College of Technology”というタイトルで、 5年生と専攻科1年生で毎年実施している校内プレコンの2008年度版を再現したもので、 研究と英語プレゼンテーション能力の大切さを伝えようとしていました。 また、ユーモアを交えることも目指し、蝶ネクタイ、バドミントンのラケット、都市工学科の作業服を用意し、 長澤まさみさんも登場していました。

Well, the next speaker is Nagasawa Masami, but I regret to say she is absent. We hear she has caught a bad cold. We hope that she has a speedy recovery.

彼らが発表している時の会場の雰囲気は良く、発表の中で言った言葉 “Thank you very much for the nice presentation.”をMCのnativeの先生がそっくりそのまま使ったり、 また、彼ら自身も手応えも感じていたので、何とか入賞できるのではと思っていました。 でも、残念ながら入賞を果たすことはできませんでした。審査委員長の講評によると、 まさに紙一重の差で敗れたようです。

入賞は逃しましたが、またとない経験になっていました。発表もそうですが、コンテスト会場で、他高専の学生、 特に明石高専の学生たちと親睦を深めていました。来年度は、和歌山高専が主幹校になって開催予定ですが、 今回の雪辱は、後輩に託したいと思います。(前田 誠一郎)

[写真] 熱のこもったプレゼン

熱のこもったプレゼン

[写真] 会場で笑いをとる3人

会場で笑いをとる3人

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第16回全国高等学校理科・科学クラブ研究論文で努力賞を受賞 (16日)

自然科学部は、これまでの研究成果をまとめ外部に発信するため、工学院大学(東京)主催の 「第16回全国高等学校理科・科学クラブ研究論文」に応募したところ、努力賞を頂きました。 10月に選考会が開催され、11月16日に表彰状が学校に到着。全国の46校、64編の応募の中、最優秀賞1編、 優秀賞3編、努力賞20編が選ばれています。

湯と水を同条件で冷却すると、湯の方が先に凍るという「ムペンバ効果」について研究を行い、 再現性が非常に難しいムペンバ効果を実際に観測することに成功しました。冷却法についても検討を行ったところ、 冷気による冷却が良い方法であることを見出すことができました。この現象を過冷却の観点からも考察することで、 ムペンバ効果と過冷却との関係についても研究を行いました。

また、使用した実験装置も、高価な装置を単に利用するのではなく、部員同士がアイディアを出し合うことで、 安価な装置を作り上げることにも成功しました。(福本 晃造)

論文タイトル 『ムペンバ効果は実際に起こるのか』( PDF file)

参考URL
http://www.kogakuin.ac.jp/rikar/ronbun016.html

[写真] 努力賞を受賞した学生と指導教員

努力賞を受賞した学生と指導教員

全国高等専門学校デザインコンペティション2009(15日)

平成21年11月13日(金)〜15日(日)、高等専門学校連合会主催、文部科学省・国土交通省ほか後援、 豊田工業高等専門学校主管で「デザコン2009 in 豊田」が豊田市総合体育館で開催されました。 本大会のメインテーマが「やさしさ」で、例年のとおり構造デザインコンペティション、環境デザインコンペティション、 空間デザインコンペティション、ものづくりデザインコンペティションの4つのセッションが設けられました。 構造デザインコンペティションでは、今年の課題は最大で300gのひのき材による三角屋根の模型の耐荷力を競うものです。 環境デザインコンペティションでは、低価格の材料による環境にやさしい水質浄化装置の提案を行うもの、 空間デザインコンペティションでは、都市近郊の農山村地域における住宅および住環境の提案を行うものです。 ものづくりデザインコンペティションでは、木材による組み立て遊具のアイデアの提案です。 それぞれ予選を通過したチームが豊田市での本選に出場しています。

構造デザインコンペティションの予選は他の部門と異なり学校ごとに行うことになっており、 本校でも都市工学科4年生全員が実験課題として(写真1) また5年生の一部が研究課題としてこれを取り上げ模型製作と戴荷試験を行って(写真2)、本選に出場するチームを選びました。 選出されたチームは計算や実験により耐荷力の大きい模型を検討して最終の競技用模型を製作しました。

その構造デザインコンペティションに北海道から九州まで53チームが出場し、本校からは1チーム (都市工学科5年田中、藤田、4年上田、卜部、岡本、原の計6名)が出場しました(写真3)。

本選では、2チームづつ壇上に上がり順に戴荷実験を行いました(写真4)。 予定の荷重にはるか及ばないチームや予定荷重どおりのチームといろいろで、耐荷力は15kgf200kgfでした。 本校チームの予定の荷重は95kgfでしたが、当日の戴荷試験結果は75kgfでした。 優勝は200kgfを出しデザイン性にも優れた米子高専でした。本校チームの成績は22位でした。 なお、次年度のデザインコンペティションは八戸高專で、メインテーマは「もったいない」とのことです。(中西 宏)

[写真] 写真1 製作風景

写真1 製作風景

[写真] 写真2 載荷試験

写真2 載荷試験

[写真] 写真3 製作メンバー

写真3 製作メンバー

[写真] 写真4 デザコン会場

写真4 デザコン会場

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'09エコデンレース大会(23日)

大阪万博公園にて11月23日エコデンレース開催されました。この大会は、4年生が技術指導して、 メンバーは1・2年が中心で参加しました。バッテリ部門 39位(昨年度:27位)/97チーム(12VA4Ahのバッテリ1個)、 乾電池部門 11位(昨年度:11位)/25チーム(単3・1.2V 10個)、バッテリー部門は40分耐久レースです。 12V4Ahのミニバイク用バッテリ1個で体重60kg以上運転者を乗せて走行します。周回数30(昨年度:40周) (1周305m)。9周したところで、パンクしました。小さな穴がタイヤのチューブまであいていました。 10分ほどタイヤ交換についやし、スピードを上げて走行しましたが昨年の結果には及びませんでした。 乾電池部門は30分耐久レースで本校は22周(昨年20/20分)でした。25分までは順調に走行していましたが、 残念ながら、スピードをあげたため30分まで走行できませんでした(消費が計算より多くなたようです)。 (吉本 隆光)

[写真] エコデン車体 (バッテリもまた乾電池部門も同じ車体です)

エコデン車体 (バッテリもまた乾電池部門も同じ車体です)

[写真] みんなで記念写真

みんなで記念写真

[写真] パンクして交換している風景

パンクして交換している風景

[写真] パンク状態

パンク状態

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後期中間試験【応用化学科での自主学習風景】(26日)

12月2日(水)より後期中間試験が始まります。応用化学科では試験二週間前から会議室や実験室を学生に開放し、 学生達が放課後も自主的に試験勉強に取り組めるようにしています。 応用化学科に限らず全学生が教室や図書館などで試験勉強に取り組んでいます。 彼らの毎日の努力が実を結ぶことを期待しています。(牧野 貴至)

[写真] 応用化学科での自主学習風景 (1)

応用化学科での自主学習風景 (1)

[写真] 応用化学科での自主学習風景 (2)

応用化学科での自主学習風景 (2)

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