科目名
化学工学II【4年・必修・通年・2単位】
この授業の目的と概要
化学製品を製造する場合、まず「どのようなものを作るか」を考えます。工場で実際に製造することが決まると、
「どうやって作るか」を考えなければなりません。この「どうやって作るか」を担うのが「化学工学」です。
化学製品の製造は、主に化学反応を行い、不要物を取り除く工程で成り立ちますが、その工程ごとにおける反応温度や
反応器圧力の管理も必要になります。これらの操作や設計を行うための基礎を学びます。
化学工学IIでは、「抽出」、「熱の移動」、「乾燥」および「反応装置の設計」について学びます。
授業の様子
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【写真左】 抽出の実験装置
【写真右】 大気圧の50倍で使用できる実験装置
授業担当者から一言
化学工学で学ぶことは、化学製品を製造する分野以外にも応用されます。例えば、インスタントコーヒーは「乾燥」の
技術がなければ生産できないものです。このように「化学工学」は様々な分野で必要とされています。