神戸高専だより　2007年6月

親子で楽しむロボット教室（3日）

神戸市立青少年科学館で『親子で楽しむロボット教室』が行われました。教室の内容は『梵天丸』という 簡単な二輪駆動ロボットを作るというもので、午前中はロボットの組み立てを行い、午後はパソコンで ロボットのプログラミングを行いました。参加者は最後にちょっとした競技を行い、自分たちの作った梵 天丸の性能を競い合い楽しみました。神戸高専ロボット工学研究会の学生もボランティアとして参加しており、 普段は学校で教えられる側の学生達が子供たちにロボットの面白さを教える側となるいい機会となりました。 （早稲田 一嘉）

説明を真剣に聞いている受講生	お兄さんに教えてもらいながらの製作	どんな風にプログラムするの？
うまく走るかな？？	プログラムが完成し、いざ書き込み！	思い通りに走った！！

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編入生対象学校見学会（24日）

あいにくの雨の中、12名の高校生の参加者を集め、編入学見学会が行われました。 10時から専攻科棟講義室に集合し、副校長の話やスライドによる学校紹介及び説明を受けました。 その後神戸高専に過去に編入学した在校生との座談会では受験勉強のことから高専入学後のこと等 様々な質問があり、在校生が丁寧に答えていました。その後、図書館、学科ごとに施設見学をして 終了しました。参加者の皆さん、天気の悪い中見学お疲れ様でした。”生”で神戸高専を見て少な からず参考になったと思います。（早稲田 一嘉）

教務主事によるあいさつ	スライドによる学校紹介	座談会
施設見学(図書館)	施設見学(実習工場)	アンケート記入

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学術講演会（29日）

今月の講演者は電気工学科の山本和男先生。「雷が風力発電に及ぼす影響」がテーマでした。 16:30からと、8時限終了後の遅い開始にも拘わらず、熱い講演に立ったまま聞き入る聴講者も 見られる盛況でした。クリーンでスケールメリットのある風力発電に大きな障害を与えるのが雷。 ヨーロッパで発達した技術は、春雷や夏の熱雷に加え、日本海側で起こりやすい冬の雷まで揃う日本の気象条件に、 現状では対応できていないとのこと。ブレード（1枚約5000万円！）が破損すれば、経済面だけでなく、 人的被害も出かねないこと、制御系・電気系へのダメージも大きいことが、グラフや非公開の写真まで用いて、 わかりやすく説明されました。このような障害に対処するためには、どのような理由で雷による障害が起こるのかを 調べる必要があります。そのための縮小実験や電磁界解析など山本先生が研究されたしくみの一部が紹介されました。 講演後、機械工学科3年生が質問するなど活発な質疑がありましたが、惜しくも時間が来て散会となりました。 なお、本講演会は山本和男先生の学位取得記念講演会でありました。（町田吉隆）

風力発電の現状を紹介	発電量と羽根の大きさの関係を説明	講演会場の様子
稼動している風力発電システムの紹介	雷がシステムに与える影響を説明	雷の影響を解析する方法を説明

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生協見学会（14日・30日）

神戸高専では、学校構成員の福利厚生を充実させるため、生活協同組合を設立し、 平成20年4月からの営業開始を目指して、教員・事務職員・学生、計21名からなる生協準備委員会を組織し、 大学生協神戸事業連合のご協力の下、設立準備を進めています。その一環として、準備委員会メンバーを中心に、 14日(木)に神戸市外大生協、30日(土)には奈良高専生協の見学会を実施しました。両日とも、店長のご案内による 店舗見学をさせて頂いた後、店舗運営、組織運営、会計関係等のご説明を頂きました。当方との質疑にも丁寧に 応じてくださり、神戸高専生協設立のための貴重な情報を得ることができました。また、食堂メニューの試食も させて頂くことができました。奈良高専では、学生で組織する「生協学生同好会」の皆さんに、日常の活動を ご紹介頂き、生協という場で、生活向上のために、学生にでも有意義な活動ができることを教えられました。 参加した教職員はもとより学生にとっても、学ぶことの多い見学会でした。（一瀬 昌嗣）

専務理事の説明を聴く(神戸市外大)	書籍・購買部(神戸市外大)	食堂メニュー(神戸市外大)
購買部(奈良高専)	店長の説明(奈良高専)	生協学生同好会の紹介(奈良高専)

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