電子工学科の専門科目


科目名

 プログラミングT【2年・必修・通年・2単位】

この授業の目的と概要

 この授業では、アルゴリズム・データ構造といったプログラムを作成する上で必須となる プログラミングの基本的な考え方を身につけることを目標にしています。そのために、 一人一人の学生がコンピュータを直接使用できる環境が整えられた総合情報センター内の演習室を使用して授業します。 プログラミングの細目に関する講義と、その講義内容に基づいて実際にプログラムを作成する演習を含めた 総合的な授業構成となっています。具体的には、プログラミングを学ぶための教育用言語として広く知られている C言語を用いたプログラミング演習を通して構造化プログラミング技法を身につけます。
 この授業は、教員が一方的に講義を行うのではなく、 講義内容に基づいた各種アルゴリズムやデータ構造に関する多くの例題が提示され、 個々の学生はそれらの例題を自分のコンピュータを使って自らプログラムを考えながら取り組むことによって プログラムに関する基礎知識やプログラミング手法を身につけていきます。 教員は、授業中に各学生の演習の様子を見守りながら、個々の質問に答えたり、 適切なアドバイスを与えたりしながらのきめ細かな授業を実践しています。

授業の様子

[写真左]プログラム内容についての講義の様子 [写真右]課題のプログラム作成に各自真剣に取り組んでいる様子
【写真左】 プログラム内容についての講義の様子
【写真右】 課題のプログラム作成に各自真剣に取り組んでいる様子

授業担当者から一言

 プログラミングTは、電子工学科での情報教育の重要な基礎科目として位置づけられ、 大部分の学生たちにとっては、本格的なプログラミングを学ぶ最初の授業になると思います。 このため、プログラミングに対してまず興味を持ってもらい、 面白いと感じることで積極的に授業へ参加できる環境作りを大切にしています。 特に、演習の時間には個々の学生の理解度を適切に把握することに細心の注意を払い、 一人一人の質問に答えたりアドバイスを与えたりしながら楽しく授業を進めています。