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- 2007年5月
神戸高専だより 2007年5月
春の学年学科行事(11日)
初夏のような天候の中、春の学年学科行事が行われました。各学年・学科それぞれ、 いろいろな施設へ見学に行きました。
- 2年生:嵐山・嵯峨野
- 3年生:神戸市立博物館・神戸海洋博物館・カワサキワールド
- 4年生:マンダム(機械工学科)、大飯原子力発電所(電気工学科)、 三菱電機姫路製作所・グローリー(電子工学科)、日本精化(応用化学科)、 兵庫県立 人と自然の博物館・青野ダム・武庫川治水事業(都市工学科)
- 5年生:神戸地方裁判所・大倉山公園(機械工学科)、パナソニックセンター大阪(電気工学科)、 神戸ゆかりの美術館(都市工学科)
- 専攻科1年生:シスメックス・新キャタピラー三菱
- 専攻科2年生:神戸市建設局西水環境センター・松下エコテクノロジーセンター
■■■ 3年生 ■■■
昨日までの悪天候がうそのように晴れ渡った天気の中、神戸市立博物館では ''大英博物館ミイラと古代エジプト展''を、神戸海洋博物館・カワサキワールドでは 川崎重工の歴史的な機械製品を体験型展示を中心に童心に帰って(?)見学してきました。 (早稲田 一嘉)
神戸市立博物館にて |
神戸海洋博物館にて |
展示バイクに乗る学生 |
初代新幹線 |
展示されている電車の座席に座る学生 |
機械工学科の集合写真 |
■■■ 機械工学科 4年生 ■■■
機械工学科4年生は株式会社マンダムの福崎工場へ工場見学に行ってきました。 はじめに会社概要のビデオを見たあと、福崎工場の説明を聞きました。その後、工場内のヘアーカラー、 エアゾール、フェイスペーパーなどの生産棟や水処理施設を見学しました。見学後の質疑応答では 学生が積極的に質問をしていました。また,最後に3名の本校機械工学科卒業生の方に 4年生へアドバイスをしていただきました。見学した学生にとって貴重な体験になったと思います。 (石崎 繁利)
工場見学にあたり諸注意を受ける学生 |
■■■ 電子工学科 4年生 ■■■
午前中に三菱電機姫路製作所、午後にグローリーの工場見学に行ってきました。 三菱電機では、見学後に多くの意見が飛び交い、普段聞けないことまでお話いただきました。 グローリーでは、普段見ることのできない硬貨の識別や紙幣の表裏反転などの原理を見せていただき、 貴重な経験をさせていただきました。(小矢 美晴)
三菱電機姫路製作所にて |
■■■ 機械工学科 5年生 ■■■
機械工学科5年生は、神戸地方裁判所を見学しました。現役の裁判官、事務官の方々より、 裁判の流れと裁判員制度の概要をわかりやすく説明していただきました。また、実際に裁判を 傍聴させていただきました。この行事は,これから成人し、社会にでようとする5年生たちにとって、 大変貴重な経験となりました。(林 公祐)
神戸地方裁判所 |
法廷 |
法廷での記念撮影(M5D) |
法廷での記念撮影(M5C) |
■■■ 電気工学科 5年生 ■■■
今回の電気工学科5年の学年学科行事は「地球環境」をテーマとしたため、 環境との共存を謳っている松下電器産業(株)を選びました。社内見学では、地球環境への影響を 減らしながら生活の質を高める製品やサービスを提供することで、新たなくらしを追求している ことを学びました。社内見学後、天満橋近辺の土佐堀川を船から見学し、学生達と地球環境の 大事さを再認識致しました。(山本 伸一)
パナソニックセンター大阪での集合写真 |
遊覧船による観光 |
野外活動(11・12日)
1年生は国立淡路青少年交流の家にて1泊2日の野外活動を行いました。初日は雄大な自然の中で ホステリングを行いました。自然に触れたことで愛護の気持ちが芽生えたのでしょう、学生たちが 積極的に海岸でゴミ拾いをしていました。交流の家では規律ある団体生活が求められており、 学生たちは紆余曲折あったもののその重要性を理解したようでした。二日目にはカッターと砂の造形を行い、 力を合わせて行動することでお互いの親睦がより深まったように見受けられました。 学生達が本校を代表する学生として成長していくために、かけがえのない二日間であったと思います。 (牧野 貴至)
集合写真 |
ホステリングの様子 |
力をあわせてカッターをこぐ学生 |
砂浜で造形をする学生 |
NHKロボコン校内選考会(23日)
14:50からホールにて、NHKロボットコンテストへ参加するチームを選考する校内選考会が行われました。 校長のあいさつに続き、今年度の競技内容の説明が行われました。その後、応募した3チームによるアイディアの 紹介があり、選考委員からの数多くの質問に戸惑って、うまく回答できない学生も見られました。選考委員による 厳正な選考の結果、近畿大会に出場する2チームが選ばれました。全国大会出場だ!!(加藤 真嗣)
スケジュール説明 |
競技内容の説明 (1) |
競技内容の説明 (2) |
競技内容を真剣に聞く学生 |
アイディア発表 |
簡単な実物を使ったアイディアの実演 |
授業公開(26日)
本校学生の保護者の方々を対象に、授業公開が行われました。当日は晴天に恵まれ、非常に多くの方々に ご来校いただきました。実験・実習などの授業もあり、神戸高専ならではの雰囲気を感じていただけたことと 思います。また、ソーラーカーやレスキューロボットの見学では、開発に携わっている学生ら自身から保護者の 方々へ説明があり、その実演では大きな拍手をいただいていました。食堂も行列ができる盛況ぶりでした。 日頃学生が学んでいること・学生生活を知っていただくよい機会になったと思います。(林 公祐)
受付の様子 |
授業見学の様子 |
レスキューロボットの見学 |
ソーラー自転車について説明を受ける |
エコデンカーについて学生に質問をする |
ホームルームの見学 |
学術講演会(30日)
16:00より一般科棟視聴覚教室にて、本年度第1回学術講演会が行われました。機械工学科の西田真之先生の講演で、 題目は「物の中にひそむ力、残留応力を探る」でした。講演では、構造物に潜んでいる目に見えない力である"残留応力"を、 エックス線や中性子線を使って測定する方法などについて紹介がありました。講演後の質疑応答では、「エックス線は 人体には悪影響を及ぼすけど、構造物には影響を与えないの?」などの質問があり、わかりやすい回答に参加者全員が 納得した様子でした。(加藤 真嗣)
講演の概要の説明 |
エックス線を発見した装置の説明 |
構造物の原子についての説明 |
中性子線の説明 |
測定する構造物の作り方を説明 |
波長に関する質問に答える様子 |