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神戸高専だより 2007年11月
日本EVフェステバル参加 (3日)
11月3日に筑波サーキットで開催された日本EV(Electric Vehicle:電気自動車)フェス テバル2007に参加しました。このフェステバルは日本で最も規模の大きな電気自動車の祭 典です。研究室のメンバーとエンジンカートを改造した電気自動車を作り上げ、初参加し ました。ジムカーナ方式の電気カートのレースに参加しましたが、結果は残念ながら1回 戦敗退でした。今回の敗因は明らかに練習不足、今後は、電気カートの改良とテスト走行 を重ね来年は優勝を目指します。毎週ではありませんが、日曜日の午後2時からに学校の 前のジェームス山自動車学校のコースをお借りしてテスト走行を行っております。電気自 動車に興味のある方は学内、学外問わず見に来てください。(山本 和男)
レース前の最終整備 |
レースに出場予定の電気カート |
ジムカーナ形式のレースの様子 |
優勝チームと神戸高専電気工学科チームとの記念撮影 |
産学官技術フォーラム'07 パートII (7日)
10月28日の産学官技術フォーラム パートI(ポスター発表会)に続いて、パートIIが 開催されました。内容は、オーラル発表・特別講演・基調講演・パネルディスカッション ・優秀ポスター賞および講演賞授与式です。今年で16回目となる産学官技術フォーラムの テーマは「ものづくりとひと創りのコラボレーション」。産学官、多くの方々にお集まり いただき、大変盛況なフォーラムでした。スケジュールの詳細は 地域協働センターHP をご覧ください。(林 公祐)
パネルディスカッション |
校長挨拶 |
山口会長のご講演 |
表彰式 |
優秀賞受賞ポスター (1) |
優秀賞受賞ポスター (2) |
パソコン甲子園参加 (10・11日)
11/10(土)-11(日)に会津大学で開催されたパソコン甲子園本選に電子工学科2年の学生 が2名参加しました。本選プログラミング部門は予選342チームから選ばれた25チーム(内 高専チームは10チーム)で争われました。競技は難易度の異なる15問のプログラムを4時間 かけて作成するというものでした。本校チームは5問正解しましたが、残念ながら入賞は できませんでした。今回初挑戦の大会でしたが、2年生チームですので来年もう一度チャ ンスがあります。再挑戦して、入賞してくれるものと思います。(若林 茂)
参加した2名の学生 |
会場の様子 |
問題に取り組む本校の学生 |
全国高専デザインコンペティション参加 (16・17日)
全国高専デザインコンペティション本選が11月16日、11月17日と徳山高専主管で、周 南市総合スポーツセンターで開催されました。デザコンは「構造」、「環境」、「空間」 、「ものづくり」の4部門があり、本校は構造部門に出場しました。構造部門では今年は ステンレス薄板とパスタを材料としてそれぞれ1個ずつの橋模型を作って持ち込み、強度 を競うものです。この部門では31校の土木・建築、機械、電気の3、4、5年生、専攻科生 が参加していました。結果は、ステンレスブリッジでは2位の強度でしたが、パスタブリ ッジでは18位とふるわず総合では入賞を逃しました。メンバー(都市工学科4年の8名)は 9月初めより連日深夜まで頑張っていたのですが、いま一歩及ばず残念でした。(中西 宏 )
パスタブリッジの車両走行試験の状況 |
本校模型の載荷試験(ステンレスブリッジ本選) |
電気関係学会関西支部連合大会 (17・18日)
11月17・18日に神戸大学工学部において、電気関係学会の関西支部連合大会が開催さ れました。本校からも多くの講演があり、学生の皆さんは日頃の研究成果を発表されてい ました。また、昨年度奨励賞を受賞した講演を対象に、ポスターセッションが企画され、 本校からも、昨年度電子工学科5年生だった淀川静花さんが奨励賞を受賞されましたので、 その発表も行われました。(小矢 美晴)
第6回メロデイブリッジコンテスト (18日)
第6回メロデイブリッジコンテストが「土木の日」11月18日(日)にJR神戸駅前デュオ神 戸浜の手エリアデュオドームで開催され、昨年に引き続き、都市工学科4年生が参加しまし た。メロデイブリッジコンテストには、大学・高専・工業高校から計6チームが出品し、 大学の先生方による専門審査(配点70%、全体の完成度、構造的特徴、意匠、歩行者への 安全性、音が鳴る原理、経済性)とイベント参加者・通行人による一般審査(配点30%、 音を聞いた印象などの面白さ、橋としての独創性など)が行われました。学生たちは連日 遅くまで居残り作業を続け頑張ってきましたが残念ながら3年連続の入賞とはなりません でした。(宇野宏司)
審査委員長(黒田校長)による開会宣言 |
子ども達も大喜び |
専門家による厳しい審査 |
表彰式 |
製作メンバー(都市工学科4年生) |
第4回学術講演会 (20日)
11月20日(火)に第4回学術講演会が開かれました。講演者は機械工学科の宮本猛先 生で、「難削材の切削と大学野球というタイトルで、発表されました。難削材とは削りに くく、仕上げにくい、磨耗しやすいという特徴のある材料で、加工・仕上げに影響を与え ます。それらの状態を、繊維写真などで詳しく説明され、工具や角度によって、磨耗の仕 方が異なることを示していただきました。さらに、高専では超硬合金を削る研究を進めら れ、FRMと比較し、磨耗の形が異なることなどを写真・画像などで説明されました。また、 大学野球についても大学生と高専生の取り組みの違いを様々な観点から示され、部活動を 通した指導についても語られました。内容の濃い有意義な講演会となりました。(亀屋惠 三子)
講演会の様子 (1) |
講演会の様子 (2) |
講演会の様子 (3) |
講演会の様子 (4) |
講演会の様子 (5) |
講演会の様子 (6) |
「風林火山賞」受賞したことを神戸市立櫨谷中学校へ報告 (21日)
10月の高専便りで、NHKロボットコンテスト近畿大会に出場した際、ロボットに付ける のぼりが評価され、風林火山賞を授与されたことをお伝えしました。そこで、先日、のぼ りを製作していただいた神戸市立櫨谷中学校の美術部の方々に、ロボコンチームリーダー と一緒に受賞の報告に行ってきました。出場校の中でも大変すばらしいのぼりで、多くの 方々に高評価をいただいたこと、風林火山賞を受賞したことをお伝えすると、大変喜んで いただけました。今回のぼりを美術部の方々にお願いするというのはチームリーダーの発 案だったのですが、美術部の顧問の先生、生徒の皆様に快諾いただき、実現しました。大 会では勝ち残れず、全国大会で披露できないのは残念ですが、学生が知恵を出し合い、力 をあわせて作ったロボットに、製作いただいたのぼりをつけて、精一杯戦った今大会。非 常によかったです。(林公祐、小矢美晴)
制作して頂いたのぼり |
試合に臨むロボット【武将と龍ののぼりが神戸高専】(1) |
試合に臨むロボット【武将と龍ののぼりが神戸高専】(2) |
季節の便り (22日)
地球温暖化の影響(?)により、昔に比べて季節の移り変わりが早くなり、春や秋を体感 できなくなっているように思います。しかし、周りを見渡せば木々は紅葉し、短いながら も秋を肌で感じることができます。高専にもたくさんの木々が植えられ、今まさに秋本番 である。そこで、高専内でいろいろな秋を探してみました。(加藤 真嗣)
日本庭園にて (1) |
日本庭園にて (2) |
日本庭園にて (3) |
日本庭園にて (4) |
日本庭園にて (5) |
本部棟前にて (1) |
本部棟前にて (2) |
中庭にて |
エコデンレースに向けて追い込み (22日)
11月に入り急激に寒くなってきました。冷たい風が吹く中、いよいよ始まる「07エコ デンレース(11月23日(金・祝)、大阪・吹田市万博記念公園)」に参加するソーラーカ ー部部員の最後の追い込み作業が夜遅くまで続いています。今年は2部門に参加するため に2台のマシンをフレームから全て作り上げました。現在最後の調整中です。がんばって ください!(早稲田 一喜)
夜遅くまでがんばってます! |
エコデンレース (23日)
11月23日(金・祝)大阪万国博公園(吹田市)にて開催されましたエコデンレースに参加 しました。バッテリ部門:44(昨年50)位/89チーム(12V3Ahのバッテリ1個)、乾電池部門 :11(昨年16)位/21チーム(単三1.5V8個)の結果で順位およびカーの性能も上がりました 。大会前は上位を狙えると思っていましたが、上位の壁は厚かったです。バッテリー部門 は40分耐久レースです。周回数28(昨年23)周(1周309m 時速13kmに相当します)12V3Ahのバ ッテリ1個で体重60kg以上運転者を乗せて走行します。一定速度で最後まで走行できまし た。ゴール時にはバッテリー電気量にまだ余裕がありました。もう少し電流を多くして速 度を上げていればとの反省があります。優勝はチームカンダ(このチームはソーラーカー を含め多くの大会に出場している有志のメンバーで構成されています)50周でした。昨年 の経験からいろいろ改善しましたが、ギヤー比の調整不足等反省点もあります。この苦い 経験を生かして更なるステップを目指したく思います。本校メンバーは2・3年中心で良く 頑張ったとおもいます。また乾電池部門では昨年同様バッテリー部門上位校が参加してい ました。20分耐久レースで本校は11(昨年6)周(時速10km)でした。優勝は大阪市立生野工 業高校で16周でした。この大会は、2〜3年急激にレベルアップしたようで、近畿各府県な らびに沖縄を初め高知・愛知・岐阜・鳥取県からも参加していました。高校だけでなく大 阪府立高専・中日本自動車短期大学や大阪産業大学短期大学部も参加していました。非常 にレベルの高いレースでした。(吉本 隆光)
レース会場 |
ピットで整備中 |
スタート前 |
レースの様子 |
スタート準備 |
レースの様子 |
ゴールの瞬間 |
閉会式 |
レースに参加したメンバー |
生協設立認可 (26日)
今学期の開始の日、10月1日に創立総会が執り行われた本校の生活協同組合ですが、こ のたび正式に兵庫県知事から設立認可が下りました。現在、神戸地方法務局で、登記の手 続き中です。学生・教職員の皆さんには、来年2月頃から、加入申し込みの受け付け手続き を開始します。理事会では、3月の業務開始に向けて多くの課題を検討、実行に移していま す。生協理事会からの案内はこちらをご覧ください。 (一瀬昌嗣)
県知事から設立認可 |
試験期間中の図書館 (29日)
「後期中間試験第2日目、図書館の様子を覗いてみましょう。図書館前の複写機前には 行列が。今ごろ、皆で情報交換とは、ちと手遅れではないかい。だいたいコピーで済まそ うという姿勢がいかん。ワシの若いころはコピー代が高くて、何でも手で写したもんだ。 ブツブツ....(写真1)。図書館司書の方に伺うと、やはり試験前のコピー行列の声がう るさくなるのが問題とのこと。注意しましょう!一方、図書館内の雰囲気は普段と異なっ ている様子。真剣な面持ちの人、ノートを前に相談しているグループ(声のトーンは抑え てね。)、ちょっと仮眠している人も(写真2,3)。図書館から見える中庭の紅葉は今年 は急に冷え込んだせいか、ことに美しいです(写真4)。風邪を引かぬよう、あと4日間が んばってください。」(町田吉隆)
頭の中はコピーできませんよ! |
3人寄れば文殊の知恵 |
心地よい緊張の中でがんばります |
図書館中庭(上空から) |